では、どうぞ!
シグナムとの模擬戦から半年が過ぎた。
あれからは管理局と学校との両立で精一杯だった。あ、でも、夏休みにはなのは達と集まってお互いの町で花火大会に行ったりしたっけ。あのときは楽しかったな~なのは達の町もいいところだったし。花火大会の後は、フェイトの家に泊まってみんなで遅くまで話したりして本当に楽しかった。
また来年も行きたいな。
てなわけで今は10月の末、つまり世間ではハロウィンの時期だ。世間ではね・・・
俺達もハロウィンに日にみんなで集まる予定だったんだけど、俺となのは達は急にリンディさんに呼び出された。
「本当にごめんなさい皆さん。せっかくのハロウィンなのにね。」
「謝らないでくださいリンディさん。また来年もありますし。それで、今日は何かあったんですか?」
「ありがとうなのはさん。今回は・・・この件で皆さんをお呼びしました。」
すると、みんな頭上に大きいモニターが表示される。そこには、破壊されたビルが映っていた。
「これは3日前にミッドチルダで起きた銀行強盗爆破事件の映像です。この事件で犯人達は、銀行に保管されたいた現金を全て強奪、制圧のために出動していた管理局の魔導師8名に重軽傷を負わしてさらに、逃走の際に時限爆弾で銀行を破壊、ですが幸いにも全員避難した後だったので死者はでませんでした。犯人達は逃走したんだけど今日の朝管理局が逃走先を発見。そして、第二の事件が起こらない内に上は早急な逮捕を決定。犯人達が全員高ランク魔導師ということもあり、こちらも相応する戦力が必要なため、皆さんをお呼びした、というわけです。」
「犯人達はどこに逃走したんですか?」
「ミッドから離れた工場の廃墟跡です。」
「犯人達の人数は?」
「銀行にいたのは11人よ。でも、逃走際隠れていた人達が援護に入ってきたため、少なくとも15人以上と推定しています。」
「なるほど・・・」
リンディはユーノ、銀矢の質問に答える。すると、この場にいなかったクロノから緊急の通信が入る。
「みんな聞いてくれ。実はさっき奴らから通信があってね。それによると、奴らは有名なテロリストの傘下であるということが分かった。奴ら全員は管理局に恨みがあるらしく意志は統一されていると思われる。傘下とはいえ危険の思想を持っていることは確かだ。こちらもギリギリまで調査を続けるが現地に出動する人は十分注意してくれ。」
そう言ってクロノからの通信は切れた。
「皆さんそういうことですが、この件承諾してくれますか?」
「はい!もちろんです!」
「私もOKだよ母さん。」
「うちらも行けます。私はあんまり役に立てへんと思うけど。」
「僕も行けます。」
「ユーノと同じで僕も行けます。」
そして、俺も・・・
「はい!」
「皆さん・・・本当にありがとう!ですが、傘下とはいえ管理局との戦闘なので管理局のブラックリストに載っている犯罪者も潜んでいるかもしれませんので最大限注意して下さい。では、出発は2時間後、アースラで向かいます。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
出発までの時間俺達はアースラの中で待機していた。
「俺にとって初めての本格的な作戦か・・・」
「大丈夫だよ聖弥。みんなもいるし!」
「そうだな、ありがとうフェイト。」
「皆さん!作戦が決まったのですいませんがこちらに集まって下さい!」
とエイミィとリンディさんそしてクロノが来た。
「では、全員集まったので今回の作戦を発表します。こちらの人数はこちらの11人含めて、武装隊の航空武装隊・陸士部隊その他バックヤードの方々を含め約40数名です。こちらは基本的にこのメンバーで何人かのグループに別れて行動し、敵本拠地に突入します。他の武装隊はこちらが突入するとともにに3手に別れて敵の各個撃破を目指します。それで、グループの割り振りなんですがこちらの方でクロノ執務官を決めさせていただきました。まず、A班はなのはさん、ユーノさん、クロノ執務官の3人です。いいですか?」
「「「はい!」」」
「続いてB班、フェイトさん、ヴィータさん、はやてさん、聖弥君」
「「「「はい!(おう!)」」」」
「最後にC班、銀矢君、シグナムさん、ザフィーラさん。」
「「「はい!(了解した)」」」
「シャマルさんは後方支援の方々と前線のサポートを。」
「分かりました。」
「突入の経路ですがまずここ、この正面の入り口を破ってエントランスホールには3つの通路があります。正面からはB班、右側からはA班、左側からはC班でお願いします。その後、武装隊のメンバーも突入し3手から同時に進入し最深部もあるここを目指してもらえます。ここに敵の幹部がいる可能性が大きいので」
「そこにやつらの他に援軍がいる可能性は?」
「それについては、すみませんが捕捉できていないんです。」
「了解した。」
「・・・・・」
「・・・・・」
「どうしたん?聖弥君、銀矢君?」
「ああ、いや・・」
「なんでもない・・よ・・」
目的地へ向かう途中、
「聖弥、君はさっき何を考えていたんだい?」
「銀矢・・いや、おかしいなっと思ってね。」
「やっぱり君も気になるか。おそらく考えていたことは同じだろうな。」
「「やつらの潜伏先が見つかるのが早すぎること。」」
「だよな、奴らは逃走のときに仲間を隠しておく周到さがありながらたった3日足らずで潜伏先を管理局に突き止めさせた。それに奴らが奪った現金の行き先も・・・あきらかに不自然だ。」
「ああ僕も同感だ。まるで、僕達を誘いだしたかのようだ・・・」
「どうする?リンディさんに言っとく?」
「いや、もう作戦は決定している。今から言って指揮系統を乱すべきじゃない。それにこのメンバーなら大体の自体には対応できるしね。」
「うん、そうだな・・・」
「さて、もうすぐ到着だよ聖弥、気を引き締めて行こう!」
「ああ銀矢、この件が終わったらまたどっか出かけよう。」
「いいね、絶対に行こうね。」
この判断が今から数時間後の未来を大きく変えることになるなんてこの時の俺と銀矢はまだ知らなかった。
そして、俺達は工場の廃墟跡に到着した。
「よいか!奴らは大罪を犯した者達だ!管理局の名においてかの者らを必ず逮捕しなければならない!」
今回の作戦の指揮官が演説をしている。なにか古臭いけど確かにそうだ。奴らをこのままほうっておけばまた必ず新たな犯罪が起こる。それだけは絶対に阻止しないといけない!
「おい、聖弥ぼさっとすんなさっさと行くぞ。」
「うん、ヴィータ」
「さっきから何か考えてるけどどうしたの?」
「いや、別の気にしないで。」
「こっちにははやてがいるんだ。バリアジャケットの装着してるとはいえ、まだ足は完治してないんだ。ばさっとしてはやてに怪我でもさせたら承知しねえぞ。」
「うちは大丈夫。心配あらへんよ。」
「ごめん、気をつけるよ・・・じゃ、行こうか!」
「「「うん!(おう!)」」」
俺にとって初めての大規模作戦の火ぶたが今切って落とされようとしていた。
今回はきりがいいのでここで終わります。
すぐに書ける思うのでお待ちください。
次回はまた戦闘シーンです!
では、また次回・・・