青雷の軌跡   作:遊吉

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どうも!
そろそろ前書きのネタに苦労してきている遊吉です!


今回は聖弥にとって2度目のクリスマスです。

では、どうぞ!


2度目のクリスマスは何色?

 

「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!・・・ふうう・・・こんなもんかな?」

 

俺は今家の庭で、竹刀一本を使って素振りをしていた。俺はまだ剣術が未熟だ。だから、退院してからは積極的に素振りをしている。そのおかげでだいぶ2ndモードと3rdモードの腕も上がったし多少筋肉も付いた。

 

「よし、次は・・・二本使おうか。」

 

3rdより2ndの方が使う機会は多いから重点的に竹刀二本を使って練習している。

僕は右利きだから右手の竹刀は左手のより大きいものを使っている。こういうのなんていうんだっけ?小太刀二刀流?二天一流?だっけ!ま、いいや。

 

「えい!やあ!ええい!どりゃー!えい!・・・・・・」

 

それからずっと素振りや技の練習をしていた。でも、もう12月の中旬だから最近はもう寒くなってきたからあんまり朝早く起きて練習するのは難しいかな~。

 

「聖弥~、フェイトさんから電話よ~」

 

「分かった~すぐ行く~」

 

 

 

「もしもし、フェイト?」

 

「あ、聖弥。朝からごめんね。」

 

「うんうんいいよ。それで、どうしたの?」

 

「あ、はやて達がもうすぐクリスマスだから明日みんなでパーティしない?って誘われたんだ。みんなイブとかは仕事がはいってるらしいから早めにやるらしいんだ。それで、聖弥は明日大丈夫そう?」

 

「明日か~~・・・うん、大丈夫。予定は入ってないよ。場所は?」

 

「はやての家だよ。あ、時間は5時からだから。」

 

「OK。じゃ、また明日ね。」

 

「うん、じゃあね聖弥。」

 

 

 

 

 

 

 

そして、明日になった。

俺は転送魔法で海鳴市まで行き途中からは徒歩ではやての家へ向かった。が・・・・・

 

「急がないと!遅れる!!」

 

『あなたが忘れ物をしたからです。さ、速く走らないと。』

 

「お前・・・お前は走らなくていいからって!」

 

『おや、あなたに忘れ物の存在を教えたのは誰でしょうか?』

 

「うっ・・・ああもう!分かったよ!」

 

俺は急いで走っていた。それで前に来たときに通った路地裏に入った。狭いがはやての家にはかなりの近道になる。

 

しかし・・・

 

「よし・・・はあ・・もう少しだ!ここを抜けたら・・!うわっ!」

 

もう少しで路地裏を抜けるところまでいったとき急に誰かが襲いかかってきた。

俺は慌てて避けたが頬に傷を負った。だが、血が流れるほどじゃなかった。

 

「くっ!誰だ!」

 

俺を襲ってきた相手はフードを被っていて顔はよく見えなかった。だが、体は細身だった。

 

「・・・・・」

 

俺の質問に答えず持っていたデバイスらしきものを構え俺に向き合う。

 

「どうする、レイ?」

 

『ここで魔法を使うわけにはいけませんが、仕方ありませんね。ですが、一応リンディさんに連絡しておきましょう。』

 

「うん。」

 

俺はレイの言う通りリンディさんに通信を入れた。

 

「分かったわ聖弥君。こっちからもクロノを向かわせます。」

 

「いえ、俺一人でなんとかします。もうそろそろパーティが始まるころなんで。今さら中止になんかできませんよ。それとあと、これで俺にどんなことがおきてもなのは達には連絡しないでください。」

 

「・・・・・分かりました。ですが、十分気をつけて。こちらからもモニターで見ていますから。応援はすぐに向かわせます。」

 

「了解です。レイ!」

 

『了解。』

 

レイはそう言って周囲に結界を張る。

 

「さて、やりますか・・・」

 

俺はセットアップしレイを構える。

 

相手はまだ何も言わずこっちを見ている。

 

数秒の沈黙が流れた後、

 

「うおおお!」

 

「・・・・・!」

 

俺と相手はぶつかる。つばぜり合いは俺が勝ち相手は後方に吹き飛ぶ。

 

「よし。もう一撃!」

 

俺は追撃をいれるべく高速で接近する。が、

 

「くっ!あっぶな!」

 

攻撃する瞬間また相手の後方から二つの影が現れた。俺はその攻撃をギリギリでかわし距離をとる。

 

「3人か・・・さっきまで戦ってて分かったけど多分一人一人の戦闘力はそんなに高くない。でも、数が増えたらちょっとまずいね。」

 

『ですが、今のあなたなら大丈夫。ですよね?』

 

「ああ。行くぞ!」

 

俺が地面を蹴ったのに反応して3人も接近してくる。俺は一対多数に向いている2ndモードで応戦する。

 

キン!キン!キン!キキン!

 

とデバイス同士がぶつかる音だけが響く。

 

「くっ!やっぱりこの狭い通路での戦闘はちょっと厳しいね・・・」

 

『はい。ですが、今のところはこちらが優勢です。この調子でいきましょう。』

 

実際俺は3人の連携攻撃になんとか対応して互角に戦っていた。剣術の練習をしていなかったらここまで戦えていなかったね。

 

「でも、このままじゃこっちが不利だ。一気に決めよう!」

 

『OK。カートリッジロード。』

 

レイからカートリッジが噴出する。

 

「うおおお!!」

 

ブルーライジングでさっきよりも高速で接近し、その勢いで一人を攻撃し壁にぶつける。どうやら気を失ったようだ。

でも、安心するのはまだ早い。まだ、二人残っている。

まだ言葉を発さないから段々気味が悪くなってた。

 

すると、残り二人のデバイスが赤く光り魔力を帯びた。

 

『気をつけてください!』

 

「うん、分かってる!うおお!!」

 

相手が突撃してきたから俺もそれに合わせて応戦する。また打ち合いになるが人数が減ったから分はこっちにある!

 

「やっぱり!一人減ったから連携が甘くなってる!このままいく!ダブルスラント!!」

 

俺はダブルスラントを二人にぶつける。が、一人しかクリーンヒットせずにもう一人はまだ立ち上がった。

 

「もうお前らに勝ち目はないよ!おとなしく投降しろ!」

 

「ガガガ・・・ジジ・・ザザ・・・・」

 

「ん?何か言った?」

 

「ニンム・・・スイコ・・ウ・・」

 

「任務?」

 

相手はそれ以上答えずまた突撃してくる。

 

「まだくるのか!うおお!!・・くっ!さっきより重い!でも、こっちだって負けられないんだ!」

 

俺は体勢を立て直し、再び接近する。

そして、右手の剣を相手に向けて振り下ろす。相手が受け止めると予測して受け止めたところを左手の剣で一撃を入れる作戦だ。

 

が、

 

「うそだろ?!もろに受けた?!」

 

相手は俺の初撃をデバイスで受け止めず左手で受け止めた。もちろん、俺は受け止められる前提で攻撃をしたから力はかなりこめて攻撃した。当然、相手の腕は切れ吹き飛ぶ。

そして、俺は動揺したところを突かれ相手が右手で持っていたデバイスで腹部を貫かれる。血が地面を赤く染める。

 

「ぐわあ!!!うっ・・このおおお!!!」

 

俺は思いっきり相手のデバイスを叩き切り、距離を多めに取る。

 

「うおお!!はあ・・はあ・・嘘・・だろ。相手の腕切っちまったよ。・・」

 

『あなたの腹部も貫かれているんですよ!大丈夫ですか?!』

 

「ああ・・・なんとかね・・・。くっ・・・ちょっとみえはっちゃったかな・・・かなりやばいよ今。でも、あともう一撃だけ!」

 

『・・・了解。』

 

「うおおお!!」

 

俺は動きが鈍くなっている相手にスラントを放つ。

 

見事クリーンヒットし相手は動かなくなる。

 

「うすうす思っていたけど・・・はあ・・はあ・・こいつらって・・」

 

『はい。十中八九人間ではありません。』

 

「やっぱり・・か。どうする?リンディさん応援がくるまでまとっか・・・」

 

『ええ、それがよいかと。ですが・・・あなたのほうは大丈夫ですか?かなり傷は深いと思いますが・・・』

 

「う・・ん。結構きてるね・・・立ってることさえもやっとだよ。でも、」

 

俺は倒した相手のほうを見る。

 

「こっちの方も警戒しとかないとね。とどめは刺していないんだ。いつたち上がるか・・くっ!?」

 

俺は再びレイを構えた。なぜなら、最初に倒した二人が立ち上がったからだ。俺はかなり傷が深いから再び戦いが長引いたら確実に負ける・・・

でも、向こうの方も動きがかなり鈍きなっている。

 

二人は周囲を確認したあと、俺の方へ向かってきた。

 

「来るか・・・うおお!・・・?!」

 

だが、二人は目もくれずに俺の後方に向かった。そして、なにやら地面をつついている。

 

「何をしてるんだ?まさか、血?」

 

どうやら、俺の流した血を採取しているみたいだ。そして、俺の血を少し採取した後は去って行った。

 

「はあ・・はあ・・一体なんだったんだ?」

 

『分かりません。ですが、何か嫌な予感がします。』

 

すると、そこへ遠くから魔導師が何人か来るのが見えた。

 

「よかった。これで・・・・・・」

 

俺の記憶はそこで途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う・・ん・・ここは?」

 

俺はどうやらベッドで寝ているようだ。すると、

 

 

「アースラの病室よ。聖弥君。」

 

「あ、リンディさん。あ!あの後どうなりました?」

 

「あなたが倒した人・・いえ、ロボットは管理局が回収して今は解剖して調査中よ。」

 

「そう・・ですか。」

 

「それにしてもあなたまた運が良かったわね。腹部の貫通してたのに今はもう傷口はほとんどふさがってて動けるわ。傷が浅かったからかしら。」

 

「ありがとうございます。治療してくれた人にありがとうございます、って言っておいてください。あ!リンディさん、パーティは・・・」

 

「ちょっと遅いけど、うん、まだやってるわ。いってらっしゃい。でも、無理はしてはいけませんよ。」

 

「はい、分かってますよ。じゃ、いってきます。」

 

 

 

俺はそのあしではやての家へ向かった。

 

 

 

「あ!聖弥君!待ってたよ!」

 

「いらっしゃい聖弥君。なんやずいぶんおそかったな~」

 

「あ、なのはにはやて・・・ごめん、ちょっと色々あってね。」

 

パーティはまだ続いていて盛り上がっていた。俺はみんなに謝った後はやての家の庭の隅で星を眺めていた。

 

「大変だったな聖弥。」

 

「あ、クロノ・・・話はリンディさんから聞いたの?」

 

「ああ、それにしてもまた無茶をしたな・・・はらはらしてたんだぞこっちは。」

 

「ごめんごめん、みんな折角パーティを楽しんでるんだ。邪魔しちゃ悪いよ。」

 

「な・・・はあ、全く君らしいよ。」

 

「ま、これからは無茶は控えるようにするよ。」

 

「するだけ、だろ?」

 

「うっ・・・」

 

「だが、本当に気をつけてくれよ。フェイトをあまり心配させるな。」

 

「うん、分かってるよ。みんなにも心配かけちゃったんだよね・・・。え?なんでフェイトだけなの?」

 

「な?!あ・・・そうか・・いや特に理由は無い。」

 

「え?ま、いいや。一仕事したからおなかすいちゃた。はやて~チキンとか余ってる~?」

 

「余ってるよ~」

 

「じゃ、クロノ。今回心配かけちゃってごめんね。」

 

そう言って俺ははやての方へ向かう。

 

 

「そりゃ心配もするさ。フェイトが君を・・・これは君自身が気付くことだ。ふふ・・・未来の弟よ。」

 

 

クロノのそんな発言があったとはしらない俺ははやてが用意してくれた料理を堪能していた。

 

「やっぱはやての料理はおいしいよ!ありがとね!」

 

「ありがとうな聖弥君。あと、今聖弥君が食べてるその料理はフェイトちゃんが作ったんよ。」

 

「あ、そうなの?ありがとうフェイト。超おいしいよ。」

 

「え!あ・・いや・・その・・どういたしまして!」

 

「??どしたの?」

 

「な、何でも無いよ!あ!聖弥!これも食べて!」

 

「お、おいしそうだ!いただきます!」

 

 

 

そんな感じで俺の魔法と出会ってから2度目のクリスマスは過ぎていった。

 

でも、これが後で起こるあの事件につながるなんてこのころは思いもしない俺だった・・・

 

 

 

 

 

 






物語が進むにつれ聖弥の成長に心を躍らせております。


お気に入りもちゃくちゃくと増えてきて執筆する度に緊張が増してきていますが頑張って書きたいと思います。


では、また次回・・・
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