青雷の軌跡   作:遊吉

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皆様、本当に本当にお久しぶりです。
遊吉です。


まず、最初に皆様に謝らなければなりません。

私は現在二つの小説を執筆しております。しかし、前回の更新は約3年半と大きく間が空いてしまいました。

加えて、頂いた感想の返信で「番外編を3月までに書きたい。(2015年時点)」と言いましたが、このような形となってしまいました。

申し訳ありません。

詳しいことは後書きの方で説明いたします。もうしばらくお付き合いをお願いします…。




番外編: 決意

 

嫌だ。

 

 

その話を銀兄から聞いたとき私はそう思った。いや、ちょっと違うな…そう思いたかった。

 

 

 

それからの数日間、私は自分の部屋に閉じこもり泣いた。部屋からもほとんど出なかったからご飯もあんまり食べていなかったと思う。

 

だからお父さんや銀兄、ギン姉にはいっぱい迷惑をかけた思うな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「聖兄……」

 

 

 

 

私は、自分のベッドに寝転がってその人の名前を口にする。

 

 

 

川原聖弥。それが彼の名前。

 

 

聖兄との出会いは、銀兄の怪我のお見舞いで病院に行ったときだった。

 

最初はそのときの私が人見知りだったということもあってあんまり話すことが出来なかったけど、時間が経つにつれて聖兄がいい人って分かってきた。

そして、いつの間にか聖兄って呼ぶようになっていたっけ。

 

聖兄は優しくいつも笑顔で接してくれたのを今でも覚えてる。

 

 

 

そんな聖兄がいなくなった。

その事実は当時の私には重すぎたんだと思う。

 

 

 

 

 

部屋に閉じこもって数日後、私の目にある物が映った。

 

それは、聖兄が私にくれたぬいぐるみ。

私が聖兄の家に泊まりに行ったときにゲームセンターで聖兄が取ってくれたぬいぐるみ。聖兄と離れたくなかった私にくれたんだ。

 

いつも枕の近くに置いて寝ている。

 

 

そして、それと同時に私はそのとき聖兄が言ってくれた言葉を思い出す。

 

 

「それを俺の代わりと思って!」

 

 

 

聖兄の代わり??

 

 

そのときは聖兄がくれたものだから喜んだけど、その言葉の意味がやっと分かった気がした。

 

 

 

 

その瞬間、私の目からはまた涙がこぼれてきた。

 

でも、その涙は前までの悲しみの涙じゃなくて、聖兄が近くにいると思ったときの喜びの涙だった。

 

大切な人が自分の近くにいると知ったときの気持ちは今でも覚えてる。

 

 

 

 

次の日からは銀兄達とも普通に話せるようになった。

皆でお話したり笑ったりと、いつもと変わらない日常を過ごした。

 

 

 

 

 

 

聖兄がいなくなってから3年後、私は銀兄の友達のなのはさんとフェイトさんに初めて会った。

銀兄が私とギン姉のことを話したらなのはさんとフェイトさんが「会いたい!」って言ったみたい。でも、なかなか皆の予定が合わなくて、やっと会えた。

 

 

 

なのはさんは、しっかりしていて、でもどこかぽわ~んとしてたり、フェイトさんは、とても優しくてちょっと過保護過ぎ、って思ったり…。

はやてさんもその場にいたけど、前に何度か会ったことがあるから普通に話をしてたな。

 

 

 

 

 

それから二人とは通信でやり取りをした。

特になのはさんとは頻繁に連絡を取りあってたっけな。初めて会った後すぐに家にお邪魔しちゃったりもした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その一年後、私は“あの日”を迎えた。

 

新暦71年4月29日。

 

それは、ミッドにある空港で起きた大火災。

 

そのとき私はギン姉と一緒にお父さんの部隊に遊びに行く途中でその事件に巻き込まれた。

ギン姉とは混乱の中で離れ離れになっちゃって、私は逃げる人達の流れに逆らって必死でギン姉を探した。

 

でも、ギン姉は見つからず、段々と火の勢いも強くなってきてやっぱり来た道を引き返そうと思ったけど、落ちてきた瓦礫のせいで来た道が塞がって逃げることが出来なくなった。

 

 

途方に暮れた私は火がまわっていないところを歩いてさまよった。

でも、出口は見えず気付けば私の周りは火に囲まれてしまった。

 

 

 

「怖いよ…暑いよ…ギン姉!どこー!!」

 

 

 

私は必死で叫んだ。

 

その叫びもむなしく、私の近くにあった大きな瓦礫が私に向かって大きな音をたてながらゆっくりと倒れてきた。

 

 

 

私は恐怖でその場から動くことができなかった。

 

私はじきに自分に襲ってくる痛み、そして死を覚悟した。

 

 

 

 

 

でも、その瞬間はいつまで経ってもやってはこなかった。

 

私はおそるおそる目を開けると、そこには、

 

 

「なのは…さん…?」

 

 

そこには、白いバリアジャケットを身にまとったなのはさんがバインドで瓦礫を止めていた。

 

 

 

「やっと見つけた…‼よく頑張ったねスバル。だけど、もう大丈夫。安全な場所まで一直線だから!!」

 

 

 

 

 

 

 

その後、私は空港の外へと運ばれ救急車へ移された。

 

 

 

 

私が救急車で運ばれるのを見送った後、非難できなかった人の再捜索に向かったなのはさんの後ろ姿を見た私は1つの決心を固めた。

 

 

 

 





拙い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
遊吉です。


今回の投稿がこのような形となってしまった原因といたしましては、私自身が小説投稿以外のことで忙しくなってしまったからです。
忙しくなった、と言えば聞こえはいいのかもしれません。正直に言いますと、特に学業の方でつまづいてしまい、小説について考える時間が少なくなってしまい、気付けば年度も変わってしまっていたりと…

これらのことは私の要領が悪いことが原因です。
申し訳ありません。

さらに、私の都合で来年の四月から現段階よりも投稿できる可能性が小さくなってしまいます。
そうなってしまえば、今回の結果から、もう二度と投稿する機会を逸してしまうのではと最近になって思い至りました。
そこで、小説投稿をしている者の”けじめ”として3年半前に書きかけていた今回の話を今日投稿及び、皆様へご報告するに至りました。


活動報告にも近日中に上げる予定です。



また、今回の事をふまえて私なりに考えてみた結果、今連載している二作品の連載を休止しようと思います。

この二作品を私なりにより良くしたいと思ったためです。

一度離れて、違った作品の小説でも書いてみようと思います(いつになるかは分かりませんが…)。

そうすることで、視野を広げることができ、この二作品もより良いものになっていくのかなと、思います。

自分勝手ですいません…。どうかご容赦を。




それでは、今回はこれで最後になってしまいますが、初投稿から約四年経ってもグダグダな文章しか書けない遊吉をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。


では、またいつの日か…。


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