フ「それジャ、私からいくネ! 禁忌「クランベリートラップ」」
宣言とともに、青色と紫色の弾幕がチルノを囲むように出現する
チ「初っぱなから飛ばしてくるんだね、その心意気良し!こっちもそれ相当の動きをしないとね」
そういうとチルノは、先ほど作り出した大鎌を両手で回転させながら振り回す
すると、回転させている大鎌から青い斬撃が四方八方に飛び散る
その青い斬撃は、フランの放った弾幕の一つに当たると・・・フランの弾幕が、一瞬にして凍り付く
フ「! 凄イ!私の弾幕を凍ラせるなんてお姉さンが初めてダよ!」
チ「お褒めに預かり光栄です・・っと!」
斬撃を通り抜けた弾幕をチルノは何とかよける
チ「じゃあ、反撃開始と行きますか」
懐からスペカを取り出し、宣言する
------氷魔「フリーズ・ランサー」------
チルノの前方に魔法陣ができる
チ「魔理沙、ちょっと貴女の技真似させてもらうよ?」
チルノがその魔法陣に手をかざすと、魔法陣から冷気が溢れ出し・・・
チ「ハァッ!」
冷気による青いレーザーが撃ち出された
フ「ッ!! 禁忌「レーヴァテイン」!」
とっさの反応でフランが大地を焼き尽くすような炎を纏う剣を創り出す
フランがそのまま剣を盾にし、レーザーを受け止める
ジュゥゥゥゥウウウウ・・・・・
冷気のレーザーが炎に触れ、水蒸気が図書館に蔓延する
何とかフランはレーザーを受け止めた
フ「凄イ凄い!レーヴァテインでもギリギリだっタよ!」
チ「オイオイマジかよ・・・!あれ、パワーとしては結構自信作だったんだぜ?」
チルノに汗が流れる
フ「フフフ・・・じゃあ私ノとってオきの一つを見セてあゲる!」
フランがスペルカードを掲げる
フ「悪戯「ロキの変装」」
宣言と同時に、フランの姿が変わる
チ「ナァッ!?」
チルノが驚きの声を上げる
それもそうだろう
なぜなら・・・
フ?「・・・日符「ロイヤルフレア」」
フランの姿が一瞬にしてパチュリーになり、巨大な炎球を創り出しているからだ
パ「! ふ、フラン・・・その技は未完成じゃ・・・ゴホッ!」
フ「何もしないでずっと過ごしていたと思う?こうやって新しい技を作る暇があったのよ」
そう言うと、パチュリーそっくりになったフランがこちらを向く
フ「驚いたかしら?このスペルカードは一度見たことある人に変身することができるの。見た目だけじゃなく、「声」「しゃべり方」「性格」「力」・・・そして「能力」・・・まぁ、本人よりかは劣るけど、こうやって相手のスペルカードも使うことができるのよ 理解できたかしら?」
チ「・・・厄介だな」
フ「ええ、凄く厄介・・・ただ、もちろん制約もあるわ」
フラン(パチュ)はこちらに炎球を投げつける
チ「氷盾「アイシクルイージス」!」
氷でできた盾で炎球を防ぐ
だが、相手の火力が凄まじいのか 氷の盾も見る見るうちに溶けていく
チ「ヤバい・・・!持たない・・・」
ついには溶け、炎球の一撃を受けてしまう
チ「ガハッァ!!」
勢いで壁にぶつかる そして、そのまま崩れ落ちてしまう
魔「ち、チルノーー!!?」
フランが床に降り立つ その姿は元に戻っていた
フ「こういう風ニ、スペカ使っチャうとすぐに戻っちゃウのが難点ダね・・・何もしナクても1分で効果切れちゃうシ」
チ「・・・・・。」
チルノの返事はない
崩れ落ちたまま、ピクリとも動かない
フ「・・・やっパお姉サんも壊レちゃっタね」
笑いながら魔理沙たちに振り向く
魔「ヒッ!?」
フ「次ハ、貴女が遊んデくれるノ?」
一歩、又一歩と魔理沙にフランが歩み寄る
魔「アッ・・・、アッ・・・!」
恐怖のあまり、魔理沙は喋ること・・・さらには動くことすらできない状態だった
フ「貴女はスグニ壊レないヨね?」
フランの手が、魔理沙に触れようとしたその時
チ「・・・あ゛~・・・ゴメン、寝てた」
フ「・・・へェ?まダ壊れテなかっタんだ」
フランが振り向くと、ボロボロになりながらも立ち上がるチルノの姿があった
チ「言ったでしょ?ちゃんと遊んであげるって ただ・・・ちょっと疲れてきたから、次で決めさせてもらうよ?」
チルノがスペルカードを構える
フ「・・・わかった」
フランもスッとスペルカードを構える
------大禁忌「ロンギヌスの大槍」------
フランが宣言すると、フランの後方から赤と青が入り混じったような槍が大量に打ち出される(イメージ:ギルガメッシュのゲートオブバビロン)
フ「私ね・・・寂しかった・・・」
槍を撃ちだしながらフランが言う
フ「生まれてからすぐ地下室に閉じ込められて、ずっと一人ぼっちで・・・」
フ「出ようとすればお姉さまに止められて・・・」
言葉に嗚咽が混じる
フ「・・・本当に私って必要なのかな・・・?」
パ「フラン・・・」
フ「私って・・・生まれてこなかったらよかったのかな・・・」
チ「そんなこというんじゃない!!」
フ「!」
槍を避けていたチルノの怒号が響く
チ「生まれてこなかったほうがよかった?馬鹿言ってるんじゃねえよ!この世に生まれてきてはいけないってルールは一つもねぇ!」
チ「確かにつらかったんだろう!それは貴女にしかわからない!私は貴女じゃないのだから!」
チ「でも、そんな私にでもわかることがある!」
チ「変えてしまえ!お姉ちゃんがなんだ!ちゃんと自分はここにいるって証明すればいい!それでも駄目ならぶん殴って、気づかせてやれ!」
チ「貴女は一人じゃない! 今ここに、私がいる!」
フ「あ・・・」
チ「姉が出してくれない?ずっとひとり?ハッ!ならそんなことぶち破れ!それが無理なら・・・
いいよ!私がそんな常識を凍らせてやる!
フ「あ・・・ああああ・・・」
チ「これが私の・・・プレゼントだ!」
------静界「フリーズ・ザ・ワールド~ジェントリー・ウィープス~」(静止した世界は、静かに泣く)------
瞬間、世界が・・・止まる
弾幕も、風も、動きも・・・時も・・・止まる
チ「・・・このスペルカードは、昔の私を表したのさ」
チ「 私にかまってくれる者がいない世界なんて止まってしまえばいい そんなバカな考えをした昔の自分を表しているのさ」
チ「・・・変えてみなさい、貴方の力で・・・困ったら私が助けるわ・・・」
チ「だから・・・今はゆっくりお休みなさい」
世界は動き出す
フ「ZZzz・・・」
チ「・・・・。」ナデナデ
狂気は、おさまった
※この後は後日談になります
書きおわって気付く
なんでハイテンションで書いてしまったのか
今更遅いと思うが、反省しているし、後悔もしている