ー博麗神社 境内ー
紅い霧も収まり、霊夢と魔理沙、そしてチルノは・・・宴会をしていた
魔「ゴクゴクッ・・・・ぷはぁ~!やっぱお酒は日本酒に限るぜ~・・・なぁ霊夢ぅ~」
霊「それには賛同するけど、来るな酔っぱらい・・凄く酒臭いわよ・・・」
チ「アハハハ・・・・(汗)」
異変の疲れか、魔理沙は酒を煽る
チ「あまり飲み過ぎると、体に悪いぞ」
魔「うるへぇ!あんな怖い思いしたんだ!飲んで忘れさせろぉ!」
霊「チルノ、構わない方が良いわ・・・魔理沙、お酒飲むといつもこんな感じだから。」
チ「そ、そうなのか・・・(^^;」
いつもと違う魔理沙にたじろぎながらも、外の世界から持ち込んだビールを煽る
チ「・・・・プハァ。うん、私はやっぱこれだ 日本酒なんて強い酒は飲めないしね・・・」
口からビールを離すと、しみじみと呟く
一度日本酒を飲んだことあるが・・・私には強すぎる・・・チルノの感想である
魔「オエップ・・・オロロロロロ・・・・」
流石に飲み過ぎたか、魔理沙がリバースしていた
チ「ああもう・・・大丈夫? 霊夢、酔い止めってある?」(背中サスサス
霊「ちょっと待ってね・・・えっと、薬箱は・・・お、あった」
魔「き、気持ち悪りぃぜ・・・オエ・・・」
チ「はい、この薬飲んで・・・少し楽な体勢になりなさいな」
魔「そ、そうさせて(オエップ)もらうぜ・・・」
魔理沙を介護した後、魔理沙の吐捨物(としゃぶつ)を凍らせて草陰に蹴りとばす
霊「わー・・・能力の無駄遣い」
チ「仕方ないことさ・・・」
これ以上は宴会は無理か・・・と思い、片づけを始めようとしたときだった
「おねええええさんん!」ビュン!
チ「うごばらしゃッ!」ドンッ!
何かがチルノに向かって高速で走って行き・・・そしてチルノに派手にぶつかった
ぶつかった勢いでチルノが吹っ飛ばされ・・・そして10Mほど吹き飛ばされたところで、顔面スライディングしながら止まった
「・・・お姉さん生きてる?」ツンツン
チ「な・・・・なんとか」ピクピク
10分後・・・
チ「アイタタタ・・・ビックリしたぁ、まさかフランだったとはね・・」
フ「えへへへ・・・驚いたでしょ?」
チ「でも私以外は基本死んじゃうかもしれないからやめてあげてね?」
フ「うん!わかった!」
咲「お邪魔しています」
?「邪魔しているわ」
霊「ん?ああ、あのときのメイドに・・・異変の主がなんでこんな所にいるのよ?」
?「あの子がどうしても外に出たいってね・・・それに、フランが言う氷の妖精に会ってみたかったし」
霊「それが一番の理由かしら?」
?「フフッ・・・まぁね」
チ「にしても外に出られたのか」
フ「うん!お姉さまが「暴れないこと」「人様に迷惑をかけない」って約束するなら良いって!」
チ「そうか、ならまた遊ぶか?今度は弾幕ごっこじゃなく別の何かで」
フ「うん!」
?「楽しいところ申し訳ないけど・・・良いかしら?」
チ「うん?」
チルノが振り向くと・・そこには車椅子に座り、優しい顔でこちらに話しかける少女が居た。
フ「あ、お姉さま!」
チ「え!?」
チルノが驚くのも無理はない、目の前にいる少女はフランと全く逆で・・・やつれた顔をしていたからだ。
?「申し遅れたわね・・・紅魔館の現当主でフランの姉の「レミリア・スカーレット」よ・・・レミリアで良いわ」
チ「え、あ、うん・・・私は氷精のチルノです、よ、よろしく?(^^;」
レ「ええ、よろしく」
レ「フラン、ちょっとチルノとお話しても良いかしら?そんなに時間はかからないと思うけど・・・」
フ「うん、じゃあ美鈴とすこし遊んでくる!」
レ「さて・・・今回は迷惑をかけたようでごめんなさいね・・・」
チ「・・・そこは気にしてないから良いけど・・・一つ聞きたいことがある」
レ「・・・フランを閉じこめてた理由・・でしょ?」
チ「分かっていたなら何故?・・・いや分かる、フランの力だな?」
レ「ええ、その通り・・・フランはあまりにも強く・・・そして脆い」
チ「それでも・・!地下に閉じこめることなんてなかったはずだ!」
ドンッ!と壁を叩く
レ「・・・そうね、でも私ではどうにもできなかった」
チ「・・・・。」
レ「フランが地下室に閉じこめられて、姉の私が黙っていたと思う? 何とか地下から出してあげようと努力したわ・・・でも、母と父が地下牢にかけた術が酷く恐ろしくてね・・・幼い私ではどうにもならなかった」
レ「この幻想郷に来たのは今から90年前ぐらいかしら?・・・幻想郷なら母と父の妨害を受けずに術の解明に没頭できたわ」
レ「そして、ようやくその時が来たの・・・今回、私が起こした紅い霧」
レ「あれは私がフランの居る地下室の術式を解く魔法を使って起きた副作用なのよ、でもそれが異変になってしまったからね・・・」
チ「こっちに来た時に地下室から出せばよかったじゃないか」
レ「それが出来れば苦労はしなかったわ・・・無理にでも出れば、フランの精神が壊れる術式があったのよ」
チ「・・・。」
レ「でもまぁ・・・こうやってフランを出すことが出来たわ・・・パチュを騙してたのは悪かったし、貴女を利用したのは本当に申し訳なかったわ」
レ「ただ・・・ありがとう、貴女のおかげでフランは自由になれたわ」
チ「・・・フランは・・・これからどうなるの?」
レ「まぁ、これからは自由だからね・・・あの子の好きなように生きさせるわ」
チ「そう・・・か・・・」
レ「ええ、それに私はこんな病弱になったわ・・・車椅子生活の私のせいで迷惑はかけれないし・・」
レ「これからも・・・フランをよろしくね?チルノ」
チ「・・・あぁ」
レ「フラーン、話し終わったから遊んでいいわよー」
フ「うん!あ、お姉さまも一緒に遊ぼうよ!」
レ「いや、見てるだけにするわ・・・私は今じゃ人間にも劣るし」
フ「ふーん?・・・わかった!」
レ「ねぇ咲夜・・・」
咲「なんでしょうか、お嬢様?」
レ「私、ちゃんとフランのお姉ちゃんになれたかしら?」
咲「・・・私には判断しにくいです」
レ「そうよね・・・まぁ、これからもがんばっていきますか」
咲「あまり体を痛めないようにしなければ・・・」
レ「いいのよ・・・・あの子の笑顔の為なら・・・頑張らないと」
フ「みーつけた!」
チ「見つかっちゃったかー 次は私が鬼かー!」
フ「キャハハハ!」
チルノの東方紅魔郷・・・これにて終わり・・・
次回!妖々夢!お楽しみに
つかれたーーーー!