皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます
『あれ?少し先に誰か見えますね』
『そうか?私には見えないんだが・・・』
「妖怪と人の差でしょ、私でも少しは見えるわよ・・・うーん」
あのコント(前話最後辺り)から少し北に進んで行った先、ほんの僅かな春の気配を辿りながら進むと椛が前方に誰かを発見した
私もそれにつられて目を凝らすと、確かに少し先に人影が見えるのが分かった
しかし"あくまでも人影"だ、私もそこまでは目は良くない
だけど私にはその人影が誰なのか分かる気がする
懐かしい、"冬の気配"
「ねぇ、椛」
『はい?』
「前方の人影、青と白の服に髪は薄い紫かしら?」
『え?・・あ、はい・・そうですね』
やっぱりそうだ、忘れるわけがない
『知り合いか?』
魔理沙が横から聞いてくる
「どっちかと言うと、私の母親みたいな人かな?」
『へぇ?妖精にも親が居るんだな?』
「居ないよ、あくまでも母親的な存在 親ではないわ」
そうこうしているうちにも、人影に迫っていく
久しぶりだなー・・・
少女s移動中・・
『あら?・・・お客さんかしら?』
「ただの故郷帰りのわがまま娘だよ、"レティ"」
『それは大変ね、でも大きくなったじゃない・・"チルノ"』
冬の妖怪「レティ・ホワイトロック」
冬をもっとも愛し、冬に生きる妖怪
「ねぇ、レティ・・春ってどこに有ると思う?」
『そうねぇ・・私が感じるのはこの先の冥界かしら?』
「そう・・・止めないの?」
『あら、止めてほしいの?』
「レティならそういうと思った」
『分かってるんじゃない、さぁ行きなさい 春をちゃんと取り戻すのよ?』
「言われなくても分かってるよ・・"母さん"」
『・・初めてね、あなたが私をそう呼ぶなんて』
「ハハハッ・・確かにね それじゃ行ってくるよ」
『ええ、行ってらっしゃい・・"チルノ"』
「うん、行ってきます・・魔理沙、椛、行くよ?」
『え、あうん・・』
『は、はい!』
『行ってらっしゃい、バカ娘』
"レティ・ホワイトロック"
冬をもっとも愛し、冬に生き・・そして
"全ての季節と娘を大切にする妖怪"である
一方そのころ・・霊夢はと言うと
アリス『くっ!?』
霊夢「ヒャッハー!泣け!喚け!人形遣いさんよぉ!!」
どこかのゆで卵大好きな大尉が乗り移ったかのように、七色の魔法使いこと「アリス・マーガトロイド」と戦っていた
アリス『なんなのよあんた!いきなり私に弾幕勝負挑んで来るって』
そして半ば強制的に戦っていたアリスは追い込まれていた
霊夢「大丈夫?ねぇ大丈夫ぅ?ヒャッハハーハハ!」
アリス『くっ!こんのぉ!』
アリスが上海人形を構えスペルカードを叫ぶ。
「魔光彩の上海人形!」
突如として霊夢に向かって七色のレーザーが飛ぶ。
そしてそれは霊夢に避ける隙も与えずに。
ドォーンン!!
アリス「やったかしら・・?」
黒い煙がもうもうと上がる中、アリスは自分の勝利を確信していた。
"今のは少し驚いたわねぇ・・でも甘い"
煙の中から先ほどの紅白巫女がほぼ無傷で出てくるまでは、
アリス『え・・?!』
自分の持つスペカの中でも一番の高火力をほこるスペカを無傷で突破されたことに驚いたアリスは、霊夢の接近を許してしまう。
アリス『!しま・・』
霊夢「おやおや?呆けてて大丈夫ですか?足下が・・・お留守なんだよォ!」
霊夢の手元から一枚のスペカが光りだす。
霊夢「蛇符「千魂冥楽」!」
霊夢がアリスを蹴りあげると同時に、地面から影でできた蛇が真上にあがったアリスを追いかける。
アリス『い、嫌あああああああ!?』
そして、アリスは蛇に飲み込まれるのと同時に意識を失った
霊夢「はいっ終~了♪っと・・・だったかしら?」
霊夢がそういうと、蛇が消え去って 地面に横たわって気絶するアリスの姿がそこにあった。
霊夢「紅魔館で借りた『ハザマ流交渉術~コレであなたも交渉名人~』って書いてある本通りにやってみたけど・・失敗かしら?」
いつもの幻想郷の日常である
とゅーびーこんてぃにゅーろーど・・
あとがきはお休みです