-冥界前 黄泉の階段-
「ここが冥界・・確かに春の気配が一気に濃くなったわね」
『冥界ってもっと幽霊とか墓地とかがたくさんあっておどろおどろしいって感じがあったが・・そんな感じは全くしないぜ』
『それでも油断は禁物です、いつ相手が来るか分からないですよ』
「確かに、それじゃあ階段を飛び上って・・って、ありゃ?」
『どうしたんだぜ?』
「うーん・・・これは結界かしら?何か見えない壁に阻まれてるのよ」
そういってチルノが手を伸ばすと、指先の虚空に波紋が浮かぶ。
見えない壁のような物が確かに邪魔していることが分かる。
『うーん・・結界となると妖怪の私では専門外ですね・・』
「私もよ、こういうたぐいは霊夢の仕事なんだけどね・・・まだ来てないのかしら?」
『・・! そうだ、私にいい考えがある』
「ん?」
魔理沙が何か閃いたのか、にんやりとした顔でこちらに話しかける
『結界なら私の新しいマスパで干渉して壊せるかもだぜ!』
「却下・・と言いたいところなんだけど、急用だし頼むわ」
『OK!任せときな!あ、少し離れておくんだぜ?』
魔理沙が懐から一枚のカードを取り出すと、そのまま八卦炉を構えたまま宣言する。
『見せてやるよ・・、新しい力を! 魔砲「アストラルスパーク」!』
宣言と同時に魔理沙の周りから星形の弾幕五つ現れ、魔理沙の周りで回転し始める。
『シューーートッ!』
その合図と同時に、五つの星型弾幕からレーザーが打ち出され、回転しながら一本のレーザーになり、見えない壁に激突する。
DoooooooN!!
『やったか!?』
「なぜ魔法使いはフラグを立てるのか・・・」
煙が晴れる
「・・・」
もう一度手を伸ばして確認する。
「だめだこりゃ」
『ダニィッ!?』
某野菜王子のような声を上げて驚きの表情を向ける魔理沙。
それもそうだろう、
小さい穴どころか、埃ひとつ見えない壁には付いていなかったのだから。
「うーん・・これは本格的に霊夢の到着を待たないといけないか?」
『新しいスペカなのに・・新しいスペカなのにあ・・;;』
魔理沙は落胆するしかなかった。
?『ねぇルナサ姉、何か曲でも弾いたの?すっごい落ち込んでるんだけど』
?『勝手に落ち込んでるだけよ、そうそうに私のせいにしないでほしいわ』
?『ξ・∀・)<なら私の出番!(ガタッ』
?『やめて!?』
「ところでさっきからあそこで漫才を繰り広げている4人は誰だ?」
『知らないですー』
『上に同じくだぜ・・』
そんなことを言っていると、相手もこちらの視線に気づいたのかコント?を止めてこちらに近づいてきた。
『御見苦しいところを見せて申し訳ない』
黒をベースとした服を着ている金色の髪の女の子が切り出す
「大丈夫ですよ、ところで全員似たような服を着ているのだけど・・・姉妹かしら?」
その問いに対して今度は白い服に薄青い髪の女の子が答える
『正解~♪ 冥界の騒霊姉妹とは私たちのこと~♭』
続けざまに今度は赤い服に栗茶色の髪の女の子が答える
『お望みとあればライブしてあげるよー!』
そして締めをくくるかのように緑色の服に緑色の髪の女の子が答える
『そう、私たちが・・』
『『『『プリズムリバー四姉妹!!』』』』
\デェェェェェェン!!/
「いや誰だよ!?」
とゅーびーこんてぃにゅーろーど・・・
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