異世界転移してすぐに死にかけた俺、恩人から剣を学んだら才能が開花したので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜 作:寒い111
「アレスさん!こんばんは!」
「こんばんは。アレスで良いですよ。歳も殆ど変わらないですし。敬語も大丈夫です。」
「分かりました!じゃあ自分はエリックと呼んでください!お互い敬語は無しでいきましょう!」
「了解。それじゃあ他の人は・・・・」
エリックは俺と身長があまり変わらないな。
俺が176cmくらいだから、エリックもそれくらいかな。
初めて会った時は装備を着てたから分からなかったが、結構細いな。
「俺はライナーだ!今日は助けてくれてありがとな!沢山食ってくれ!」
で、このデカイのがライナーね。
ブライドさんよりはちっちゃいけど、俺やエリックに比べればデカイ。
180ちょいくらいはあるかもな。
金髪の筋肉質な体だ。
少し小さくなったグレンさんみたいだ。
「ああ、よろしくライナー。」
「私はセラです。よろしくお願いします。」
おっ茶髪!
この世界は黒色の髪すくないからな。
近い色もそこまで多くないし、結構珍しいな。
・・・・まあ俺が見てないだけで案外居るかもしれないが・・・・
「よろしく、セラ。」
「マナです。先程はた、助けて下さりあ、ありがとうござい、ます。」
彼女は俺が助けた子だな。
顔が赤いが、熱でもあるのだろうか?
少し心配だ。
話し方もおかしいし。
あんまり長居しないようしようか。
「マナね。よろしく。」
「は、はい。・・・・」
俯いてしまった。
どうしたんだろうか?
やはり具合がわるいんだろうか・・・・
「どうしたんだマナ?何時もよりも元気がないじゃないか?・・・・!?・・・もしかして・・」
エリックがマナを心配して声をかける。
やっぱり具合が悪いのか。
・・・・気を使って帰るべきか。
「アレス!何を食うんだ?!ちなみに俺のオススメはフェザースープシチューだ!」
おっと、飯の事を言われたら、来たばりなのにすぐに帰るって言い難いな。
彼らも全員で奢るって言ってくれた訳だし。
恩をずっと長い間返せないのは気持ち的に苦しいからな。
俺もわかるよその気持ち。
・・・・俺はクラウスに恩を返せる時がくるかな・・・・
「俺もフェザースープシチューは大好きだ。ライナーもか?」
「ああ!うめえよな!フェザースープシチューはこの酒場が1番うめえ!」
「そうなんだな。俺はここでし食ったことないな。」
まあ外食はギルド併設の酒場でしか食わないし、そもそも外食自体が少ないからな。
「そうなのか!?他の所と食べ比べするのもいいぞ!フェザースープシチュー以外にも美味い食べ物が沢山あるからな!」
「それはありだな。」
今度クラウスと行ってみようかな。
最近はお金も自分で稼げるようになったし、クラウスに奢ってやりたいな。
ーーーーーーー
「そういえば、アレスは何であの森に居たんですか?」
エリックが尋ねてくる。
敬語が抜けてないが、まあこれくらいなら良いか。
・・・・・敬語で話されるとむず痒いんだよな。
・・・・慣れないから。
「俺はクエストであの森に行ってたんだけど、その時に戦ってる音がしたんだ。そこに向かったらエリック達がいたんだ。」
「そういう事だったんだね。・・・・ちなみにクエストは何だったの?」
「
「
「俺も気になるな!アレスは無茶苦茶強かったからな!」
「あ 、アレスは絶対にCランク以上あるよ!あんなに強いんだもん。」
「あんなに強いですし最低でもCランクはありそうですね。」
エリックよ。
俺はCランクもないぞ。
ライナー、マナ、ごめん。
お前らの期待よりも大分低いよ。
セラ、最低とか言われたらEランクと言い難いじゃないか。
「あ〜・・・・Eランクだ。」
そんなものかと失望されるか?
まあ、それでもいい。
それならすぐに帰るし。
もう関わることもないだろうし金を置いてすぐに逃げよう・・・・
「Eランク!?それであんなに強いのか!?」
「E!?俺らと一緒なのになんでそんなに強いんだよ!」
「え、E?本当に?あの実力で?」
皆が困惑してる。
けど、嫌な感じではないか。
嫌われては無いみたいだな。
「お前らもEランクのなのか?」
「そ、そうだよ。アレスに比べると物凄く弱いけどね。」
「そんなことは無い。お前たちはあの状況でも諦めることは無かったんだ。お前らが抵抗して、生き延びていたから、俺が間に合ったんだ。」
「・・・・・そう、か。ありがとう。アレス。」
「アレスみたいな強いやつにそんな事言われると嬉しいな!」
「優しいですね。アレスさんは。」
セラは厳しいことを言ってくるな。
別に本心なんだがな。
まあ今日はこのくらいにしておこうかな。
飯も食べ終わったし、そろそろ帰ろうかな。
「それじゃっ俺はそろそろ帰るよ。」
「あ、もう帰っちゃうのかい?」
「ああ、もう寝る時間だからな。」
「健康だね。」
「そうだろ?」
「そうだね。・・・・じゃあ、また。」
「ああ、じゃあな。」
エリックと短く挨拶を交わし、席を立ち、すぐに離れる。
「「「「アレス。今日はありがとう!!!」」」」
今日は色々あったな。
ぐっすり眠れそうだ。