・織田信忠
本作の主人公で、幼名は奇妙丸。通称は勘九郎。織田信秀の息子で、信奈とは双子の弟。
容姿端麗で、背丈もそれなりにある。
信奈からは「信忠」だが、時々「勘九郎」と呼ばれる時もあり、信勝からは「兄上」と呼ばれている。
文武に優れた麒麟児で、中でも武は飛び抜けて優れており、柴田勝家でも勝てない程。将兵の統率にも長け、彼の軍団は随一の精強さと結束力を誇る。
普段は冷静且つ温厚で、家臣はおろか、身分の低い足軽達も大切に思っており、身分問わず家中から非常に人望が厚い。その為、織田家の後継者として声が上がった程。
しかし、必要とあらば冷徹な判断を下す事が出来、時折り冷たい目を見せる事がある。
姉の信奈とは非常に仲が良く、信奈自身も全幅の信頼を置いており、自身にもしもの事あれば彼に従うべきと伝えてるほど。
また、勝家とは断金の交わりの如き強固な関係で結ばれている。
得物は主に刀で、「星切」という銘。鞘には尻鞘がついている。その他にも槍と弓の扱いにも長けている。
・柴田勝家
信忠五人衆の一人。通称は「権六」だが、「六」というあだ名で呼ばれている。信忠とは幼き頃からの付き合いで、二人の関係は断金の交わりの如き強固な関係で結ばれている。血気盛んな猛将で、「鬼柴田」の異名を持つ程だが、頭脳も長けており、軍事だけでなく、政においても信忠に助言が出来る程。その為、信忠の家臣団の中で幼馴染という関係もあるが、信忠からは全幅の信頼を受けており、筆頭家老の地位である。
・森可成
信忠の家臣で、信忠五人衆の一人。元々は美濃の土岐氏に仕えていたが、紆余曲折あって今は信忠に仕えている。通称は三左衛門だが、「三左」の愛称で呼ばれている。信忠と信奈が幼少の頃から織田家に仕えているため、「爺」と呼ばれるときもあり、自身も信忠のことを「若」、信奈には「姫様」と呼ぶときがある。十文字槍の使い手で武勇の誉れ高く、「攻めの三左」の異名を誇る。軍事だけでなく政務にも大きく関わっているため、信忠の家臣団では勝家に次いで二番家老の地位だが、経験豊富なベテランである為、皆から頼りにされている。
・森長可
森可成の娘で、通称は勝蔵。信忠五人衆の一人で父同様に槍術に優れており、軍団の斬り込み隊長的存在で数多くの武功を挙げ、「鬼武蔵」の異名で敵に恐れられている。しかし、気性の激しい性格で諍いが絶えない時があり、また猪突な気がある為、度々叱責されるも信忠の命令には従っている。得物である槍は父同様十文字槍で、「人間無骨」という銘。
団忠正とは昵懇の間柄でありながら良きライバル的間柄で、戦のたびに手柄を競い合っている。
妹に蘭丸がおり、彼女は信奈に仕えている。
・団忠正
信忠五人衆の一人で、通称は八兵衛。勇猛で、同年代の長可と共に軍団の斬り込み隊長的存在で度々武功を挙げるも血気盛んで猪突な気がある為、長可同様叱責されるも信忠の命令には従っている。
長可とは昵懇の間柄でありながら良きライバル的関係で、戦で手柄を競い合っている。
・河尻秀隆
信忠の家臣であり、信忠五人衆の一人。通称は与四郎。小豆坂の戦いで手柄を挙げ、それを見た信忠がすぐに直臣にした。信忠の信頼篤く、彼女本人も信忠に絶対の忠誠を誓っており、信奈の命令に従わないほど。
因みに長可と忠正の抑え役も任されている。