光秀と会った信忠。
因みに勝家も信忠のそばに控えていた。
光秀「まず・・・畿内平定のご活躍、誠に執着至極に存じ上げますです。」
まず光秀は、信忠の畿内平定を完了した事に対する労いの言葉をかけた。
信忠「俺だけの力じゃ、畿内の賊を一掃する事は出来なかった・・・六含め皆のお陰だ・・・」
しかし信忠は、己の力だけじゃ無く、皆が力を貸してくれたからだと言った。
信忠「将軍宣下の事、聞いたぞ。大義であったが、随分とやったようだな。」
信忠は、将軍宣下の十二万貫について話をした。
光秀「・・・大変申し訳ございませんでした。」
光秀は、ズルをした話を聞いたのだと察し、頭を下げて謝罪した。
信忠「頭を上げろ。どんな形であれ、勝ちは勝ち。お主の働きで、氏真の将軍宣下はほぼ決まった。だか、やり過ぎたな・・・」
信忠「それに、謝るなら俺じゃなく良晴に謝るのが筋であろう。」
信忠は、形はどうあれ光秀が勝った事と、それにより氏真の将軍宣下が叶ったのは確かだと述べつつ、やり過ぎだと加え、謝るのは自分では無く良晴だと言った。
光秀「・・・分からないです。出世競争は、勝たなければ意味が・・・」
光秀は、どんな手段を用いようとも競争に勝たなければ意味が無いと言い、何故このような目に遭わなければならないのか理解が出来なかった。
信忠「お主の言う事は尤もだ。だが、出世競争は、どうであろうと正々堂々と仲間と競うのが良いと俺は思う。」
信忠「手段を選ばない策は、俺達に立ちはだかる敵にすべきだ。どのような手段であれ、それは恥ずべきでは無いと思う。」
信忠「お主ら家臣は競い合う好敵手でもあるが、それ以前に共に目標に向かって手を取って進む同志でもあるのだ。良晴も十兵衛も。他も然りだ。」
信忠は、家臣は競い合うライバルである事は確かだが、それ以前に仲間である事、ライバル同士で手柄を競うのは、堂々とやるべきで卑劣な手段を使うのは敵対する相手に実行するのが良いと言いつつ、それは恥ずかしい事では無いと言った。
信忠「何より姉上は、家臣は皆家族のような物だと思っておる。互いにいがみ合い、憎み、蹴落とし合うのは見たくないのだ。」
信忠「だから姉上は、お主にあの様な厳しい態度を取ったのだ。」
また、信奈にとって家臣は皆家族のような大切な存在なのだと加えた。
光秀「私にとって家族は母上唯一人です!家族と家臣は違うです!」
しかし光秀にとって、家族というのは自らの母一人であり、家族とは別物だと強く返した。
信忠「・・・それはお主が幸せだったという事だ。お主の母は聡明だ。その母に文武を教え、愛を注がれた。」
信忠「今母上はどう思っておるのか知らぬが、嘗ては姉上を嫌っておった。その度に、俺は姉上と母上の間に立ったのだ。」
信忠は、光秀は母に愛されたのだと言い、逆に信奈は幼少期、母の土田御前には愛されず寧ろ嫌われていたのだと言った。
その話を聞き
光秀「信忠様。それは噂ではありませぬか?」
光秀は根も葉もない噂だと思っていた。
信忠「・・・真だ。」
信忠は、幼少時代の事を全て話し伝えた。
信忠「・・・という事だ。」
信忠の話を聞き
光秀「あの明るい信奈様が・・・」
光秀は、唯驚くだけだった。
信忠「あの姉上だ。お主含め、余計な心配をかけたくなかったのだ・・・」
信忠「それに姉上は、お主に期待しておるのだ。その文武に優れた力と教養、加えてその真面目な姿勢・・・必ず力になってくれる。助けになってくれるとな。」
信忠「無論俺も、お主の力はまだこれ程では無いと思っておる。まだやれるし、まだ成長出来ると思っておる。お主なら、必ず織田の、いや新しき日の本を築く為の力を見せてくれると信じておるぞ。」
信忠は、光秀の成長と働きに期待し、優しく激励しながら肩を叩いた。
光秀は、信忠の言葉を聞き
光秀「・・・はい。有り難きお言葉です。」
目から大粒の涙を浮かべ、零した。
勝家「光秀。我らは同じ仲間。共に信忠様と信奈様の道を切り拓こう・・・!」
勝家も、笑みを浮かべ信忠同様光秀を激励した。
光秀「はい・・・!」
光秀は、涙を流しつつも笑みを浮かべ返事をした。
それと同時に、雨が止み明るい光が空から降り注いだのであった。
結構何書いてるかわからないレベルの内容なんですけど、伝わるかな、今回の内容・・・?
よく分からなかったら、お許し下さい・・・。