カイザー×プリキュア5GoGo。バラ繋がりで追加戦士枠。キュア青薔薇皇帝。謎のイケメンさんが助けてくれる?!
カイザー×ブルーローズ(タイバニ)。普通にお似合いだと思うのですが…。ていうか、どちらもコーラの宣伝やってらっしゃるので、マジで仲良くなれそう。ブルーローズのペ◯シとカイザーのCoCoコーラ。
烏旅人×ハイキュー。ハイキューって改変中々難しいので、OBとして関わる感じになるんですかね。小さな巨人と同じ枠とか。
凛×呪術廻戦。命を懸けた破壊って相性良いんじゃないかなと。蹴鞠掃討術。
☆
【余白編】
無事にU-20vsブルーロックの試合も終わり、ブルーロックの才能の原石たちは2週間の休息を与えられていた。最初に絵心さんから聞いたブルーロックのスケジュール的にはこの先もまだ何かあるそうだったが、俺はそれが何か知らされていない。それに、あの試合から特に絵心さんからは連絡が来ていない。なので、直接出向いて聞いてみることにした。
すんなりブルーロックに入れたので、そこにいた帝襟さんに色々と聞いてみると、欧州5大リーグをここ青い監獄に招待し、合同訓練を行うとのこと。ネオエゴイスリーグというらしい。
俺もネオエゴイストリーグに参戦したい!!!!俺は聞いた直後に参加したいと頼んだ。
「お前は別に脱落扱いではないからな、参加することにこちらはなんら不都合はない。寧ろ良い刺激になってくれるだろう」
「ではよろしくお願いい────」
「駄目だ。青い監獄で死体を増やすような真似はされたくない。治療に専念しろ」
「それサッカー選手としての俺に死ねと言っているようなもんですよ。
ていうか不健康な絵心さんにその言葉そっくりそのまま返します」
「…」
ちょっと言い過ぎたかなと思ったが、うーん、どうしようかなぁ。
どうすれば絵心さんを納得させられる?
「体調管理万全、無理しないし、なんならずっとベンチでも構わないので駄目ですか」
「…今回、BLTVというJFUが運営する動画配信サービスがある。
試合に限らず、選手の日常なんかも放送します」
「そうなんですね」
「ここに関しては俺の管轄ではない為介入できない。資金面の関係で、どうしても必要なことだ。有馬がいるとバレたらもうそれはどうしようもない」
「承知の上でどうかお願いいたします。駄目だったらずっと公園で一人でサッカーしてるだけなんで」
「サッカー馬鹿が…。何処か知らない場所で倒れられるよりかは、俺の目の届く範囲にいるほうがマシか…」
後から連絡が来たが、
今回からは厳格な体調管理の上、夜は指定の医務室で寝ることを条件にOKが出ました。やったね。
☆
【Side:・・・・】
潔はブルーロックの面々と遊んだ帰りに、高校のサッカー部の友達と会った。
そして帰宅する途中の潔は、先日多田に言われた言葉を思い出していた。
(ごっつあんゴール・・・)
嘗ての自分を思い出しながら河川敷をぼんやりと歩いていた。
青い監獄で自分は変わった。もしも、投獄されていなかったならば、自分は多田と同じ考えのままだったのかもしれない。
「あッ」
「あっごめんなさい!!!」
前方不注意でうっかり右肩が正面から来る人とぶつかってしまった潔。
目の前にいる男のサングラスが落ちる────。
「有馬ケイ…!?」
「あ、バレちゃった」
真紅の瞳に真紅の髪。
伝説のDMFプレイヤーとの邂逅だった。
「えっと。潔世一君。久しぶりだね」
「は、はい!!!お久しぶりです!!!」
「…なんかムズ痒いな」
「えと…?」
「相変わらずキラキラした目をしていると思っただけ」
「ありがとうございますッ」
「ここは景色良いよね」
「あ、確かに…普段よく通るからそんな風に考えたことはなかった…」
「…俺、この景色みたことあったようなかったような」
夕日の綺麗な河川敷。
有馬ケイの手元にはサッカーボールがある。
「あの!一緒にサッカーやりませんか!」
「良いよ」
「マジすか!!ありがとうございます!!!」
~
「いや、本当に凄かったです…ありがとうございました」
「こちらこそ。…久しぶりにサッカーできたし楽しかったな」
「?今はサッカーされていないんですか?」
「(潔とやるのは久しぶりだって意味だったのにあっぶね…)一人でちょくちょくやっているよ。それ以外はこの前冴とJFUの宣伝用にやったくらい…」
「…復帰、されますよね?」
「それは、ノーコメントで」
「え…」
「そう寂しい顔されるとな~、話変わるけど、潔君はどんなきっかけでサッカー始めたの?」
潔は自身が小さいころに見たノエル・ノアの話をした。
「良い理由だね」
「有馬さんは…?」
「俺は、肩を並べたい人がいたんだ」
「誰ですか?」
「いないよ。この時代には」
「…?(引退したってことか?)」
「この先の活躍も楽しみにしているよ、エゴイスト」
「はい…!」
「W杯で優勝する潔君達を、楽しみにしているよ」
☆
「配信するって約束だったので」
[うお、キタコレ]
[待ちくたびれた]
[日本語なの?]
「U-20観に行ってくれた方々ありがとうございました」
[凄かった]
[てか有馬はブルロ側なの?]
[顔見せて]
[潔君お気に入り]
「潔君、良い子でしたよ。ブルーロックの皆良い子だと思う。俺はちょっとだけ手伝ってた」
[そうなんだ]
[てかどこ向かってるの]
[ここどこ]
[足元しか見えないよ]
「俺のこと日本で知っている人もいたから。折角なら日本語で配信してみようかなと。行き先は秘密」
[どこだー]
[特定班まかせた]
[神奈川?]
[地面じゃなくて顔見せて]
「遅延つけてるけど、今日は一人でゆっくりさせて」
[なんでブルロのユニフォーム着てPV出たの]
[青色好きなの?]
「んー?だってみんな日本代表の方応援するでしょ。俺、新しいことに期待してたから」
[カメラぷるぷる]
[植生からみて海辺か?]
「よし、じゃあここら辺でちょっとやるか」
[お、!!!]
[有馬のサッカーだ]
[カメラ地面に置いてるの]
[何でそんなガウガウのガサガサもこもこ服]
[ここ何公園]
「うん、今のは良い感じ」
[カメラもうちょい下げてーーー]
[顔みたいこっち向いて]
「今日めっちゃ寒いよね」
[いつ活動再開ですか]
[遅延クソダル]
[背中しか見えないよ]
~~~~~
「ま、こんなもんでしょ。やりたいことは出来たかな、うん」
[どこ]
[もっと見たい]
[まだまだやるでしょ]
「じゃあな、来てくれてありがとう。それと、さようなら」
この先、有馬ケイとして表舞台に出ることはもうないかもしれないから────。
☆
【Side:有馬ケイ】
そういえば凛にお礼していなかったと思い出した。青い監獄で凛の目の前で倒れちゃった時、どうやら凛が色々とやってくれていたそうだ。これは絵心さんから聞いた。
事前に凛へ連絡したので、糸師家へ向かう。昔何回かお邪魔したことがあったな。
「凛、おひさ」
「ケイ兄ちゃん!!もう大丈夫なの?!?!」
「うん超元気」
外は寒いし目立つので、家の中に上がらせてもらう。
「U-20戦、来ていたよね」
「うん」
「ケイ兄ちゃんすぐ帰っちゃって…しかも潔と話していて…」
凛の顔が凄いことになっている。そうだよな、迷惑かけたのに凛と話せず帰っちゃったらな。
「絵心さんが色々と根回ししてくれて、偶然そのタイミングで行っただけだから!
凛!俺別に潔贔屓してないからな!お前超大事!」
「うん…」
あー、もうどうしよう。凛がめっちゃうるうるとした目で見てくる。
「あの試合で、新たな凛の一面が見れて嬉しかった」
「…ありがとう。で、ケイ兄ちゃん。俺に隠している事、教えて」
「あ…えっと」
「なんで倒れた?活動休止理由は?
言わなきゃ江戸川の正体バラス」
「あ、はい」
凛って睨むとかなり迫力あるんだよな。
色々と迷惑かけたわけだし、正直に話しました。
~~~~~
「は…、んだよそれ」
「ま、どうしようもないよな。別に気にしないでね」
「嫌だよ俺は、もっとケイ兄ちゃんとサッカーしたいよ、そんな…」
「今日あとでやろう」
「…ッ!これからも、ずっとやりたいのに…」
泣きだす凛。16歳年相応の顔だなんて場違いなことを思った。
「わ、なんかごめん…俺も寂しいとは思うけど」
「…」
「あ、そうだ凛。俺今度またブルロに参戦するのでよろしく」
「…え」
「最後にサッカー界の未来見届けてから決断しようかなと」
「うん」
「だから凛、楽しみにしてる」
その後、糸師家で食事した。冴と凛のご両親、お久しぶりですとか色々と話してやり取りした。
食事も終わり、外に出てサッカーをすることになった。
「ベロ凛しないのか?」
「…」
「ごめん気に障ったなら謝る」
「…俺は、俺を縛る柵全てが気持ち悪かった」
「うん」
「アイツが言っていた言葉の意味もちょっとわかった気がする」
「そうか」
「俺は、アイツ含めて全てをぐちゃぐちゃにしたい」
「…サッカーでぐちゃぐちゃにするんだよな?今の強くなったお前みたら冴も喜ぶかもよ」
「それはない。だってアイツは潔を選んだ…!!」
「え?それはどういう…」
話を聞く限り、冴の言葉足らずのせいで凛が誤解しているようにしか思えなかった。
「潰す…!壊す…!!!」
「冴はちゃんと凛の事も見ていると思うけどな…マッチアップしてくれたし、凛は勝っていたけど。言っちゃえば非合理的なことに付き合ってくれたわけだ。冴が凛のこと特別に思っているのは変わらないと思うけどね」
☆
チームの幹部との話し合いや諸々の手続きのために、ドイツに戻った。それなりに長い期間いたので、懐かしく思いつつ、やることはちゃんと済ませてきた。あと、戻るかは不明なので部屋も片付けてきた。本当は去るときにやっておくべきだったんだけど。チームの練習時間の合間にお邪魔して、人目に付かないようにはした。
諸々が終わり、日本行の飛行機までまだまだ時間もあったので、街をぶらぶらすることにした。よく立ち寄ったお店で食べたり、BMのみんなと買い出しに出かけた際に行ったお店の前を通り過ぎたり。あ、ここのお店ゲーセンになったのか。行ってみたかったな。
思い出の場所といえば、電車に揺られ30分。シュタルンベルク湖に辿り着いた。ちょうど夕暮れ時なので、水面が美しく反射して見える。
ここには、前にミヒャとネスと来たことが何度かあった。比較的に近い観光地なので、遊び感覚で行ったんだ。基本的にサッカー三昧だったから、こうやって自然を感じるなんて機会はあまりなかったんだよな。
もうすぐ日も暮れるので、人気の少ない場所でボケーっとしていると、後ろから誰かがこっちに向かって走ってくる足音が聞こえた。
『やっとッ見つけた…!!』
『…久しぶり』
後ろに、息を切らせたミヒャがいる。どう顔向けすれば良いのかわからなくて、振り向かないでいた。
☆
【Side:・・・・】
『急に戻ってきたと思ったら、挨拶も無しにいなくなるとか、とんだ無礼野郎だ』
『ああ、済まない』
淡々と答える有馬。それに対してカイザーは感情の赴くまま荒々しく話す。
『今までどこで何をしていた。何故いなくなったんだ、答えろ』
『ごめん、言えない』
『こっちは散々迷惑被っているんだ、理由くらいきちんと説明してもらわないと困る』
『本当に申し訳ない』
会話が進展しないことに痺れを切らしたカイザーが、有馬の顔が見えるように正面に移動する。
『…こっち向けよ。散々心配かけてきて、ノコノコ戻ってきた態度がそれか?おいッ──』
無機質な表情。
有馬は常に笑顔で、それが象徴的な男だった。いつもバスタードミュンヘンでは誰彼問わず常時笑顔でいるような奴だった。
それが、今カイザーに対して絶対零度の表情を向けている。
『あ…』
怖い。普段の有馬からは想像のできないことだった。
初めて拒絶されたんだと、率直にカイザーはそう思った。
『…お前、そんな顔するんだな』
有馬はカイザーに背を向け、歩き出した。
『…俺何かに構ってないで、より一層高みを目指せ』
『……ァ…。待って…』
手を伸ばすが、それは届かなかった。これまでの関係から、あの表情を向けられたことにショックで足が竦んでしまった。有馬の背中が見えなくなるまで、途方に暮れた子供のように、カイザーは立ち尽くしていた。
☆
アンチノミー的な葛藤