エゴイストの成長を見届けたかった   作:miyata

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ロレンツォのコラボメニューには金箔が載っていないとさ・・・




【ネオエゴイスト編:第一試合】

【ネオエゴイスト編:第一試合】

 

 

 

 

青い監獄再招集の日になった。

 

事前に別の場所に集合してから、みんなでバスに乗って青い監獄へ向かう。隣には凛が座って、話をした。

監獄の入り口にはめっちゃ取材陣いる。あ~ちゃんと変装してきて良かった。頭もちゃんと新緑色に染めなおした。

 

 

「何かあったら言って、ケイ兄ちゃん」

 

 

「凛、いつも気にかけてくれてありがとう…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!江戸川!」

 

 

「潔と蜂楽、久しぶり~」

 

 

「久しぶりってかお前大丈夫だったの?!」

 

 

 

「ありがたいことに参戦可能となった」

 

 

「いや、そうじゃなくて。俺ら本当にびっくりしたんだからな」

 

 

「快調なんで大丈夫!ありがとうね」

 

 

会場には元U-20日本代表メンバーもいる。

離れた場所に愛久がいるのが見えた。彼、俺と同い年だから今度話してみたいな。まぁ冴はスペインに戻っているだろうから、いないとして。他に誰がいるかな~と見渡してしまった。

 

 

「あ、やぁ~っと見つけた♡」

 

 

「…どうも」

 

 

「探しても何処にもいないから俺本当に寂しくて…今度こそ、続き、しようぜ♡」

 

 

「は?…ひぃっ」

 

 

「近づくんじゃねぇクソ害虫が!!」

 

 

士道が恍惚とした表情でこちらに迫ってくる。凛が俺の前に立って守ってくれている。

 

 

「俺と、エドちゃんのランデブーを邪魔しないでくれる?リンリン♡」

 

 

「あ゛?消えろ、失せろそして二度と俺らの前に姿を見せるんじゃねえ」

 

 

「リンリンがそう言おうとも、俺のハートもうズキュンズキュンで責任とってもらわないとさぁ♡」

 

 

[やぁやぁ才能の原石ども────]

 

 

 

責任って何???、士道が向けてくるものが未知すぎて恐ろしくて困ってたところ、全員揃ったのか絵心が説明を始める。ついでに士道から離れた。

これからはブルーロックのメンバーに元日本代表メンバーが加わり、U-20代表の座を争うらしい。世界最高峰欧州5大リーグの環境をここに再現し、自己独自性を証明するための環境を選べとのこと。イングランド、フランス、スペイン、イタリア、ドイツから選べる。U-20選考基準については俺は事前に絵心さんから聞いているが、ここでは説明しないらしい。

 

U-20W杯まであと100日かぁ…。3ヶ月くらい。

俺もそろそろ決断しなきゃ不味いんだよなぁ。

 

 

青い監獄に再び来れただけ、凄い恵まれてる。

これから楽しみだなぁ。

 

 

欧州5大リーグ。凛に聞いてみたところフランスに行くらしい。

俺はドイツに行く。

まぁ単純にノアやミヒャ、ネスに会いたいという気持ちもあるが。ていうか、誰が来るか直前までわからないとのことで、俺は知らないけど。いるのかな?

俺のプレースタイル的にはここがぴったし。近くでアイツらの様子をみていたいのもあるが、勿論エゴイスト達の良い刺激となる仕事も忘れてはいない。

 

 

選択時間も終わり、ドイツ棟へ進む。

潔、氷織、雷市、我牙丸、雪宮、イガグリもいるのか…。黒名は確か結構ランキング上位にいたはず。清羅は見たことはあるけどあまり知らないな…。この9名でスタートルームへ向かう。

ルームに入ると、近くのモニターが点き、絵心さんが出てくる。これから行われる合宿について説明がなされる。

 

 

[創るんだよ”青い監獄”の子の中に、欧州5大リーグの環境を!!]

 

 

マンシャイン・C、ユーヴァース、FCバルチャ、P・X・G、そしてバスタードミュンヘン。

 

 

[そしてここからお前らを指導するのは俺じゃなく────それぞれのトップチームに君臨するエースストライカーだ]

 

 

ゲートが開き、バスタードミュンヘンの面々が登場する。

 

 

[現在世界最高選手の称号を持つ…指導者ストライカーノエル・ノア!!!]

 

 

お!ノアいる!ミヒャもネスも!久しぶり~!BMのみんなも遠路はるばるよく来たね。

 

 

イングランド:マンシャインCにはクリス・プリンス、スペイン:FCバルチャにはラヴィーニョ、イタリア・ユーヴァースにはマルク・スナッフィー、フランス:P・X・Gにはジュリアン・ロキが指導者として来てくれたそうだ。

映像を見る限り、ロレンツォも来てるんだー。元気にしていたかな~。

バレないように気を付けなきゃ。

 

絵心さんも凄く楽しそうに話している。

指導者の下で10日間のトレーニングを行い、11人のレギュラーに選ばれる必要があるとのことだ。そして、5大チームによるリーグ戦が行われる。

絵心さんからはその他特殊ルールについて説明される。無限交代可、3点先取、指導者は3分出場可能等。

 

強制実験体こと國神のお披露目もされた。お久しぶり~!凄い闇落ちしたみたいになっちゃってるけど大丈夫か…。國神もドイツに参加するらしい。

 

 

[あとはよろしく、指導者ストライカー]

 

 

『ゴールまで進め。そこで待つ』

 

 

ゲートが開き、SF染みたコースが出現する。いきなりスタートするんだな。

?ノアがドイツ語で話している。これでは日本語話者はわからない。ノアが日本語話してくれるんじゃないの?通訳は?

 

 

「ゴールまで来いってさ」

 

 

ドイツ語がわかる雪宮君がそう言う。これ、俺が出る幕はなさそうだ。

 

 

いきなり始まった障害物競走だが、

本当にすごいなこれ、SFの世界だと思えるくらい設備凄いな。

 

 

まずまずのペースで走ってゴール。6位か。ま、良いんじゃない。

俺元から俊足って程足早くないけど。休暇中もちゃんと練習してたけど、まぁ体力的には問題ないか。

 

あ、國神に負けてる。…あいつ何があったんだ。

一位は、当然だけどKAISERと書いてある。

 

 

『会いたかったぞ潔世一。世一って呼んでやる』

 

 

ミヒャが潔にちょっかい出してる。潔のシュートをボールで弾いちゃった。

あー、潔怒っちゃうよ…。

 

ネスが翻訳イヤホンを渡してくれる。近づかれたときにバレないかヒヤヒヤしたけど、大丈夫だった。ミヒャのことしか考えていないようでとてもウキウキしていた。御影コーポレーションってレオのところのか。片耳補聴器付けてるけど反対側に翻訳イヤホンを付けてみる。

 

同時通訳イヤホンすげー!

ネスがまるで日本語話しているように感じる…。いや、普段ドイツ語聞いている俺からしたら違和感。ネスの顔した日本語喋るなにか。いやいや、我慢しよう。多分普通にドイツ語で話したらバレる。わからないていでいくんだ。

BMの奴らは相変わらず口悪いし変わってないよなー。

ミヒャなんか潔に顎クイしているし。お前らそういう関係だったのか。

 

 

『ちゃんと俺の人生に 立ちはだかってくれよ 世一』

 

 

「お望み通り、俺がお前の人生を潰してやる」

 

 

相変わらずミヒャの煽り癖すごいなぁ。

横から見ている分には本当に絵になるなと思う。ここはネスと同意見。潔のこと主役ではなく道化とか言っているけど、潔は本当に主人公適正あると思うけどな。ミヒャだって気になるから煽ってるんだ。

ノアも宥めてるけど、俺もこれどうしたらいいのかわからん。

 

ノアは今後行われるトレーニングについて説明している。「超合理性」、数値で出した結果からスタメンを選ぶという。現状、下位はほぼブルーロックメンバーが占めている。素の身体能力じゃドイツ組に劣るかもしれないけど、ここでは多様なトレーニング方法があるので、頑張ればブルーロックでも上位に食い込めるだろうと思っている。

 

早速初日から過密にトレーニングは行われていたが、最新のものばかりですげ~なんて思いながらやってた。本当に21世紀かこれ?

 

トレーニングも終え、食事も終わり、寝る時間となる。

 

 

「あ、悪い俺寝る時別室で寝るから、またな」

 

 

「?江戸川なんで」

 

 

「…トイレ近くないと困るので(ボソッ)」

 

 

「お、おう」

 

 

潔達とこのまま寝室行く流れだった危ない。絵心さんとの約束は守らないとね。

 

 

 

部屋にたどり着くと先客がいた。

 

 

「やぁやぁ遅かったじゃないか」

 

 

「絵心さんいらっしゃったんですね」

 

 

絵心さんがいた。

 

 

「で、お前はどうするんだ。ドイツ棟で暴れまくるのか?」

 

 

「いやいや、そんな。まぁ途中まではそこそこやって、あいつら(ドイツ)の良い刺激にでもなってやろうかなと」

 

 

「ほぅ」

 

 

あんま覚えていないけど、俺が目標にしていたのはU-20元日本代表側に参加すること。それは出来ずに終わったが、NELに参加できるとまでは当時想定していなかったはずだ。今の気持ち的にはU-20W杯に興味はあるが、出れるかわからない選手なのに1枠消費してしまうのも勿体ないと思った。ここまで彼らの成長を見てきたからこそ、そう思った。

 

 

「ま、その後はBL達が這い上がってくると思ってます…アイツら成長速度半端ないし。勿論練習も一緒にやるつもりです」

 

 

「そうか。ま、くれぐれもまた倒れるなんて真似しないように。自己管理を徹底しろ」

 

 

「了解です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Side:・・・・】

 

 

 

NEL開始から数日が経った頃。

ノエル・ノアはとあるBLの選手の映像を繰り返し見返していた。

 

 

(似ている…)

 

 

江戸川新一。バスタードミュンヘンのDMF、今は活動休止を発表した有馬ケイに似ていた。

練習の段階ではあるが、試合外の動きも含め、体の動かし方や目の動きがどことなく似ている気がした。

 

 

(彼のファンボーイなのかもな)

 

 

そう思うことにしたが、ふとした動きや、なんてことない動作に、彼を彷彿とさせるものがあったのも確かだった。

ノアよりも有馬と親しくしていたカイザーやネスは、潔にご執心のようで、江戸川のことを気にした様子はなかった。よって、ノアも江戸川のことをただのファンボーイであるという認識だった。それに、表情が違うし、あの鬱陶しいような髪も、彼の好みではないだろう。

 

 

『…お前、江戸川といったか』

 

 

「…はい!!」

 

 

『お前は、有馬のファンなのか?』

 

 

「アッはい、よく映像みてました」

 

 

『そうか』

 

 

自身を脅かすかもしれない才能を持っていた有馬は、いなくなってしまった。チーム上層部を若干脅しても情報は何も出てこなかった。ここに有馬がいないことは端からわかっていたが、どこか期待をしていたのも確かだった。

彼に居場所を聞いてみようと思ったが、そんなことをしても意味がないと思い直し、ノアは江戸川に中途半端に話しかける形で終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Side:有馬】

 

 

 

キツいトレーニングではあるが、そのうち慣れてきてから潔達に色々と教えようなんて思いつつ。日付は忘れたけど何日めかの夕食。…普通投獄されてたら日付なんて数えなくない?

 

 

「潔は美味しそうに食べるよね〜」

 

 

「ああ、だってここに来た時は貧しい食事だけだったからさ。食のありがたみを改めて知ったというか」

 

 

ドイツ組も食堂にはいるが、離れた席にいる。

 

 

「今回は持ち込み制限緩いから、食べ物も色々持ってこれたよね」

 

 

「ああ」

 

 

「潔君は何か食べ物持ってきた?」

 

 

「俺は…きんつば持ってきた」

 

 

きんつばは俺もこの前初めて食べたけど、とても美味しかったな。俺は日本とドイツのお菓子持ってきた。そこからお菓子の話で盛り上がったので、お菓子の味見をしてみることになった。勿論ハ〇ボーやミ〇カもある。向こうで練習の合間に、ミヒャとネスとよく食べたっけ。潔も美味しそうに食べてくれた。

 

 

「そういえば俺、この前の県予選で有馬選手と会ったんだよ」

 

 

「…うん」

 

 

「で、きんつば貰ったんだよ!!めっちゃ嬉しかったけど、なんできんつばなんだろうなって。和菓子なら他にもたくさんあったし、もしかしたら有馬さんも和菓子系が好きなのかもしれない!!」

 

 

「そうかもね」

 

 

記憶が朧気だが…俺は潔君の好みを予め知っていたので、用意したんだと思う。セコイことして潔の気を引いてしまったことに引け目を感じていると、そこにミヒャとネスがやってきた。暇なのかわからないけど、潔のことを煽り始めた。潔もそれに応戦していく。俺はお菓子食べながら見てるだけ。いや、普通に怖いごめん。潔も凄いな。

言いたいこと言って満足したのか、ミヒャとネスは帰ろうとする。帰り際にチラッと俺の事を見たようだが、興味がないのか視線はすぐに外れた。

 

 

『…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10日間の練習が終わった。この10日間色々あった。でもまだ慣れていないということで、トレーニングで目一杯という感じではあったが。NEL中は携帯の持ち込みがOKなので、凛から結構な数の連絡が来ていた。一度棟を移動してきてくれたこともあった。一時的に士道の姿が見当たらなくて、こっちに来ていないか焦ったらしい。ご迷惑をおかけしてスンマセン。

そしてノアから11人のスタメンが発表された。

俺はスタメンは入れました。真ん中らへんにいるMFですね(笑)。アリ、ごめんよ。

相手はFCバルチャか。それにしても、BMのユニフォーム久しぶりに着たな。赤と黒と黄色のラインの入ったユニフォーム。本当にカッコいいよね。

 

 

「あ、蜂楽」

 

 

「おひさ~江戸川!」

 

 

FC・バルチャのスタメンには、ブルーロックから蜂楽、乙夜がいる。そういえばバニーは来ていなかった。会えるかと期待していたけど。

 

 

「國神~、頑張ろうぜ~」

 

 

「…」

 

 

「スーパーヒーロー國神さん…?」

 

 

無視ですか…!いや、集中してるところ話しかけた俺が悪いんだ。いや、本当に前と比べて顔が怖くなったので心配になったというか。

 

 

 

~~~~~

 

 

 

試合開始(KICK OFF)

ま、わかってはいたんだけど。当然俺にはボール回ってこないよね。ドイツ組中心で回っている。

國神が強引にボールを取り、シュートをしたが外してしまった。惜しいね。

國神とネスが揉めてる。

 

 

『カイザーへの忠誠心違反☆イエローカード1枚目です』

 

 

にっこりとそう告げるネス。ミヒャの事に関してはアイツは妄信的だからな。後、怒らせると本当に怖い。それに比べてFCバルチャは空気良さそうで良いな。

 

蜂楽はさらに進化したのか、ちょっと動きが変わっていた。ドリブルすげ~。関心していると抜かれてしまった。

あっという間に一点取られてる。

 

 

「何やってんだよ江戸川!」

 

 

イガグリが野次飛ばしてくる。

 

 

「いやー、蜂楽に見とれちゃってた。てか國神も凄いよね~」

 

 

あと、90分やること考えて普段の6割ぐらいで動いている。でもこのペースだと案外早く3点入りそうだな。

 

ミヒャが不気味に笑っていると思ったら、早速1点決めた。

カイザーインパクト半端ねえ~。前よりも速度が上がっている。あれ頭に喰らったら流石にやばそう。

 

 

『執行』

 

 

ノアがいないバスタードミュンヘンでは、カイザーシステムで成り立っている。と思ったら、ラヴィーニョとノアが入った。もう特権使うのか。

で、潔もIN。あれ?俺続投で良いんですか?ゲスナーと國神がOUT。

 

 

ラビーニョなら1点入れるだろうな。

この試合3点取った時点で終わっちゃうし。

このペースだとすぐ終わってしまうのでは…?

勿体ない。

 

 

「どうも」

 

 

『!お、俺から奪う奴がここにいるとは…!』

 

 

適当に取って、潔はノアと話しているようだったので、BMのメンバーに回したけど、その後、ラビーニョは1ゴール決める。

 

 

『死ぬまで踊れや、”不自由”共が』

 

 

蝶のように舞う美しい動きだった。周りを見渡してみると、カイザーが潔の頭をよしよししている…???

 

 

『勝つ事が全てだバスタードミュンヘン。俺の理想に喰らい付け』

 

スピードとパワーで超合理的に突き進むノア。そのまま1点入れて、これで2-2だ。

ここで3分経過となり、ノアに代わって國神がINする。國神の事情は薄っすら話には聞いていたが、ノアのコピーか。

 

 

潔はドイツ組のボール奪いまくって攻めてて草。

おー、いいぞやれやれ。

 

俺ほんと何にもしていないしそもそもボール回ってこないいし、こぼれ球を國神にちょっとパス回したくらいだし。無理矢理潔に通しても良いんだけど、潔が折角一生懸命足掻いているので様子見だ。

 

最終的に潔のパスで國神がゴールを決めて、3-2でバスタードミュンヘンの勝利となった。

 

 

「ナイスショット、スーパーヒーロー國神」

 

 

「…」

 

 

 

あ~、潔と國神同士、でその後にネスがバチバチと汚い言葉吐きあってる。ミヒャもネスの頭ゴシゴシしててネスが可笑しくなっている。

なにこれコワイ!さっさと戻ろ。

 

 

「俺に全てを奪われる、裸の王様でいいか?」

 

 

『何ソレ、クソゾクゾクする♪』

 

 

[第一試合おつかれー────]

 

 

バチバチやるのは試合中だけでいいからさ~と思ったら、モニターが点いて絵心が話し始めた。

事前に聞いていたけど、これオークションなんだよな。

潔の年棒は…BERSERK DORTMUNDから1700万か。國神には2400万、蜂楽には3200万。ミヒャは3億…確か、記憶通りだとこれまでと同額のオファーのはずだ。

-NO VALUE-

今回俺はいくら出場しても金はつかない。あ、みんな上しか見てないから気が付かれなくて良かった…。

俺は他のチームに行くつもりはないので、欄に名前はない。オファーできない状態になっている。大体、偽名でやっている奴にオファーなんてつけられない。BMからの賃上げも、現状あれだから期待はできないし。

 

 

[リアルショータイムなんだよ、お前らの戦いと葛藤の全てがな]

 

 

「BLTV…」

 

ビーエルTVじゃなくて。ブルーロックTVか。試合中継だけではなく、練習や日常生活なんかも録画で配信される。英雄の誕生を見届けることができる。

今回、参加できなかったらあの配信に噛り付いて見ていただろうな。

 

モニターに映し出されるユーヴァースvsP・X・Gでは、凛、相変わらず活躍しまくってるようで何より。

 

 

 

 

 

説明も終わり、ロッカールームへ移動する。カメラが設置されているので、これもきっと編集されて配信されるんだろう。イガグリがウキウキでカメラの前に立っている。

ブルーロック側で作戦会議というか、一旦の目標はBMの一角を崩そうという話になっている。雷市が珍しく潔のことを認めている…?!

てか、雪宮は認めないってキレてるけど、どうした。潔セコイってどういうこと?

 

 

『盛り上がり中ごめんあそばせー』

 

 

あ、ミヒャが来た。

…お前なんで上裸?本当に裸の王様やりに来たの?

真冬だから風邪引いちゃうよ。

 

 

 

『人間誰しもが抱くその”嫉妬”って悪魔を 飼いならせるのがプロフェッショナルだぞ』

 

 

あ!耳が痛いですカイザーさん!俺もみんなみたいに活躍したい!!めっちゃ嫉妬してますプロ失格だぁ…。

相変わらず滅茶苦茶煽ってきますねミヒャ…。

その後散々煽って満足したのか、帰っていった。

 

 

 

「潔、アイツお前が提案した通り、裸の王様役やりに来てくれたね」

 

「え…。あ、うん」

 

 




これまでのものを一旦投稿することにしました。ここから先もちゃんと書いてあるのですが、後程加筆修正して投稿する予定です。チラシ裏の掲載ですが、ここまでお読みいただいた方ありがとうございました。
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