A原作ライト君が知ったらもっと絶望させるためにこの世界の出来事を延々と見せてそうですね。
それも幸せな日常を。
Qなんでサーシャ強化回?
A勝利の報酬でめっちゃ強くなります。元々原作はライト君達が最強ですがこのままだと憑依サーシャはそれに付いていけず徐々にフェードアウトしていってしまいます。
Qしりとり最初の魔法らしきもの何?
A実はエリーも未発見の
サーシャ強化回その2です。流石に決着させます。
口裂け女。マスクを付けた女。口が裂けてる女。
それは夜道で「私、綺麗?」と聞いてはいと答えると「ありがとう…これでも?」と言って口が内側まで裂けてる顔を見せてくる。まああとは…みんな知ってる通りだ。
知識の共有をしてる人、もしくは地球人にとってはメジャーな日本の怖い話でもある。
私はたった今、それを受けていた。
いや、普通の状況で遭遇したとしても逃げれるし、ライト君とかエリーとかが消し飛ばしてくれるだろう。
しかし今は違う。後々呪術廻戦の方の口裂け女である事がわかるのだが、呪術廻戦の記憶が薄れてる私には何故そんな事になっているのかが分からない。
(なんで口裂け女で時が止まるんだよ!ていうかマズイカウントが動いてる喋れないし動けない!)
私は焦った。必死に喋って返そうとする。しかし口が動かない。顔も動かない。
口裂け女が現れず、カウントが0になる。*1カウントがリセットされる。
(早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ!)
またしても口裂け女は現れず、カウントが0になる…瞬間、カウントが5延長された。
だが結局0になる。
カウントがまた一巡し8になった時、口裂け女はようやく前に現れた。
「『何もない』!あっ喋れた!」
喋れるのに返せない。というか口裂け女という事は…。
目の前に長髪の、女性的な体型をした人が現れる。
今は急いでる。つまり、答えは─────
「聞かれるまでもなくお前はブス!!!!!」
ハサミの音が聞こえる。それと同時に耳に鋭い痛みと何かが食い込む感覚。恐らくハサミだろう。
気づいた時にはハサミが四方八方から自分を囲むように、人体の致命的な部位全てを狙うように浮いていた。
私はそれを無理やり切った。
動けるようになる。状況を確認する。
ライト君とメイが倒れてる。
カウントは2。エリーとイメージ共有している暇はない。今すぐ言わなければ…!
しかしエリーが今からいう事のイメージを共有してくれた。『保険』の準備で忙しいのに有能すぎる…!
「日本語語尾『何もない』!」
目の前に人のパーツをでたらめにくっつけた、人型の3mほどのおぞましい巨人が現れる。
(抑止力なしのアレフ級だ。時間稼ぎ出来ればいいけど…)
『保険』…というか蘇生魔法の発動にはある程度時間がかかる。
これで一巡持たせられるか…?
「Hello?」
記録者は難なく避け、
「これで良かったのですか?
サンスクリット語語尾、『
(インドラ?インド系?何が起こる?)
次に、
(雷雨を…起こす?それだけ?明らかに人の名前…は!?)
雷雲が空に浮かんでいる。あたりに石柱が無ければ、ここが地上と勘違いしそうである。
『何もない』は即卵*3になってしまった。
「ご安心を。本物ではございません」
どう考えても安心不可能なこの状況でその「インドラ」を観察する。
白目…?意思がない可能性が高い。
そして見れば見るほどわかる強さ。明らかに神の類いだ。
武器を持っている。雷を纏っており、強力である事を予感させる。*4
「ナズナちゃん!
「最低5分はいけるのだ!破壊は!?」
「拠点に被害がなければいくらでもヨシ!」
「了解!」
ナズナとインドラが激しくぶつかり合う。
衝撃波がこっちに来るが、気にしてられない…!
カウントは3。私はカウントが12の時エリーに送ったイメージが返ってきたので使う。
【そのまま使っても負けにはなりませんから早く言ってくださいまし!】
「神話には、神話を…!古ノルド語語尾!『
とてつもない黒炎を纏う剣が、周辺の雨を即座に蒸発させる。水蒸気が大変な事になってるが気にしない。
私はこれをいつの間にか戦場を変え凄まじい空中戦を繰り広げてるナズナに…
「コレ!受け取って!」
と全力で投げた。
「感謝するのだ!!!これで多分倒せる!!!」
凄いな武器パワー。
「さてさて。裏切りの枝ですか。素晴らしい。かの者と組み合わさったのならば、勝機は十分にあるでしょう。」
「しかしコレはあくまでもしりとり。またわたくしが『口裂け女』のような言葉を用いた場合、敗北が確定しますが…」
「それは無い。絶対に。」
私は断言する。
「そう言い切れる理由は?中国語語尾『
私の推理を記録者に伝える。
「お前、元人間だろ?」
不死の薬を飲もうとするのをアオユキが隙間ない攻撃で阻止する。
それでも記録者は余裕そうに、ゆったりと
「そうですね。よくお分かりで。」
と子供がなぞなぞに正答したみたいな優しい微笑みを浮かべながら言った。
それに対し私は、
「それが何になるかって言ったら、
「お前は歴史の記録者で…地球、この世界に限らずあまねく世界の歴史を記録してるんだろう。
「そんなことをしたら…
「そうなるとどうなるか…
「つまり…発想でお前の能力を上回れば、私たちの勝ちだ。日本語語尾『
アオユキは撤退、待機して。」
「にゃ〜」
私のこの推理は、当てずっぽうに近いめちゃくちゃな論理だ。が、コレじゃなければ、
私たちが全く知らない
それを延々とし続けてれば勝ってたのにも関わらずだ。
おそらく最初の言葉は、それを隠すため。
「自分はあなたの知らない事も知っている」
という嘘に近い事を伝えるために。
バーサーカーになる魔法を記録者に向ける。ビームのような形で。
掠ったら即バーサーカーになり、まともに思考出来なくなる。ビームの部分以外はそういう魔法だ。
しかし掠りすらしない。
「確かに、その推理が正解ならそうですな。ですが、
勝負が終了してから答え合わせといきましょう。古ノルド語語尾、『
顔色ひとつ変えない。弱点を見つけられたにも関わらず。
(合っていてくれ!)
と不安になる。
…ライト君がいないと決め手に欠ける。
そう思ったのは、仲間の方に飛んでいった鎖がナズナを拘束し、アオユキも拘束された時だった。
【お待たせ致しましたわ!蘇生魔法の準備が完了しましたわ!ライト神様に使いますわよね?】
「もちろん!」
【では発動いたします!周辺にご注意をして下さいまし!】
ライト君を中心に魔法陣が重なる。
そして、光が溢れ出て、この奈落が光に満ちたような錯覚を覚えた。
その光はすぐに収まり、そこには元気なライト君が立っていた。
「状況は?」
「ナズナちゃんが推定神話の神と交戦中に拘束、アオユキ行動不能、メイ死亡。
保険使用不可。」
「了解、グングニールは?」
「常時1段階解放、2段階解放も視野に入れて。*8」
そこまで言ったところでカウントが迫ってくる。
ライト君もグングニールを1段階解放し、インドラに拘束されながらボコボコにされているナズナを救出する。
ついでに治療もしながらインドラにグングニールを振るうが、当たらなかった。
ついでにアオユキも解放した時、フリーのエリーから、
【グングニールに巻き込まれないようにして下さいね?】
と言われた。
「それは分かってるけど…グレイプニルか…」
今度はライト君がイメージを送ったのか、今から出すもののイメージが送られてくる。
「日本語語尾『
「『記録者は喋るべきではない』」
ライト君がそう言った。
【催眠魔法ですわ。発動者が喋った言葉は一時的に真理として思考、記憶が改竄されますわ。まあライト神様のお言葉はそんなもの使わなくても絶対不変の真実ですけれど!】
私の知らない魔法だったのでエリーが解説してくれる。
記録者には効かない気しかしないが、返せたのでよしとしよう。
「本当にそうですかな?日本語語尾…」
『
その言葉の効果なのか、
インドラも、エリーも、ナズナも、アオユキも。全員死んだ。
メイ以外は分身なので消えていく。
雲が晴れ、元の奈落の天井が見えてくる。
「おや、2人…ですか。1人になるように条件を設定したはずなのですがね。」
「この魔法は即死魔法です。即死する条件を設定し、その条件を達成した生物を強制的に即死させます。
もちろん、デメリットはあります。
この魔法は即死する条件と同時にそれに合った代償を設定しなければなりません。
例えば今回の場合、『この魔法を解説しなければならない。』
『この即死条件で生き残った生物が自分を除いて2人以上だった場合、
次のターン相手の有利になる言葉にしなければならない。』というデメリットが付いております。」*9
「今回の即死条件は、『召喚された経験があること』。どうやら貴方の魂は…導かれていないようですね。」
そんな事をいう記録者。
「つまり…貴方は私たちに利敵するの?」
「その通りです。」
「なら…次の発言、
「分かりました。」
「ライト君。イメージ共有魔法、使える?」
ライト君は肯定した。
「ならそれを使って欲しい。次、規模がデカい言葉を使うから…イメージ出来るようにして欲しいの」
それもライト君は肯定すると、今からする事を送信し、一緒に原典のそれに近づけるようにする。
「日本語語尾『砂』。」
少量の砂が出てくる。
「ではわたくしは、日本語語尾「梨」です」
美味しそうなナシが降ってくる。
私はそれをキャッチすると、その場から離れていく。
やろうとしている事は単純。
ただただ、超火力をぶつける。それだけだ。
あの化物の能力を上回り、殺害する手段…それに心当たりがある。
(カウントは5。もう良いかな。)
私たちは走り続ける。
そして、カウントが1になった瞬間。
私たちはこの短いゲームを終える言葉を叫ぶ。
「「神撃!」」
こうしてこの勝負は私たちの勝利で終わった。結局、記録者を上回る事はできなかった。*10
奈落。神撃跡地。
今回の勝負に分身含めて参加してくれた仲間達を集め、記録者と向き合っていた。
「本当に面白い勝負でしたな。ここまで心躍ったのはいつぶりか。では、勝利の報酬です。
「過去にその場で起こったことを見る事が出来る能力」を奈落所属の生物に。
「呪いに対する完全耐性」をライト様に。
「サーシャの前世の世界における真実の歴史の本」を獲得。
「過去、現在、未来改変に対するある程度の耐性」をライト様とライト様が選ぶ任意の存在3つに。
「平行世界の閲覧、一部利用」をライト様とサーシャ様に。
以上でございます。もうこれ以降わたくしは召喚出来ませんが…また、会える時がやってくるまでわたくしは待ちましょう。」
そう言って締めくくり、消えていく。
正直もう二度と会いたく無いが、こいつが言うって事は多分あるんだろう。
結果的に奈落はライト君の故郷を滅ぼした親の仇を知ることが出来る上に、
並行世界の一部利用の内容によっては私が大幅強化される。
全部いい事なんだが…。あんな危ない橋はもう二度と渡りたく無い。
とても疲れた私はライト君があんなカードを召喚しようとしてた事実について言及する元気もなく、
拠点に戻って全身脱力した状態でお風呂に入り、一切力を入れずメイドに自室まで運ばれて寝るのだった。
翌日。奈落の会議室。
私はライト君とレベル9999勢のみんなと報酬の確認をしていた。
「まず、過去視。これはそのまんまだし、使用用途も自明だから良いかな。
次、呪いに対する完全耐性。すごい事だよこれ!ガングニールを2段階目まではほぼノーリスクで使える!
次に、歴史の本だけど…書庫に特別枠として搬入しておいたよ。読む許可が欲しい時は僕かサーシャさんに直接許可を得られたら読めるようにしてるよ。
現実改変耐性は…サーシャさんと、エリーは確定として…後誰にすべきなのかは後で決めよう。
並行世界の閲覧、一部利用は…検証しない限り分からないかな。」
まあこんなものかな。とライト君が言う。今見ても凄い報酬だな、コレ。
並行世界の検証は会議終了後でいいとして、改変耐性を誰に付けるかの議論をしなければならない。
これは荒れるぞ…!
そうワクワクしていた私の意に反して、穏当極まりない多数決でメイに決まった。*11残念。
会議終了後。奈落の拠点外の広い空間。
私はエリー、ライト君と一緒に新能力の検証にやってきていた。
「まず閲覧から。とは言っても、どう見ればいいんだろう…?」
「魔眼の発動のようにしてみれば?」
「お!手応え…いや目応え合った!指定してみるか……!?」
アドバイスをしてライト君が少しやかましい事を言ったのち、ライト君の表情が驚愕に染まった。
おそらく並行世界が見えたのだろう。
「羨ましいですわサーシャ様…わたくしも自分の可能性を見てみたいですわ…」
「でももうあんなのはしたくないから、自力で見れるようにならないとね」
そんな事を話しているとライト君が、
「なんだこれ…!?なんなんだよこれ!?」
「えっと…どうしたの?」
突然狼狽始めたので心配する。エリーもメモるのを辞めて駆け寄ってくる。
多分自分が無惨に殺されてる可能性が見えちゃったのかな?
「どうして僕が…大人のサーシャさんを拷問してるんだ!?」*12
「え?私?」
どうしてそうなった。気になったので私もアドバイスした通りに、
魔眼を…魔眼使った事ないから分からないけどとりあえずそうする。
すると…
「あっ見えた!本当だ。大人フォームの私が拷問されてる…ライト君凄いニコニコしながら見てる。めっちゃ酷いな、何やったんだ私?」
奈落の誰か殺しちゃったのかな?
「えっと…ライト君はそんな事しないよね?」
「当然だよ!何が悲しくて家族みたいな人を苦しめなきゃいけないんだ!わざと悪意向けるにも一苦労なのに!」
えっそこまで信頼されてたの私?*13
意外に、いや考えれば当然の重さに気づいた私なのだった…。
「次に利用だけど…。並行世界閲覧しながらじゃないと使えない?いや、そんな事ないな」
私はさっき見た拷問サーシャ(大人)の持っていた能力を借りてみる。
すると体が中途半端に成長して、オカリナと弓を手に持っていた。
(時オカ?)
そう思いつつ、とりあえずそれっぽく弓を引いてみる。すると体が「生まれてからずっと使ってましたよ?」みたいな馴染んだ感覚。
…そして勝手にライト君の方に向かうターゲット。
「……………」
私は無言で弓を下げた。あのまま射ってもなんの問題もないと思うが、やっぱり仲間に向けるのは罪悪感が伴う。
「……なんかダメそうだけど、オカリナの方も行こう…」
オカリナを吹いた経験は前世含めて無いが、自分でも惚れ惚れする綺麗な演奏が出来た。
すると私の頭上に魔法陣が現れ、2体の天使?らしき生物が出てきた。
一体はガチムチの体で身長は4mを超えていた。手には巨大な鉄塊のようなメイスが握られている。上半身裸で顔はフルフェイスヘルムを被っているため、表情を確認することは出来ない。
背中に羽根が生えていなければ天使というより、別種のモンスターだと誤解しそうな外見である。
ちなみにライト君の方に攻撃しに行っている。
もう一体は大きさが同じく約4m。彫刻のように硬い素材で手足が体にがっちりとくっついている。両手で握る杖も埋め込まれ、見た目人型のチェス駒のようだった。こちらも背中に羽根が生えていなければ、見た目は新種のゴーレムである。
ちなみにライト君の方に攻撃しに行っている。
なんでだよ。さっきからライト君への殺意が凄まじいぞ。しかもパッと見でもその程度じゃ殺すのは不可能だし。
エリーが鑑定したところレベルは1500前後くらいとの事。
案の定一撃で破壊された天使達は残骸をその場に散らす事なく消えた。
「………この世界線はダメだね!うん!」
分かりきってはいると思うけど、それはみんなの総意だった。
この後の検証で私が「最後にやったゲームに登場した能力を全て使える能力(魔力は相応に消費する)」だった世界線を引き、
あと単純に重ねがけする事で身体能力を超向上させられる事がわかった。
ライト君の方も他のレベル9999の並行世界の仲間を召喚出来たり、その時にその仲間に殺されかけたりしたが、
まあ特にいう事はなく検証は終わった。
並行世界の力を手に入れ、ついに私まで最前線に立てるようになったのだった。
Q神撃撃って自分も死ぬけど相手も死ぬならいいんじゃない?
A勝敗については、記録者、もしくは奈落チームが全員死んでもカウントが0にならない限り勝ちが確定しない(引き分けになる。報酬は中途半端になる。この場合強化なし。)という裏ルールがありました。なのでどちらかが生存していれば大丈夫なので、別に2人で逃げる必要は特にありませんでした。
Q原作サーシャ世界線の能力ライト君に殺意高くない?
A憑依サーシャ的には、自分に無いところを埋めてくれるいい能力ではあるらしいです。
ライト君に自動ターゲットさえされなければ。
Qエリーって憑依サーシャのこと「サーシャ様」って呼んでなかった?
A敬う事はやめませんが、それはそれとして距離を近くしたい感がエリーにはあったので。
当然憑依サーシャには受け入れられました。
Qサーシャなんか記録者に対する口調変わってない?
A魔法の説明中に冷静になりました。
次回、村を襲った犯人判明、世界の調査を加速させる。そして冒険者計画発足。