Aこの世界線のシオンは全種族誘拐しまくって多方面から恨まれてます。
人種を“普通モルモット”それ以外を“高級モルモット”としてしか見てません。
勿論自分もモルモットとしてカウントしてます。魂龍召喚したところで
「私を食べるのはレポート書くのとちょっとの質問に答えてからにしてほしい」と言いそれを叶えてから魂龍に食われて死にました。『ますたー』?研究優先で断りました。『ますたー』をエルフ女王国に入れたら本土に呼んで検査させてくれたらそれで良いよとのことです。
Qミヤちゃんは?
A実は真実を教えてエリーに少し魔法を教わってます。口止めもしてます。
教えた魔法は、『
信仰心で思い込みをいつでも変えられるミヤちゃんにそんな魔法を教えても良かったのかは誰も知りません。
最悪ノーモーションで高速かつ透明な防御貫通即死攻撃を飛ばしてくる最悪の初見殺し
Q.文明が加速すると世界が滅ぶってどう言う事?A.ドワーフ国にならヒントくらいあるはずです。
エルフ女王国改革計画が完了し、傀儡国にしたその2日後。
エリーによる調査が完了したという知らせを聞いたのはナズナと仮想空間で手加減の訓練をしていた時だった。
【この放送を聴いている皆様、ハーディーの記憶調査が完了いたしましたので執務室にお集まり下さい】
と、念話が来た。戦闘中だったのでナズナが手加減に失敗して体が吹き飛んだ。
「おー、ついになんか分かるのか!楽しみだぞ!」
「そうだね。『ますたー』の事なんか知ってれば良いけど」
私はナズナにおんぶしてもらい、執務室に向かう。
執務室。報告場所にここを選ぶのは初めての事だったりする。
エリーからの報告を聞いた私は、少し頭を傾げる。
「『ますたーを放置すると文明が加速して、ある程度を越えると世界が滅ぶ。
それを避けるためますたーを確保し、隔離して、姫のようにあやし、外部への影響力を最小限に抑える』…どういう事?」
エリーはこれに対し、
「それを知った時、最初に思ったのはリ・クリエイション…リクリエですわ。」
エリーはリクリエの説明をする。
なんでも、私がゲーム能力で利用してるゲーム、『クルスタ』のメインストーリーの最大の敵らしい。*1
それは『世界の再構成』をする摂理であり、『文明の発展が滞るとリクリエが滅ぼしにかかる』というもの。
滅ぼす理由は“文明をもっと先まで進めて完璧な世界を作る為”らしい。
「その情報を聞くと…文明が加速する、その結果文明が滞り、リクリエそのものではないにしろ上位存在が滅ぼしにくる…辻褄が合う。じゃあこれをリクリエ説として保留しておこう。さすがエリーだね」
「ありがとうございますライト神様!」
ライト君に褒められてすごい嬉しそうにしている。
この後はこれといった推測も出来ず、結局リクリエ説が最有力としてその日は終わった。
翌日。朝9時。
ライト君から念話が来た。
【人種王国から会談したいとの連絡を受けたよ。僕は受けるつもりだけど、サーシャさんは?】
【突然だなあ…その人種王国って、巨塔として会談するんでしょ?】
【そうだね。神光バベル王国の名はまだ広く知られてないからね】
【じゃあ、私は受けない。というより出席しないという方が正しいかな?エルフ女王国を屈服させた奴がエルフ種侍らせてたら悪い印象しか残らないだろうし】
【なるほど。それもそっか。サーシャさんは重要な立場の人だけど、その人が種族隠してたら怪しまれるし、透明になって会談を見るだけでも、僕は良いと思うけど…】
【何か重大な出来事があったらいつでも駆けつけれるようにはしときたいから、じゃあそれで良いかな?】
そういう事で人種王国と会談することになった。予定日は1週間後らしいから、迎える準備をしておこう。*2
1週間後。巨塔3階。
私は透明になって会談室の外のソファに座っていた。勿論中の声は全部聞こえるようになっている。
今はメイが案内してくれることになっている。
他にも私以外にも緊急時に備えて多くの戦闘要員が待機している。
その他にも医療班や、いつでも転移で緊急避難ができるようにしている。全部エリー1人だが。
ここまで厳重に対策しているのは大きな理由があった。
人種王国の調査をしていたところ、今まで『生存してるかもしれない』くらいだったライト君の妹、ユメが見つかったという知らせを聞いたからだ。
これを聞いた時のライト君の反応は面白かった。
自分もびっくりしすぎて飲んでいたコーヒーを吹きかけたが、私はビックリさせる出来事は多く体験してきたので、ライト君のように紅茶を吹き出す事はなかった。
閑話休題。
まあとにかくライト君の妹が見つかったので、人種王国との会談は絶対にしなければならないことになり、
見習いメイドらしいユメを絶対に連れて来させるために、エリーが催眠魔法を使ってユメを会談に連れて来させるように仕向けたりした。
その結果、この会談の場に見習いメイドの筈のユメがいる。
案の定ガッチガチに緊張していた。かわいい。
…対談が始まった。すぐにライト君が会談室に静かに入っていく。
…普通にライト君バレてない?護衛らしき人の声が聞こえるし。
あっ眠らせた。多分全員眠らせたのかな?
中で混乱してるユメちゃんの声とメイの自己紹介の声。
状況説明とこれから何をするのかを少し説明したあと、何かのカードをリリースさせたようだ。
【サーシャさん、入っても良いよ】
【これ以上はユメちゃんの混乱を増幅させるだけじゃない?奈落に行ってからゆっくり紹介させて欲しいかも】
と、ユメちゃんが混乱してるので、状況を飲み込む時間が必要だろうと思いそう提案した。
ライト君はそれを受け入れ、この場で色々細工したあと、メイと最低限だけ巨塔に残して私たちは奈落に転移した。
奈落。訓練室。
なぜか訓練室に転移した私たちは、ライト君の妹を一目見ようと人の形をした仲間たちがユメに集まっていた。
「ライト君?そこは執務室とかじゃないの?」
「ごめんサーシャさん、最初からこうするつもりだったんだ」
突然現れた私にすごいビックリするユメちゃん。私はライト君を少し睨みながらもユメちゃんに自己紹介する。
「突然ごめんなさいねユメちゃん。私はサーシャ。ライト君の家族に近い人よ」
「にーちゃんの家族に!?」
そうしてユメちゃんが驚いているとアオユキとナズナが近づいてくる。
「お帰り、ご主人様! その
「うん、そうだよ。ユメ、こっちのネコミミはアオユキで、この銀髪の子がナズナっていうんだ。2人とも僕の大切な仲間だから、ちゃんと挨拶をするんだよ?」
「お、お兄ちゃんの妹のゆ、ユメです。こんにちは」
突然すぎる出来事なのに適応力が高い。
アオユキは「うにゃあ〜」と鳴きながら頬を擦り付けていた。
ユメちゃんはかわいい〜と言って癒されてた。おまかわ。
ナズナにはナズナお姉ちゃんと呼んでナズナがすごい張り切ってた。ユメちゃんは少し引いてた。
みんながユメちゃんに自己紹介しようとするが、ライト君がこれ以上はユメが疲れると言ってまた今度にした。
そのあとはアイスヒートに案内してもらってた。傅かれる経験が一切ないからかすごい困惑してた。
その時ライト君が懐かしそうに笑ってた。確かにナズナ召喚したばっかの時そんな感じだったな…と私も懐かしむのだった。
ライト君の妹を見つけ出すことが出来て、ライト君の心の余裕もさらに生まれるだろう。
そう思った私は、改めてライト君との距離感を測ってみる事にした。
今の距離感は家族というより仲間の方が近い気がする…。
(私もライト君じゃなくてライトって呼んだ方が良いのかな?)
(じゃあライト君も私の事お姉ちゃんかサーシャの呼び捨ての2択になるな…)
聞いてみよう。
【ライト君さ、ユメちゃんと再会して心に余裕できたでしょう?】
【そうだね。1人じゃないのは本当に嬉しいよ。奈落に落ちた頃も1人じゃなくて本当に良かったって思うし。
それで、どうしたの?】
私は話を切り出す。
【そう…私思ったのよ。今までのライト君との距離感ってどちらかというと仲間の方が強いかも、って】
【そういえばそうかも…じゃあどうするの?呼び方を変えるの?】
【まさにその通りで、改めて呼び方を考えてみようかな〜って思ったの】
【呼び方…ねーちゃんとか?】
【それか呼び捨てかの2択ね。私としてはどちらでも良いけど…別にブレても気にしないし】
【じゃあ気分と状況で呼び方変えてみるね。サーシャさんとも、ねーちゃんとも、サーシャとも呼んでみるよ】
サーシャさん…ねーちゃんは?とライト君が聞いてくるので、私は呼び捨てか君付けの2択を示し、両方でも良いかと聞いた。
【両方いいんじゃないかな?まあ、使っていけば自然とどっちかが染み付くからまあいいんじゃない?】
確かに家族というものはこれと言った呼び方を教えられてするものでもない。
仲が深まれば家族に上も下もないのだ。*3そう思った私は結論として、
【仲が今より深まったら自然と色んな呼び方になるでしょう。今決めるものではないわ】
という事になった。ライト君も肯定した。
翌々日。奈落。
私とライト君はエリーから報告を受けていた。
私は人種王国の会談の結果がどうなったかは知らないのでそこもエリーから説明される。
結果的に、巨塔および神光バベル王国は人種王国と同盟関係になった。
そして解放された人種奴隷は巨塔で保護して、王女を女王にするという事になった。
そのためにバベル王国は協力する。
そしてその見返りにバベル王国の名と力を広める。
「という事ですわ。そしてユメ様の記憶を調査したのですが、過去視で見た内容と相違ありませんでしたわ」
「やっぱりか…ヒロ…お前は絶対に地獄に送ってやる…」
ライト君から威圧感が出る。空間が軋む音がした気がする。
「ライト君。その憎しみは、ヒロと戦うチャンスが来るまで取っておきましょう」
「そうだね…今は、まだ早い」
ライト君から威圧感が消える。
人種王国と同盟を取り付け、ユメちゃんと再会できたライト君。
しかし当然ここで終わりではなく、次の目標が決まる。
「次の目標はドワーフ国…つまり、『ナーノ』だ」
1ヶ月後。
ドワーフ国に行くにしたってすぐ行けるわけじゃない。会談には行ったが。
私だって重要ポストに収まってはいるものの、強さ的に…というかレベルが低い。
もしも何か初見殺しで身体能力を強化するまでもなく蘇生魔法の範囲外の死に方をしてしまった場合、私は普通に死ぬ。ライト君達ははレベルが高いから強化せずとも助かるが、私は一撃死。なんて事もある。
そういうのを回避するため、会談以外は奈落か巨塔で待機。冒険者として活動する際は、冒険者時代通った事、もしくは行ったことのあるダンジョンに行くという事になっている。厳しい制限がされていると思うかもしれないが、私はかつて世界中を飛び回ってたため、割と自由に行動できる。
まあそれはそれとして、会談の結果、文明が加速すると文明が滅ぶ件について
魔人種が鍵を握っているという事実が判明した。ヒロもそこら辺にいるはずだ。
ちなみにリクリエ説にドワーフ王国の王、ダガンは、
「文明が滅ぶのは文明が停滞したから…加速するとなるとやはり停止もするか。ん?待てよ?じゃあ、
その上位存在を倒したらどうなるんだ?」
等の疑問が多く飛び出し、実りある会談になったと思う。質疑応答の時間が長すぎるけど。
とりあえずリクリエ説が当たっていたとして、上位存在を討ち滅ぼしたあとどうするかも決めて行った。
出来るという前提なのは良くないと思うが、記録者級が出てきたら討滅不可能だが、破壊の跡が残る程度なら総力戦でほぼいけそうという認識になった。
という事でライト君達の楽しそうな遺跡調査には行けませんでした。安全の為仕方ないとは思う。
無限ストーンゴーレム、人工海にシロナガスオオクジラ、過去文明の宗教画に書物に宝物庫。
冒険者としても夢としか思えないような成果に仕方ないと思いつつ悔しくなる。
(行きたかった!!!!!)
そして貰ったダガン王からの王印。これがあればドワーフ王国内で権力を振るえるとのこと。
(いいのかそんなんして!?)
まあそんなわけでナーノ復讐計画はこれ以上ないくらい順調に進むのだった…。
翌日。ライト君の執務室。*4
「プランが出来たよ。ドワーフ種のナーノをドワーフらしく絶望させ、死ねない地獄に導く手段が!」
そう言われたのはライト君が遺跡から帰ってきた翌日の事だった。
「ライト君のことだから最初期からプラン考えてると思ってたけど…」
「計画そのものは考えてたよ。でも、ドワーフ王国でダガン達と話してみて、計画を大幅に変更したんだ」
「あ〜そういう…」
私はどういう感じの計画にするのか聞いてみる。正直ガラ悪い以外印象なかったガルーと違って、
個人的には嫌いよりの人物だ。気難しいにも程があるのだ。今回の復讐には乗り気で行かせてもらおう。
「地上基準でスゴイ武器を作らせてそれを徹底的に貶める…いいんじゃない?王印があるんだし、1週間後には出来そう」
「まあ細かい所はまだこれからって感じかな。ねーちゃんも参加する?」
「『種族の集い』時代あいつの気難しさには苦しめられたから、今回は乗り気で行かせてもらおうかな!」
「ありがとう!じゃあ、ねーちゃんもメイン張れるように調整するか…」
ライト君はそのまま思考の海に入ってしまった。私はエリーに復讐計画の概要伝えておこうかな…?
「ライト君。エリーに復讐計画の概要伝えておいていい?」
「ああ、良いよ。僕の考えた計画と合わせて考えるか…」
その後はエリーに復讐計画の概要を伝え、ライト君と一緒に計画の考案をしていくことを伝えた。
エリーは大喜びだった。
さらに1週間後。ライト君の執務室。
私は報告書を読んでいるライト君からの報告を聞いて耳を疑っていた。
「あいつが…辻斬り?これからでっちあげする罪の話じゃないよね?」
「違う…これは多分、ナーノが自分からやり始めた事だ。どういう事だ?」
このままではナーノは普通に檻にぶち込まれて干渉が難しくなるだろう。
出来たとしても、王印を用いる以上国家として動くわけで、不自然な行動になり周辺国家から不信感を作るだけだろう。
そうならない為にも、早めにこの計画を終わらせる必要がある。
報告によると、何か不気味な剣を持って辻斬りしていたらしい。言動も自己正当化するものばかりで、
おおよそ正気ではない…。
妖刀を自らの手で作ったのかあいつ!?
「ライト君、マズいかも、このままだとナーノは妖刀の毒に飲まれて発狂するかもしれない!」
「!?妖刀か!確かにこれはマズい…絶望させることが出来なくなってしまう…!」
私たちは焦る。そしてこれに追い打ちをかけたのは、ナーノの周りにいる人種商人だった。
「人種商人…?過去を洗っても、あまりにも清廉潔白…逆に怪しすぎる!というか多分こいつが唆した可能性が高いな…」
推察しつつ急いで状況を確認する。
【メイ、ドワーフ王国の…ナーノがいるら辺の所の通りってどうなってる?】
私の焦りから言葉足らずなことにも完璧な返しをしてくれた。
【ご安心を。深夜の時間帯、つまりナーノが辻斬りする時間帯の人通りは直近2日で0に近いです。】
【完璧だメイ。流石だ】
メイからの報告にライト君もそう返した。
【感謝の極み】
とメイは上品に感謝した。
「王印を使うか…?いや違うな、人払いの結界をエリーに貼ってもらって、獲物を限定させて襲わせた方がいいな」
ライト君はまたしても考える。
とりあえず確定しているのは、復讐を決行するのは今日の深夜だということだ。
作戦会議が大急ぎで進行する中、人種商人のことで胸騒ぎというより、嫌な予感がするのだった。
Q遺跡探索無くしたのなんで?
A原作と完全に同じになっちゃうから。なろう版の方のドワーフ王国編を読もう。もしくは書籍版。
Qユメと何してたの?
A順当に遊びや勉強を教えたりしてました。ちょうど地球の歴史本があったので、歴史の勉強もサーシャ本人も合わせてしてます。仮想空間を用いた超次元的遊びもやっていてユメが汚い言葉使いを覚えないか心配してます。
Qリクリエってそんなヤバいの?
Aヤバいです。無限に並行世界重ねられる人と、理屈を無視できる女神と、事象を滅却する魔王と、未来改変持ちがいても普通に厳しいレベルです。みんなの力を合わせないと勝てない敵しかいません。
現在メインストーリー第2部ではリクリエの意思本体と新女神が敵っぽいですが、クルスタのメインストーリーがまだ完結してないのでまだなんとも言えません。