転生したらざまぁされるエルフになっていた件   作:琥珀

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Q.もし憑依サーシャが原作知識持ってたらどうするの?
A.種族の集いに入りません。冒険者はすると思いますが、本編憑依サーシャがやってた冒険者生活を延々と続けることになるでしょう。

Q.日常どこ…?なろう版じゃ結構あったよね…?
A.エリーがライトの平行世界能力を活用して色々なパラレルエリー(原作も含む)を召喚して色々起こるのとか考えてます。出すタイミング?……ダイゴ戦が終わったらでお願いします…。

レベルアップ狂なのにレベルカンストしちゃったダイゴ戦その1です。
精霊剣の真の力を解放します。

前回のあらすじ
カンストミキ敗れる ダイゴ襲撃


Q.精霊剣の真の力、見てみたいですか?A.興味はありますが、辞めてください。

Side ナズナ

 

めっちゃ塔が揺れた。

以前エリーの実験であたいの分身が全力で塔を外から攻撃した事があるから分かる。

()()()()()()9()9()9()9()()()()()()()()()()()()()()()()()

あたいが動揺していると、ミキがあたい達に、

 

「あーあ、ダイゴが来ちゃったわぁ。あなた達は『C』様かと思うくらい強いけど、ダイゴには()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。今すぐミキィを見逃してくれたらダイゴに襲撃を止めるように言えるけど…どうするぅ?*1

 

と言って降参を提案してきた。

ご主人様の力を疑っているようですごいむかつくけど、あの爆発を起こせるミキより強いって事はそれだけの自信があるんだろう。むかつくけど。*2

でもご主人様は怯まずに、

 

「今、アオユキから念話が入った。始祖フェンリルが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ナズナ、あの爆発の直後で申し訳ないけど、いける?」

「もちろんだぞ!相手が神様だろうと、ご主人様の命令なら全力で武器を振るうぞ!」

 

そうあたいに命令してくれた。最近活躍の機会が無かったからすごい嬉しい。初めて超全力を出せそうだし。

そう思って外に出ようとしたらミキが騒ぎ始めた。

 

「ちょっと!ダイゴに立ち向かうつもりなの!?バカじゃないの!?ダイゴは最強の恩恵(ギフト)と最強の神話級(ミトロジー・クラス)を持ったやつなのよ!?下手すればミキィ達巻き込まれてもろとも全員死ぬかもしれないのよ!?あなた達が何者であれ、ちょっと増える程度じゃ自殺しにいくのと同じよ!ねぇ!聞いてる!?」

「そこまで言うなら、こちらも最終兵器の投入を検討するかな。ミキの拘束はアイスヒート*3とメイ、スズに任せるとして、僕はその最強の恩恵(ギフト)神話級(ミトロジー・クラス)の武器とやらを暴くとしよう。ナズナ、最初は生存する事を最優先にしてくれ。奴の恩恵と武器の能力が判明次第、どうするか伝えるから」

「了解だぞ!解放(リリース)!『転移』!」

 

そう言ってあたいは振動があった方へワープする。地上じゃなくて、巨塔のてっぺんから。

巨塔の中から外にワープしたから、少し太陽の光が眩しく感じる。

まあそんな事はいいけど、下を見下ろすとフェンリルが気絶しているのが見えた。

一目見て死んでいない事も、()()()()()()()()()()事も分かった。

ミキの言ってた、最強の神話級(ミトロジー・クラス)の武器の能力か?

プロメテウスでもギリギリ出来そうだけど、触れずに気絶させるは無理だぞ。

遠距離攻撃してくるのか…?

 

そんな事を考えていたら現在アオユキと戦っている男の姿が見えた。

もちろん加勢するために落下速度を早める。

 

「摂理を捻じ曲げて…アオユキのところまで高速で落下しろ!」

 

プロメテウスは摂理を捻じ曲げるので、こういう事も出来る。これはサーシャに教えてもらったぞ。

摂理を捻じ曲げたから、超高速でアオユキのところまで落下していく。

本来10秒くらいかかるところを、ほんの0.1秒で落下しきる事ができた。落下の衝撃はあたいには効かないぞ。

 

「来たぞ!アオユキ、こいつ何してくるんだ?」

「!? 早いな…こいつは属性付きの攻撃が効かない。攻撃が逸れてる。とりあえず遠距離攻撃無効能力があるということだけ覚えてけ」

「了解!」

「おいおい、ちょっと数が増えただけで己に勝てるとでも思ったのか?レベル9999だろうがこの最強の神話級(ミトロジー・クラス)の前にはただの雑魚でしかねえんだよ!」

 

そう言ってダイゴは手に持ってる双剣を光らせると、頭の後ろからとんでもない光が溢れ、同時にあの爆発を思い出させる程の炎が襲いかかってきた。

でも炎属性の攻撃の対処は完璧だぞ。あたいは成長し続けるレベル9999だからな。

 

「摂理を捻じ曲げて…炎を跳ね返せ!」

「!?」

 

炎を吸収出来るという事は、これくらいは出来るはず…!

そう思って摂理を捻じ曲げたら、大当たり。あたい達の方に向いていた攻撃は全てダイゴの方に跳ね返っていく。

しかし光の方はどうしようもできず、すごい眩しい。と思ったら光が収まった。

 

「だから…効かねえって言ってんだろ!?お仲間の話を聞いてなかったのか!?」

「やはり効かないか…ナズナ、1人でいけるか?」

「当然!奈落最強に任せろ!」

「「「「ここからは4人で行くぞ!でりゃぁぁぁ!」」」」

 

アオユキが離脱し、あたい1人になる。分身含めたら5人だけど。

とにかくご主人様に言われた通り、生存最優先で立ち回る。

基本的に本体のあたいは離れたところでいつでも治療出来るように見守る。そしてご主人様からあれがなんなのか伝えられるまでそれを続ける。

完璧な戦略だ…!ご主人様には遠く及ばないけど、あたいって天才なんじゃないか?

分身のあたいが戦ってるのを見守る。

あたい達は遠距離無効だと思って近接戦を仕掛けてるけど、傷を付けられてない。

思いっきり当たってるし、なんなら摂理を捻じ曲げての全力攻撃すら通じてない。

ダイゴはあたい達の全力攻撃に対して、避けようという素振りすら見せず、ただ落胆したような(実験が失敗した時のエリーみたいな)表情を浮かべていた。

 

「やはりダメか…煽りすぎて本気の殺し合いになったとしても影響がデカすぎる…どうする…?」

「何言ってんだお前!」

「もう勝った気になってんのか?」

「ご主人様がお前の能力を暴いたらぶっ倒せるからな!!」

「首を洗って待っていろ!!」

 

またあの双剣が光る。

今度は4人のあたいの両腕が吹っ飛ぶ。なんの予兆も…いや、双剣が光ってたな。とにかく、突然腕が吹き飛んだ。

でもあたいのスペックを持った4人だから、切断されたくらいだったらすぐに繋がる。

時間を巻き戻したかのように腕がつながるあたい達。

それを見たダイゴは少し面白そうな顔でこう言った。

 

「はは!面白えな!吸血鬼かなんかか?」

「そうだぞ!」

「あたい達は『レベル9999 真祖ヴァンパイア騎士(ナイト)ナズナ』!」

「お前の攻撃なんか全部無効に出来ちゃうんだぞ!」

「そしてこれは神話級(ミトロジー・クラス)の武器!」

「真の最強の神話級(ミトロジー・クラス)なんだぞ!」

 

そう言ってあたい達は合体技を仕掛ける。*4ご主人様ですらグングニールを2段階解放でも防御しきれないめっちゃつえー技だ。本体のあたいも駆け寄って急いで準備をする。

 

「最強のあたいと!」

「最強の神話級(ミトロジー・クラス)の武器を使って撃つ!」

「最強の合体技だ!」

「喰らえぇ!」

「摂理を捻じ曲げて…空を断ち切れ!」

 

 

 

「「「「「偽りの天、敗れたり(ルーザーズ・エア)!」」」」」

 

 

 

説明しよう!

この技は5人のあたいが5個のプロメテウスの力を合わせて()()()()()()()()()()()()()()()()()斬撃を撃つ技だ。本来、プロメテウス1個じゃこんな事は出来ない。出来たとしてもめっちゃ切れ味が良くなるだけだ。

でもサーシャの考えは違った!分身したあたいのプロメテウスの力を合わせて、不可能を可能にしたのだ!

空間ごと切るからめっちゃ目立つ黒色の斬撃が飛ぶけど基本的にデカいし早いしで回避出来ないから問題ないぞ!*5

 

そんな技をダイゴに仕掛けた。黒色の斬撃が超高速でダイゴに飛んでいく。

流石のダイゴも回避くらいするだろと思っていたが、回避しない。

案の定直撃してダイゴは跡形もなく消し飛ばされる。地面が大きく二つに割れ、どこにもダイゴの姿は見えない。

 

「終わっちゃった…?もしかして?」

「最強の神話級(ミトロジー・クラス)の武器がこんなあっさり死ぬのか?」

「それだけあたい達が最強って事じゃないか?」

「「「「「そうだな!!!」」」」」

 

そう思って背を向けた瞬間…。

 

【ナズナ!まだ終わってない!ダイゴは()()()()()()()()()!】

「「「「「え?」」」」」

 

突然、あたいの分身が全て消える。いや、()()()()()

本体のあたいは攻撃されなかったけど、攻撃されてたら死んでた。

間違いなくそうだとあたいの直感が告げる。

そして…。

 

「危ねえじゃねえか。危うく死ぬところだったぜ。死ねないけどな」

「どうして生きているんだ!?まさかあたいのように分身を使ったのか!?」

「間違っちゃいねえな。塵一つ残らず消し飛ばされたのは初めてだが、こういう復活方法になるんだな。初めて知ったぜ」

「いやでもご主人様は攻撃されたのにって…」

「そいつ、多分視力を強化してねえな。正しくは塵一つ残らず消し飛ばされた後、()()()()()()()()()()()というのが正しいな。すげえよお前、お前なら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「お前の目的がなんなのかは知らないけど、手伝う気はないぞ!あたいはご主人様のために在るからな!」

 

ダイゴがまだ生きているという事が分かりどうするかを考えていたら、ご主人様から念話が来た。

 

【ナズナ、ダイゴの持つ恩恵(ギフト)と武器の正体が分かった。まず武器についてだが、あれは精霊剣。精霊を作ったり、操ったりする事が出来る武器らしい。あれが最強の神話級(ミトロジー・クラス)なのは自分の頭の中で考えた精霊も作る事が可能だかららしい。恩恵は全ての武器の担い手になれる『武器主(ウェポンマスター)』、これのおかげで精霊剣を扱えているらしい。】

【でもご主人様、それなのにあたい達誰1人死んでないよ?】

【それはだな、】

【【!?どうしてダイゴが念話に!?】】

【うっせーな、そんくらい出来るわ。死んでないのは己が手加減してるからだ。殺す理由が無いし、殺して心象を悪くするのは良くないからな。やろうと思えば、お前らをいつでも殺せる。だがしない。する理由が無い。

そして恩恵だが()()()()()()()()()。悪趣味女が言ったのは一つ目の恩恵だろうが、2つ目の方がよっぽど強いし悍ましい。今すぐに譲渡してやりたい程だ】

【じゃあなんでレベル9999なんだ…?そこまで強いモンスターなんていないはずだろ?】

【精霊剣で作れちまったんだよ。()()()()()()()1()()()()()()()()()

【【!?】】

【それを使って魔人国マスターは全員レベル9999だ。そして、『C』に願う事ももう無い。どちらかといえば『C』を殺したい竜人国側のマスター寄りだ。…それで?疑問にはほぼ全て答えたぞ?ミキをどうしたか言え。どうせなんかの魔法で吐かせたんだろ?】

【ミキは…自ら亡命した。なんか運命の人を見つけたとか言って…】

【はぁ!?ふざけんなよあいつ…!どこまで自分の趣味に生きるつもりなんだよ…!……まあいい。戦力的にはゴウ1人で十分だからな。俺は戦力にカウントされてないし、魔人国的にも十分だろう】

 

とにかくダイゴは、巨塔に来たはいいけど襲撃と勘違いされ、舐められないために実力を示したのちに交渉に臨むつもりだったのかと、ご主人様が質問した。

それに対しダイゴは、

 

【まあ、そうだな。だが襲撃なのは間違いないし、己の目的も達成出来そうだから撤退するつもりもない。交渉も、もう必要無くなった】

【さっきから言ってる、その目的ってなんだ?】

()()()()()

 

その言葉にあたいも目に見えないけどご主人様も、絶句するのだった。

*1
内心では「一回報告しただけで襲撃とかぶん殴りたいけど今はナイスよぉ!」と思ってる。計画通り感を出して交渉を有利に進めるつもり。

*2
強いとか弱いとかの次元じゃない発言をナズナは『次元が違う強さ』として解釈している。

*3
『SSR 中回復(ミドルヒーリング)』で回復させる。今はまだ気絶中。

*4
本気のエリーに勝つためにサーシャと一緒に考えた技。エリーとの決闘後に開発した。

*5
威力はヴィーナスエクスカリバーノヴァの半分くらい。グングニール100%だったら跳ね返せる。




ここのダイゴは過去がかなり盛られてます。
態度が急に柔らかくなったのは、自分の目的を達成出来そうだったから。
戦力にカウントされてないのは、目的のせい。「好きに動いていいよ」と魔人国マスター達は許可しました。
ミキからは「最強の自殺人。ミキィに迷惑かけるくらいなら1人で死んで欲しい」
ゴウからは「自殺辞めてくれない?」
ドクからは「あまりにも惜しい。その力を人類のために尽くしてくれればいいのになぁぁ」
と思われてます。
獣人虐殺については、
「あれくらいならダイゴでも出来るし巨塔の戦力軽く調査するくらいでいいかな?」
くらいの気持ちでいます。
そしてすみません…ナズナ視点にした理由が判明するのは次回になります…。

現状言えるダイゴのスペック

レベル9999 精霊剣の担い手 ダイゴ

恩恵(ギフト)

武器主(ウェポンマスター)
担い手を選ぶタイプの武器全ての担い手になれる恩恵。
某ゼルダは主人公じゃない伝説のゲームのマスターソードを軽く引き抜ける。
王にしか引き抜けない聖剣とかも抜けるし、とにかく武器が選ぶタイプのやつは全部いける。

『???????』
ダイゴの二つ目の恩恵。
天上天下唯我独尊ではない。
次回判明。

精霊剣で使う精霊達

倒すとレベルが1上がる精霊
あらゆる通信に割り込める精霊
目に見えない妨害を全て無視できる精霊

不老不死の精霊
再生の精霊
不壊の精霊
縁結びの精霊
上記4つを組み合わせて出来た、絶対不死のコンボ。
精霊を破壊しようにも不死なせいで破壊できず、それを貫通したとしても不壊で防御され、壊せそうになっても再生の精霊で回復される。これはダイゴ自身にも適用される。
そして、自らの意思で解除出来ない。
不壊の精霊がいるからである。

攻撃に使った精霊達

太陽の精霊
レベルが下の相手を強制的に気絶させる精霊
吸収の精霊
圧殺の精霊
この剣で実現可能なら何にでもなれる精霊


次回、ナズナvsダイゴ。ライトもサーシャも介入出来ないようにされてしまいます。(ネタバレ)
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