ポケットモンスター EPISODE:クリスタルハーツ   作:満月 アキ

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プロローグなので短めです。
また、物語の詳細設定は別で設定資料集的なやつを投稿します。


1.プロローグ

この世界には空に、海に、大地に沢山のポケモンが存在する。

そんなポケモン達と人々は共に暮らしている。

 

カロス地方一の大都市、ミアレシティ

数年前に起こったプリズムタワーの異常や野生ポケモンの増加によるワイルドゾーンの急増、異次元ミアレの出現等で遅れていた都市開発計画もやっと一段落し、クエーサー社による都市開発計画の全工程の終了が発表された。

 

そして、クエーサー社は都市開発計画終了と共に新たにZAロワイヤルを一新し、その運営に専念することを発表した。

Zランクから始まりAランクまで上がったトレーナーはマスターランクという新たに新設されたランクのトレーナーとの勝負に勝利することで(インフィニティ)ランクに到達出来るようになり、∞ランクに到達したトレーナーにのみ、異次元ミアレの探索が許可された。

マスターランクは∞ランクの更に上で各タイプのポケモンを極めたトレーナーのみがなれるランクでZAロワイヤルでの頂点に君臨し、∞ランクへの関門として存在する。

 

異次元ミアレへの行き方も新たに開発された異次元ゲートを通ることで安全に行けるようになった。

そして、そんな異次元ミアレの管理やワイルドゾーンの管理、野生ポケモンの調査をクエーサー社より引き継ぎ一手に引き受けているのが特殊調査機関 クリスタルハーツである。

クエーサー社により建て直しが行われたプリズムタワーを更に改築し、調査拠点として整備された。

20番ワイルドゾーン内にある調査拠点として整備されたプリズムタワーはタワーの周辺だけでなく、内部にも野生ポケモン用の特殊なエリアが用意された。

内部にあるワイルドゾーンは3つに分けられ、それぞれαワイルドエリアβワイルドエリアγワイルドエリアに分けられる。

それぞれ炎タイプ、水タイプ、草タイプ用に作られた人工ワイルドゾーンでこれらのワイルドゾーンでは初心者用のポケモンの育成を野生に限りなく近い環境で行っている。

 

また、異次元ミアレとの行き来を行う設備である異次元ゲートもプリズムタワー内にあり、クリスタルハーツが管理している。

 

クリスタルハーツは3つのチームに分かれており、異次元ミアレの調査や野生ポケモンの調査を行う調査班、ワイルドゾーンの管理やミアレシティ全体のインフラ管理の一部を委託管理している管理班、ポケモンの研究やメガストーンの研究、調査や管理に必要な設備の研究開発を行う研究班に分かれる。

それぞれをチームリーダーが率い、それとは別にクリスタルハーツ自体を率いている統括がいる。

これはそんなクリスタルハーツに所属する調査班リーダー、

ヒイラギの物語。

 


 

プリズムタワー 調査班ラウンジ

 

ここは調査班のメンバーが休憩するラウンジ。

そこにあるソファーに1人の少女とポケモンが座っている。

少女の名はヒイラギ。

調査班のリーダーにしてカロス地方最強のトレーナーとも言われる優秀なトレーナーだ。

新たに新設されたZAロワイヤルの新たな役職、マスターランクでもある。

身長145cmで桜色のロングウェーブ髪には赤いメッシュが入っていて緋色の瞳で幼い顔立ち。

服装は黒いブラウスにピンク色のネクタイ、赤いチェック柄のプリーツスカート黒いニーハイソックスに茶色い編み上げブーツで両耳には銀色のピアスを4つずつ、ネクタイにはキーストーンが埋め込まれたネクタイピンがついている。

 

「リーダー、統括がお呼びです。」

 

調査班の班員の女性が私に声をかける。

 

「わかったわ。リリィ、次の異次元調査の準備をお願いできる?」

 

「かしこまりました。異次元きのみの準備と調査員の編成を行っておきます。

他にご用命はありますか?」

 

リリィと呼ばれた銀髪の女性はそう言うとスマホロトムにメモをとった。

 

「そうね、今夜はランクマッチがあるからバトルフィールドの使用許可を管理班に申請しておいて。」

 

「今夜はリーダーが出るのですね。それはさぞ盛り上がるでしょうね。

カロス地方最強のトレーナーのバトルとなれば観客も大盛上がりでしょうね。」

 

リリィはそう言うと嬉しそうに微笑む、彼女自身ヒイラギのファンなのだ。

 

「そうね、せいぜい楽しめるように頑張るわ。

あなたも∞ランクのトレーナーとして腕を磨いておきなさい。

いつランクマッチがあるか分からないわよ。」

 

「そうですね。調査班として醜態を晒すわけにはいきませんから。

それに、水タイプのタイプマスターとして負けるわけにはいきません。」

 

リリィがそう言うとリリィのダイブボールからオーダイルが出てきた。

 

「オーダイルはやる気満々見たいね。

ランクマッチと言う言葉を聞いてウズウズしちゃったのかしら?」

 

「この子はバトルが大好きですからね。

頼りになる私のエースですし。」

 

リリィがそう言ってオーダイルを撫でるとオーダイルは嬉しそうに尻尾を振った。

 

「さてと、長話もいけないしそろそろ統括の所に行くわ。」

 

「行ってらっしゃいませ。」

 

ヒイラギはその場を後にするとクリスタルハーツの統括がいる部屋、最上階の執務室へ向かった。

 

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