INFINITE EVOLUTION .~ 無限の進化 ~   作:ライドロル缶

1 / 3




※プロローグです 。




プロローグ
第0話 Welcome to the New World


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──さぁ、実験を始めようか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 乾いた声が、崩れ落ちつつある空間に反響する。

 

 

 

 

 

 黄金と白銀。

 相反する輝きを放つ二本のフルボトルがベルトに交差した。

 

 

 

 片や、跳躍と加速を象徴するラビット。

 片や、破壊と支配を象徴するドラゴン。

 

 

 

 キャップが弾けると同時に、内部から溢れ出した光が液体のように空間へと流れ出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

Rabbit!! (ラビット)Dragon!! (ドラゴン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無機質な電子音が、世界を裁定するかのように鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Are you ready? 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ビルドアップ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の瞬間、空間そのものが歪み、圧縮される。

 黄金の粒子が奔流となって肉体を包み込み、装甲を形成する。

 

 同時に、白銀の奔雷が骨格を貫き、内部構造を再構築していった。

 

 右半身は、獣の如き鋭さと俊敏性を宿し。

 左半身は、竜の咆哮を思わせる威圧を纏う。

 

 

 

 

 

 

 

 ──金兎と銀龍のトライアルフォーム。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベストマッチ!  

 

 

 

 

 

 

 

「勝利の法則は──決まった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 踏み込んだ瞬間、足元の地面が粉砕され爆発的な跳躍と共に金と銀のエネルギーが足に収束する。

 

 

 

 

 

 

 

Ready go!! 

 

 

Ready go!! 

 Fever flow!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界が引き延ばされ、スローモーションへと沈む。

 血管を駆け巡るエネルギーが限界を突破し、全身が悲鳴のような唸りを上げた。

 右脚が光を切り裂き、左拳には、竜の咆哮そのものが凝縮されていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルテックアタック!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雷光と衝撃が一体となり、その一撃は正面から地球外生命体を貫いた。

 

 

 

 

 

 

「これで──最後だッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 刹那、宇宙そのものを震わせる悲鳴が響く。

 

 

 

 

 

 

 

「この俺が……滅びるだとぉ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 肉体に無数の亀裂が走り、そこから異質な血光が噴き出した。空間が軋み、悲鳴を上げながら崩壊を始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなことがあってたまるかぁぁぁぁ!!人間共がぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 断末魔と共に、時空が歪む。

 

 歪曲点を中心に、大爆発。

 

 恒星の誕生を思わせる眩い光が溢れ、地球外生命体の存在は分解され新世界創造のための“糧”として消費されていく──

 

 

 

 

 

 

 

「──!!!」

 

 

 

 

 

 

 空間から二人の男が放り出される。

 

 片方が、もう片方へと必死に手を伸ばした。

 

 

 

 

 

 

 そして、地上では──

 

 二つの世界が、融合しようとしていた。

 

 

 

 

 

 

「二つの世界が……融合する……!」

 

 

 

 

 

 

 日本を三つに分断していた破滅の壁が崩落し、破滅の塔もまた、音を立てて崩壊していく。

 

 

 

 愛と平和を掲げた四人の戦士の手によって、破滅へと向かっていた世界は、あの日、悲劇が起こらなかった世界へと融合した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──はずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……滅びて……たまるかぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「この俺がぁぁッ!!人間如きにィィぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 感情の増幅によりハザードレベルが急激に上昇した為なのか、破滅の力(エボルトリガー)から眩い光が放たれる。その眩光は一点に凝縮され、時間軸そのものに、致命的な亀裂が走った。

 

 

 

 

 

 

 そして、完全消滅のその直前。

 

 

 

 

 

 

 地球外生命体の輪郭が光の粒子へと崩れ落ちながら

 

 

 

 

 

 ──消えた。

 

 

 

 

 

 それは消滅ではない。

 

 

 

 

 

 存在は破壊されたのではなく、時間軸から抜け出したのだ。

 

 

 

 残されたのは完全に崩壊した空間と新たな世界が胎動する静寂だけ。

 

 

 

 

 

 

 

 そして──

 

 

 

 

 

 

 

 誰にも観測されない、その裏側で。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…… ……ん、なんだァ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 次なる世界に、

 星狩る毒蛇(エボルト)が、静かに目を覚ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





前々からずっと書きたかった二次創作に手を出しました、どうもライドロル缶です。

いや ~ 仮面ライダービルドっていいですよね〜!

その中でも私はねぇ?スタークそしてエボルトが大好きなんですよ〜!!!

だから、結構こういうジャンルのものを見漁っていたんですけど、もう見尽くしちゃって …… あ〜!もっと見たい!エボルトぉ〜!!! ってなりましてね?

そんならもう自分で書いてしまえばいいのではと考えついてしまったわけでございます!

まぁ、もちろん二次創作とかそういうのは初めてなので、是非是非! ご感想やらなんやらをいただけるとモチベに繋がりまくりますので! よろしくお願いしま〜す!

あと、地味〜にオリジナルのやつも書いてるからそっちもチラッと見てくれるとうれしいよん!

というわけで!
また次の話でお会いしましょう!

Ciao ッ ☆

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。