隻眼の黒竜との戦いで死んだはずだった、なのに俺は生きている。
俺の名前は藤堂ケンマ、【フレイヤ・ファミリア】所属していた第一級冒険者だった男だ。
死因はさっきも言った通り隻眼の黒竜との戦いで英雄の一撃を放とうとするベルを守って死んだ。
その事に関して、俺は悔いはない。
ただ、黒竜の
まぁ、それは置いておいて今の俺の現状は・・・。
「あうー」
赤ん坊になっていることだ!!
いや、死んで転生しているんだから赤ん坊になるのは解るんだけどせめてもう少し成長した後で意識が覚醒して欲しかった!!
意識覚醒した状態での赤ちゃんプレイって屈辱的過ぎるだろうがぁああああああああああああああっ!!
「はーい、ご飯の時間ですよー」
そう言って赤ん坊の俺の前に現れたのは・・・灰色髪の少女。
「あう(シル)!?」
そう、現れたのは前世
しかも、いそいそと服にに手を掛けていて・・・衝撃が強すぎたのかそこからの俺の記憶は全くなかった。
あれから五年、俺は五歳となっていた。
というか、意識飛ばして目覚めたら五年経ってるって可笑しくない?
いや、俺の
だから、気にしないことにした。
ちなみにだが、この世界での俺の立場は孤児であることが解った。
シルは俺の母親代わりと言うことらしい。
それとこの世界でのシルの名前はシル・フローヴァ、前世とまんま同じだった。
そして、俺の名前も前世とまんま同じ藤堂ケンマだった。
その辺に関してはありがたい、対応になれる時間が減らせるからな。
すると、ある金曜日の昼シルがやってきてこう言ってくる。
「今日はケンマさんの『個性』を見て貰うために病院に行きますよ~」
「個性?」
『個性』、その単語を聞いてこの世界がどんな世界なのかを知った。
『僕のヒーローアカデミア』、それが俺の転生した世界。
しかし、問題はたくさんある。
それは俺がどの世代なのかだ。
原作と同じなのか、それとも緑谷出久の前後の年代なのか・・・。
前ならば先達として行動できるが、後進であるならば面倒が多すぎる。
そんなことを考えていると、シルがこう言ってくる。
「ケンマさん、何も心配ありませんよ。『個性』があっても無くても貴方は私の大切な子供なんですから」
そう言いながらシルが頭を撫でる。
「うん」
俺はシルの言葉にそう言うしかなかった。
そうして、病院で検査をした結果は・・・個性があった。
その個性の名は…。
ケンマの個性は?
-
【フレイヤ・ファミリア】
-
エインヘリャル
-
アンドフリームニル
-
その他