苦労人転生者はヒーローの世界へ   作:鬼塚虎吉

14 / 14
乱入

深夜の某県某所、そこでは今まさに激しい死闘が行われている。

 

平和の象徴(オールマイト)VS魔王(オール・フォー・ワン)。

 

正義と悪の激突は筆舌しがたい。

 

「Texas SMASH!!」

 

「無駄だよ、オールマイト。【衝撃反転】」

 

オールマイトが拳を振るうも、オール・フォー・ワンは個性で無効化する。

 

そのせいでオールマイトは中々有効打を与えることが出来ていない。

 

「Shit!! 非常にやりにくいな!!」

 

「それはそうさ、君の攻撃は最大限警戒するさ」

 

オールマイトの言葉に軽口をオール・フォー・ワン。

 

「ハァ…ハァ…ハァ…」

 

長時間の戦闘にオールマイトんの疲労も蓄積され続け、限界に近い。

 

「俊典、大丈夫か?」

 

「なんのこれしき!!ここで奴を討ち取らねば更に多くの人々に不幸を、絶望を、最悪を振りまく⋯そんな事は断じてさせない!!」

 

共にこの戦いで決着にしようと戦うヒーローにしてもう一人の師であるグラントリノにそう答える。

 

「やれやれ、君は本当に似ているね。先の戦いで無駄死した先代継承者・志村奈々にね」

 

「____________________ッ!!!?」

 

オール・フォー・ワンのその一言にオールマイトは一気に頭に血を登らせ突撃する。

 

「待て、俊典奴の口車に乗るなっ!!」

 

「オール・フォー・ワンーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

尊敬し母のように感じていた師である・志村奈々への侮辱に激情に駆られたオールマイトにグラントリノの制止の言葉は聞こえていなかった。

 

その状況にオール・フォー・ワンは悪辣に嘲笑う。

 

「落ち着け、脳筋」

 

「ぐほっ!?」

 

激情に駆られたオールマイトの横っ面を変声機で声を変えながら小声で何かを言いながら何者かが殴り、オールマイトの身体はその衝撃で殴り飛ばされ瓦礫の中に突っ込んだ。

 

「新手か!?」

 

「おや、君たちの助っ人ではないのかい?ならば、君は何者だい?」

 

グラントリノとオール・フォー・ワンはいきなり登場した存在に警戒心をあらわにする。

 

土煙が晴れ、姿が現れる。それは全身黒タイツの男で、顔も隠れている。その黒タイツの男は変声機で声を変えながら聞こえない声量でこう言った。

 

「【永伐せよ、不滅の雷将】【ヴァリアン・ヒルド】」

 

「ぬぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」

 

オール・フォー・ワンを特大の雷魔法が襲い、全身を焼く。それもすさまじい速度で。

 

だが、オール・フォー・ワンは多数の個性を使用してそこから逃れるも全身大火傷を負った。

 

「なんだ、カウンター系の個性持ってなかったのか」

 

オール・フォー・ワンの様子を見て意外そうにそう言った。

 

そこへグラントリノがやってくる。

 

「何者だ!!」

 

「オール・フォー・ワンに恨みを持つ者だ。共闘するつもりはないが…互いに利害は一致しているだろ」

 

「なに?」

 

俺の言葉にグラントリノが顔をしかめながら見てくる。

 

「い、一体何が起きた!?」

 

俺に殴られて瓦礫の山に突っ込んでいったオールマイトが戻ってくると、オール・フォー・ワンが全身を大火傷お負っていることと俺に気づく。

 

「君は誰だ、それに奴に一体何が…」

 

「オールマイト、奴の挑発には乗るな。さっきの挑発、俺が止めていなければ呼吸器官半壊、胃の全摘出の重傷に加えて制限時間付きの身体にされていたぞ」

 

「「!?」」

 

俺の言葉にオールマイトとグラントリノが衝撃と驚愕の表情を浮かべる。

 

「さぁ、やろうか」

 

事前に魔法で取り出していた八斎戒を肩に担ぐ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ダンまち世界に闇の福音に転生して人類を導くのは間違っているだろうか(作者:魔法少女(偽))(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

令和を生きたアニメやマンガが好きで多少の武道の心得がある社会人がトラ転して前世の武術やアニメの技術を教えたりして色々やらかしたり助けたりして超有名人になっていく▼※他作品のキャラや武器が登場したりします


総合評価:1376/評価:6.94/連載:14話/更新日時:2026年07月16日(木) 09:45 小説情報

異常過ぎるのは間違っているだろうか?(作者:ダーク・シリウス)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

冒険者として生活をする事になったとある並行世界の兵藤一誠を知った神々と冒険者。▼色々無視できないことばかりするので・・・・・。▼「イッセー! ワシと覗きに行くぞ!」▼「お前はお前を愛する女を裏切らなきゃいいんだよ!」▼「なぁなぁ、なーんか楽しい事しようやー」▼「どんな手を使ってでもあなたは私のオーズにするわ」▼「炉の炎に照らされるあなた横顔と鎚の音を見聞きす…


総合評価:1128/評価:7.27/連載:20話/更新日時:2026年08月31日(月) 06:00 小説情報

僕のヒーローアカデミア A Little Extra(作者:ジョン堂)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 日本に生きるごく普通の一般人だった男は、唐突に【個性】が存在する世界へ転生する。▼ 原作に登場するキャラ達、事件の数々、襲い来る敵、物語の中心『雄英高校』での試練……。▼ 転生主人公が、薄い原作知識とチート【個性】をもって、どうあがいていくか……。▼ これは、そんなよくある話――▼※注意※▼ 拙作・愚作・凡作・駄作、ご注意されたし。▼ 何卒寛容な心をもって…


総合評価:1290/評価:7.83/連載:38話/更新日時:2026年10月21日(水) 17:30 小説情報

個性図書館によるヒーローアカデミア(作者:ヨガマスター)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ヒロアカを見ながらLibrary of ruinaをやってたら死んだっぽい。▼そしたらなんかヒロアカの世界に転生した。▼しかも個性図書館。▼……どうしよ?▼ヒロアカ世界で図書館の機能を使えるように拡大解釈と強化が施されてるのでそこで無理になった人は素直に見るのをやめましょう。▼あと作者は割とヒロアカのにわかだから設定に矛盾があったらごめん▼ちなみに個性図書館…


総合評価:3273/評価:7.93/連載:33話/更新日時:2026年08月12日(水) 12:03 小説情報

最強と最恐の系譜は雷霆の申し子です(作者:道化の作家)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 この世界線のベルくんは原作よりも二年早く生まれて、あの二人に滅茶苦茶鍛えられただけの世界線。▼ それ以外にも少し他の要素が混じってる。原作とは一部設定の違う部分がありますが許してクレメンス。▼


総合評価:2091/評価:8.56/連載:20話/更新日時:2026年10月24日(土) 08:17 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>