ある可能性のお話 〜名も無き少女に祝福を〜 作:wasirunoguchi
本編で描ききれなかった部分もありますので、一読して貰えると幸いです。
よろしくお願い致します。
・七篠 玲世(オリジナル主人公)
本編の主人公。襲撃犯捕縛作戦後、デンジとレゼの想いを成就させる為に奔走する。
カフェ「二道」にて原作のデンジとレゼの絡みを見たことで、大家との更なる特訓を決意。武器人間への変身を目指すが、特訓の中、無意識化での自らの矛盾を突き付けられる。ボンちゃんや大家との会話の中で自身の戦う理由は殺す為でなく、救う為、守る為であると決意するが、変身は両手足のみの部分的なものだった。
デンジとレゼの学校デートの際、原作通り刺客がレゼを襲うが、レゼの手を汚させない為に200m離れたビルから刺客を遠隔起爆で狙撃。初めて人の命を奪う事となり、ショックにより手の震えが止まらなくなるが自分には仲間が居ると再認識。孤独な少女は自分が守ると決めた事で手の震えは無くなる。
レゼ篇の運命の夜、デンジとボムの戦闘に始めから介入。民間デビルハンターや対魔2課をボムから守るが、力の差は歴然であり度重なる戦闘により下半身と左腕を失い、生死を彷徨う。ボンちゃん、ケーちゃんの助けにより現世と地獄の狭間に精神を飛ばされ監理の悪魔と再会、助けてもらう中で完全な変身が出来ていなかった理由を知る。
武器人間は悪魔へと変身する。玲世は悪魔と融合した人間の為、無意識に自身を人間と思い込んでしまい、悪魔の力が反発していたからだった。だが、ボンちゃんと真に一体となる事で完全な悪魔として新生する。監理の悪魔の力によりボンちゃんが一時的に元の爆弾の悪魔に戻った際、爆弾の悪魔と契約「守りたいものを一緒に守る」を交わし、消えゆくボンちゃんに再会を誓った。
現世に戻り、アキとボムの戦闘中に爆発と共に変身。完全な悪魔=武器人間へと変身する。その姿は膝丈の白いノースリーブのワンピースの様な服に糸の様に細い導火線で編まれたロンググローブとハイヒールブーツ。そしてやや鋭角的になり、目元までを覆う爆弾の悪魔の頭部という出で立ちだった。身体能力はレゼと同等となり、爆弾の爆発を封殺する事も可能だが、今の所は接触状態でのみ封殺が可能。直後襲来した台風の悪魔により、デンジ、玲世対ボム、台風の悪魔との戦いとなる。ビームに乗り込むというデンジの発想の力と玲世の変身の力により台風の悪魔を撃破、レゼもデンジと共に海に落ちて決着となった。
その後、デンジの待つ「二道」に行くレゼをマキマが襲撃するも、大家、岸辺と協力し、レゼを救出。スパイであるレゼを監視という名目で公安に入れ、レゼが裏切ればレゼを殺し、マキマの言う通りにすると約束し、マキマを退かせる。
その後、レゼと共に「二道」に赴き、再会した2人を祝福するが、パワーとレゼのデンジのバディを巡る争いに巻き込まれた。
・ボンちゃん
爆弾の悪魔。ボムとの戦いで窮地に陥った玲世の精神をケーちゃんと協力し、狭間へ誘う。その目的は監理の悪魔に玲世と真に一体としてもらい、完全な悪魔とする事で玲世を救おうとしていた。
玲世と真に一体となる事は、即ち自身が消滅し、玲世が爆発の悪魔になると言う事。しかし玲世と行動していくうちに悪魔らしからぬ楽しい日々を過ごすようになり、玲世の言葉から自身の力が殺す為でなく守る為に使える事を知る。そして自身の消滅を受け入れ、監理の悪魔の計らいで本当の悪魔の姿に戻り、玲世の守りたいものを一緒に守る、という契約を玲世に持ちかけた。
玲世が契約を承諾した後、再会を誓いながら玲世と一体となり消滅した。
なお、本当の悪魔の姿は本人が言っていたようにスタイル抜群のボムの様であり凛々しい声で話していた。
・ケーちゃん、イーちゃん、クーちゃん
玲世の眷属3人衆。玲世が真に悪魔となり変身した際、イーちゃんは台風の悪魔を一時的に封じ込める程の障壁、クーちゃんはサメの悪魔となったビームの身体を覆い尽くす程に巨大化し、進化していた。ケーちゃんは力を使う場面は無かったが進化はしており、今後明らかになる予定。
なお、進化については玲世の成長に伴う部分もあるが、本人達の意思でも少しずつ進化している模様。
・デンジ
ほぼ原作準拠だが、ボム、台風の悪魔戦ではビームに乗り込んだ際に玲世とタンデムで爆走、伸ばしたチェーンを台風の悪魔に巻き付かせ、玲世がチェーンを連鎖爆発させる合体攻撃を出した。
原作ではレゼはマキマに殺されており、「二道」での再会が叶う事は無かったが、今回は玲世の奮闘によりレゼは生存。無事「二道」で再会を果たし、用意していた花束を渡す事が出来た。
なお、レゼが生存した事によりデンジの好感度はレゼ>マキマとなっており、今の所マキマに依存するような事は無い。
・レゼ
レゼ篇のヒロイン。デンジの心臓を狙うソ連のスパイ、爆弾の武器人間であり、デンジに恋した悲劇の少女。作戦の開始と共にデンジに接触し、心臓を回収する予定だったがデンジに花を貰った事で彼に惹かれる様になる。…チョロインとか言わない。
学校デートの際、刺客に襲われるが玲世の狙撃により手を汚す事は無く、玲世が狙撃したとは気づいていない。
運命の夜、介入してきた玲世に対し武器人間としての圧倒的な力で退け、デンジを襲う。しかし、レゼが殺す筈であった民間のデビルハンター3人、対魔2課の面々は玲世の奮闘により生存し、町中での戦いも事前避難が完了していた為、レゼは1人として殺す事にはならなかった。
完全な変身をした玲世には自分と似た力がある事には気づいており、元々姉の様に感じていた事もあってか、戦闘中にも関わらずはしゃぎ回る友人の様になっていた。その為、デンジとの最終戦闘では玲世が放った火花を攻撃と勘違いし、デンジから一瞬意識を離したことでチェーンにより捕縛。2人で海に落ちて行った。
その後、原作通り路地裏でマキマに殺されかけるも、玲世、大家、岸辺のお陰で生存。悲劇は起こらず原作では見られなかったデンジとの再会を果たした。
なお、ソ連側はレゼが帰還しない為、日本側に始末されたと断定。公安側もレゼ=爆弾の武器人間とはなっていない為、追われる事はない模様。
・パワー
レゼ篇では血を抜いていた為、ほぼ出番無し。…かと思いきや、ラストに原作通り「二道」に現れ、デンジのバディの座をレゼと奪いあった。
デンジの仲裁もレゼと息が合ったかのように黙らせ、玲世からは息ピッタリと思われていた。
なお、レゼについてはただの人間とは思っていないが、武器人間ボムだとは知らない模様。
・マキマ
レゼ篇、というか第1部全ての黒幕。レゼを殺し、「支配」の力で記憶を書き換え、のちの特異5課にしようとしたが、玲世の介入により失敗。自分の「支配」の力が玲世には通じない事から、一定以上の警戒をしている。
ラストでレゼを襲撃するが、玲世、岸辺との舌戦ののち、レゼを見逃す。「支配」が効かない玲世の体質は不確定要素であり警戒する一因にもなっており見逃す交換条件として、なにかあればマキマの言う通り=「支配」出来ると踏み、レゼを見逃した。
なお、警戒はしているが、民間のデビルハンターとしか玲世の情報がまるで無く、イーちゃんの力によって小動物を使った盗聴も効かない為、どういう存在なのか興味もある模様。
・早川アキ
右目に未来の悪魔を住まわせる契約で数秒先の未来が見える様になった。姫野が生存していることでバディは継続しているが、天使の悪魔も同行しており、3人で行動している。これは天使の悪魔の監視の意味合いもあるが、姫野が天使の悪魔を甘やかす為、若干の嫉妬がある。
未来が見えるだけで身体がついて行くかは本人次第であり、ボムとの戦闘では最終的に身体がついて行かず危うい所を暴力の魔人に助けられた。その際、初めて悪魔とダチになりたいと呟いていた。未来を見る力は未来の悪魔がアキに勝手に見せる事も可能で、対魔2課の訓練所からデンジを連れて車で逃げる際に、ボムにボロボロにされた玲世の姿が見えている。
玲世達が台風の悪魔と戦闘した際に、台風の悪魔に引きずり込まれそうになった天使の悪魔を助ける。姫野の手助けもあり、事なきを得たが天使の悪魔の手を素手で触れてしまっており、2ヶ月程寿命を吸い取られてしまった。
なお、姫野が生存している事で原作のような危うい感じは無く、精神的にも余裕はある模様。
・姫野
公安襲撃から生存し、アキに対して積極的に好意を示している。天使の悪魔に対してはアイスクリームを奢ったり等、甘やかしている様だが、その甲斐あってか指示は聞く模様。アキ曰く「悪魔に言う事を聞かせる悪魔使い」。
ボム、台風の悪魔戦においてはコベニと共に近隣住民の事前避難を担当。玲世が救った特異課、対魔2課の助けもあり町の被害はあったものの、死者は出ず、避難の際に転ぶ等の軽症者が出ただけだった。
台風の悪魔に天使の悪魔が吸い込まれそうになった時は幽霊の悪魔の手を伸ばし、天使の悪魔を捕まえてアキが天使の悪魔を助けるきっかけとなった。アキの寿命が減った事で本気で居るか分からない寿命の悪魔を探そうとしている。
なお、強敵相手だと幽霊の悪魔が嫌がって力を上手く使えない為、嫌がるのならと契約を更新し、幽霊の悪魔の手を伸ばす、可視化させるなどの力を使える様にしている。(代償は特に無い)
・天使の悪魔
姫野、アキのバディと行動を共にする悪魔。手で触れた者の寿命を吸い取り、吸い取った寿命で寿命武器を作れる。アキが持つ刀も岸辺から言われて作った。マキマ曰く怠け癖が強いが、岸辺を除く4課最強とのこと。
レゼ篇では主に姫野達と行動。アイスが好きで、アイスを奢ってくれる姫野の言う事であれば、比較的言う事を聞く。天使の悪魔自体もなんだかんだで協力する為、悪い気はしていないらしい。
レゼ篇ラストにマキマと共にレゼを襲撃。寿命武器の槍でレゼの右腕と心臓を突き刺すが玲世と共にレゼを助けに来た大家に槍を奪われ、瞬時に取り押さえられる。その後、大家と一緒にビルから降りるが自身を取り押さえた状態で槍をブレーキ代わりにビルに突き刺し降りた大家にドン引きしていた。
なお、大家に奪われた槍はそのまま大家が持って帰った。
・東山コベニ
原作と同じく暴力の魔人とバディを組む。暴力の魔人にアイスを奢って貰うなど、関係は良好。原作ではボムに対し腰が抜けてしまう可哀想な状態だったが、今回はアキの救援要請に暴力の魔人と駆け付けた。ボムに背後から襲い掛かろうとしていたが、暴力の魔人がボムの強さに戦略的撤退。暴力の魔人に担がれ戦線を離脱した。その後、暴力の魔人に近隣住民の避難をお願いされ、奔走する。戦いの中で被害者が出なかったのはコベニの動きも有ってこそだった。
なお、荒井や姫野と死別していないため、公安を辞める等は考えていない模様。
・暴力の魔人
原作通りコベニとバディを組む。アキの救援要請に応え、逃走中のアキ達を襲うボムの邪魔をした。自身の力を使った本気の蹴りを片手で防がれた事で瞬時に戦略的撤退を決める。その後、コベニに住民の避難をお願いし、ボムに殺されかけたアキを救助する。台風の悪魔が出てきた後は吸い込まれそうになるコベニを受け止め、バトルの行く末を見守った。
なお、原作とは言葉使いが若干違い、マスクをしているせいか声がくぐもっている。
・ビーム
レゼ篇の影のMVP。彼が居なければデンジは早々に殺されていた。原作通りデンジをサメ化した自身の背中に乗せる「ビームカー」状態を披露。今回は更に玲世が乗り込んだ事で運動能力が爆発的に上昇。残像が見えるほどの足の動きとなり台風の悪魔の遥か上空にまで行ってしまった。
耐久性は随一なものがあり、原作や映画でボムの爆弾や体内で爆発させる技を食らっても原型を留めている程に頑丈。
なお、匂いにより玲世もボムと同一視しているが、戦いが終わった砂浜では玲世に「アンタ、いいボムだ」と言い、区別はついている。
・岸辺
ほぼ出番は無かったが、ラストにレゼを救う為、玲世からの協力をお願いされる。被害状況や対魔2課の聴取等を陰で行っていた。師匠である大家には頭が上がらず、レゼの着替えを見ていた為に大家に怒られ顔を青ざめたり、 大家にドナドナされて行ったりとコメディ要素が多い。
大家に続き玲世の事情を知る人間だが、大家ほど玲世の事は詳しく知らない。玲世の存在がいずれマキマを倒す際の必要なピースと考えており、大家と秘密裏に動いている。
なお、大家と再会した事で酒を飲む量は減っており、上記の様に徐々に人間味が出てきている。
・大家メグミ
アパートの大家さんは仮の姿。その正体は岸辺も恐れる女傑。明らかに常軌を逸した力を持ち、玲世に変身の為の特訓を行った。玲世が完全に変身出来ない理由を玲世自身の矛盾と大家なりに見抜いており、その矛盾を教えられていなかったことを謝罪した。
今でこそ物腰の柔らかい喋り方をしているが、怒ると過去の口調に戻るらしく、自分の弟子である岸辺が年齢の話や、レゼの着替えを見ていた時には瞬間、口調が切り替わっていた。玲世はそんな大家を気のせいとしている。
ラストでは玲世に協力をお願いされ、天使の悪魔の槍を奪い、後ろ手で拘束する働きを見せ、ビルの上から降りた際は、天使の悪魔を担ぎながら飛び降り、ビルに槍を突き立てブレーキを掛ける荒業をしていた。本人曰く、「この程度の高さで道具を使いながら降りるなんて鈍った」と言っており、全盛期は普通に飛び降りれたと思われる。
なお、原作には出ていないオリジナルの人物だが、玲世がいなかった場合は岸辺に連絡を取ることもなく、物語に関わる事はなかったと某悪魔は言っている。あくまでも可能性の話だが。
台風の悪魔
ほぼ原作準拠であり、今回の町の被害のほぼ全てを押し付けられた悪魔。本人が強力な悪魔だが、デンジと玲世の合体攻撃で倒されてしまった。
戦闘描写は映画版の様な戦闘をしていたと思って欲しい。
続けて刺客篇導入を投稿致します。
よろしくお願い致します。