ある可能性のお話 〜名も無き少女に祝福を〜   作:wasirunoguchi

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投稿が遅くなり申し訳ありません。
刺客篇リザルト回となります。
よろしくお願い致します。


第33話 刺客の終焉

 

 

狭間にて

 

 

闇の悪魔によってサンタクロースが消滅した後、玲世は闇の悪魔に確認をしていた。

 

 

玲世「え〜と…、サンタクロースはどうなったの…?確か人形全体がサンタクロースになってるから、簡単には倒しきれないはずだけど…。」

 

 

原作ではデンジがサンタクロースを倒した後、宇宙の悪魔コスモの力でサンタクロースをハロウィンの事しか考えられない様にし無力化をした。

 

クァンシがコスモにそうさせる可能性もあったが、あの時点ではサンタクロースにその様な素振りは無かった。

 

 

闇の悪魔「魂ごと闇に消した。他の人形にも闇は侵食したからアイツはもう何処にもいない。全て止まってる。」

 

 

闇の悪魔は玲世にそう告げる。一瞬でサンタクロースを消し去った闇の悪魔を見て、玲世は冷や汗を流す。

 

 

玲世「…そっか。闇の力で強くなったけど、闇の力にやられちゃうなんて、皮肉だね。……怪物と戦う者は怪物になっちゃいけない。闇を覗く時、闇もまたこちらを覗いてる、か…。」

 

 

玲世の脳裏にある哲学者の言葉がよぎる。マキマという怪物を殺す為に闇の力で怪物になったサンタクロース。しかし、最期は闇の力によって葬られた。

 

 

玲世(私も人間から悪魔になった。だけど心までは悪魔にはならない。この力は守る為にボンちゃんがくれた力。それを間違えちゃいけない。)

 

 

因果応報とも取れるサンタクロースの最期に、玲世は自身を振り返る。こうして、闇の力でマキマを殺そうとした人形は、闇の力によって消滅した。

 

 

 

 

 

監理の悪魔「起きよ、落下の。」

 

 

闇の悪魔「早く起きろ、落下。またやられるぞ。」

 

 

落下の悪魔「…うーん、ワタシは……!か、監理の悪魔様、もも申し訳ありません!」

 

 

2人が落下の悪魔のそばに立ち、起きる様に促す。落下の悪魔は意識が戻るや否や土下座をする。どうやらこれから説教が始まる様だ。玲世は「悪魔も土下座するんだ」と遠い目でそれを見ていた。そこにマキマが声を掛ける。

 

 

マキマ「七篠さん、お疲れ様です。」

 

 

玲世「あ、マキマさん…。大変な時にお手伝い出来ずすみません。デンジ君やレゼちゃん達がサンタクロースと戦ったみたいですけど…。」

 

 

マキマ「彼らなら大丈夫でしょう。私がこちらに来た時にはすでに戦いは終わっていたようですし。…まさかクァンシまで戦うとは思っていませんでしたが。」

 

 

玲世(サンタクロースが3体に増えたのも驚きだけど、クァンシが一緒に戦ってくれるとは思ってもなかった。大家さん達の説得が上手くいったのかな。)

 

 

玲世はマキマの言葉を聞き、そう考える。実際にはクァンシが玲世やレゼを見て興味を示したのが大きいのだが、それを知る者はこの場にいなかった。

 

 

マキマ「……七篠さん。貴女にはこの世界がどの様に映っていますか?」

 

 

突然、マキマが玲世の方を見て言う。その特徴的な眼が玲世を捉える。

 

 

玲世「…………それはどういう意味ですか?」

 

 

マキマ「この世界は幸せでしょうか?戦争を恐れ、飢餓を恐れ、死を恐れる。これらがある限り、幸せと言えるのでしょうか?」

 

 

いきなりのマキマの言葉に玲世は緊張を高める。なんて事の無い世間話の様な問いかけ。しかしこの状況でマキマがそんな事をするとは玲世は思わない。

 

 

玲世「……それらを恐れるのは人として当たり前じゃないですか?死にたくない、なんてのは誰もが思う事ですし…。」

 

 

マキマ「それが無くなるとしたら…どうですか?この世には無くなった方が人は幸せになれるものが沢山あります。今挙げた戦争、飢餓、死、なんかがそうです。」

 

 

マキマ「私はそれを消して、より良い世界を作りたいのです。そして、その方法はすでに知っています。」

 

 

玲世は思い出す。これは原作でマキマが岸辺に話していた内容。

 

チェンソーマンが食べた悪魔は、その名前の存在が消滅する。ナチスや第2次世界大戦、エイズに核兵器。それらはチェンソーマンによって世界から存在が消滅した。マキマはチェンソーマンに勝ち、支配する事で死や戦争、飢餓を消し、より良い世界を作ろうとしている。

 

その為にマキマは暗躍していた。故に玲世はマキマの言葉には賛同出来ない。

 

 

玲世「…確かに戦争なんて無い方が良いですし、飢える事も無い方が良いです。だけどマキマさん、死は消えちゃ駄目です。」

 

 

マキマ「……それは何故?」

 

 

玲世「死があるから人は精一杯生きるんです。他の誰かを好きになって、家族になって、次代に命を繋げてく。…確かに死は悲しい事です。だけど、死を無くしたら人は人でいられない。死にたくても死ねない。そんな地獄の未来が待っています。」

 

 

玲世は告げる。死は必要だと。古今東西、不死を求めた話で幸せになる事など滅多に無い。殆どが身の破滅や別離など悲劇になるのが多い。

 

デンジやレゼなど武器人間は血がある限り蘇生が出来る。しかしそれはあくまで死があっての話だ。死が無いとは言えない。

 

原作でも2部終盤に死の悪魔がチェンソーマンに捕食され、世界から「死」の概念が消失した際は、戦闘に巻き込まれた一般人が死ぬ様な怪我を負っても死ねずに苦しんだり、異常発生した虫に全身を食われていく場面が描かれた。

 

 

マキマ「……まるで見てきたかのように言うのですね。死が無い事は幸せでは無いと。」

 

 

玲世「ええ…。もしも誰かがそんな事をしようとするなら、私は全力で抗います。私は、今のままで十分です。」

 

 

マキマ「そうですか…。」

 

 

玲世「それに…。」

 

 

玲世「幸せは誰かに与えて貰うものじゃなく、自分の心が決めるものだと思います。…あのデンジ君の様に。」

 

 

 

 

 

その後、マキマとの間に微妙な空気が流れたが、説教が終わった監理、闇、落下の悪魔が玲世達に近寄って来た。

 

 

監理の悪魔「待たせたな。……落下の。何か言う事があるのではないか?」

 

 

落下の悪魔「は、はい。……あの、ご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。貴女方の様な不思議な食ざ……人物に会って我慢が効かなくなりました。料理人失格でございます…。」

 

 

玲世「いや、まぁなんとも無いので大丈夫ですよ…?」

 

 

身体は直立で腕で持っている頭だけを倒す様に謝罪する落下の悪魔を見て、玲世は冷や汗を流しながら謝罪を受け取る。なんだか非常にシュールな光景が展開されていた。

 

 

落下の悪魔「…では!腕の1本や2本、いいや、手足を頂いてもよろしいでしょうか!?痛くしませんので!!」

 

 

玲世「ぎゃあ!!!」

 

 

謝罪していた落下の悪魔の頭が急に持ち上がり、眼を見開きながら玲世の手足を要求してくる。見開いた眼と口から流れる血を撒き散らしながら至近距離でそれを見た玲世は短い悲鳴を上げてしまった。

 

 

闇の悪魔「止めろ、落下。オマエの血が汚い。」

 

 

落下の悪魔「あらま。……ワタシとした事がはしたない真似を。…………監理の悪魔様が恐ろしいので、心苦しいですがこの辺りで。いつでも提供をお待ちしています。」

 

 

監理の悪魔「……ふぅ。この阿呆にはよく聞かせておく故、気にするな。ではそろそろ貴様らを現世へ戻そう。」

 

 

監理の悪魔がそう言うと床の扉が開く。

 

 

監理の悪魔「落下のが開いた扉へ繋げた。その扉を通れば仲間の元に戻れよう。…………貴様の力、使い方を誤らぬ様に心がけよ。」

 

 

闇の悪魔「闇から見てるからな。」

 

 

玲世「あはは…、せいぜい気を付けます…。マキマさん、先に行きますね。」

 

 

玲世は床の扉へ飛び降りる。マキマも続いて扉へ飛び降り様とした時、監理の悪魔が声を掛ける。

 

 

監理の悪魔「支配の。いや、マキマ、と言った方が良いか。貴様の思惑は分かっておる。貴様が何を考え行動しているかもな。」

 

 

マキマは足を止める。

 

 

監理の悪魔「1つ言っておこう。貴様の根底にある願いは歪だ。だが、その願いを叶える者は必ずいる。急ぎ過ぎぬことだ。」

 

 

マキマ「…………覚えておきましょう。」

 

 

マキマは振り返らずに扉から飛び降りる。その扉を3人の悪魔が見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

現世にて

 

 

レゼ「あ!玲世さんだ!やっと帰って来た!」

 

 

デンジ「遅かったな、ナナシ。サンタ野郎はもう倒しちまったぜ〜。俺とレゼの力でな〜!」

 

 

姫野「もー大変だった!人形達はワラワラ出て来るわ、途中で人みたいになるわ、終わったと思ったらなんか空に落ちてくわで!!」

 

 

合流した玲世に各々が話しかける。玲世も監理の悪魔達から状況は聞いていたが、それでも皆が無事でいる事に安堵していた。

 

 

大家「お疲れ様。こっちにいなかった様だけど、無事だったみたいね。」

 

 

岸辺「……話は聞いた。地獄に闇の悪魔か…。お前がいると退屈しないな。」

 

 

大家と岸辺も声を掛ける。大家はサンタクロースと。岸辺は4課メンバーと共に人形達と戦って細かな傷はあったものの、怪我らしい怪我は無かった。

 

 

クァンシ「…………」

 

 

ピンツィ「う〜………!」

 

 

2人の後ろから4人の魔人と共にクァンシも近付いてきた。クァンシは無表情で感情が読めず、ピンツィはクァンシの影に隠れ、玲世を威嚇していた。

 

 

クァンシ「お前は…」

 

 

マキマ「お疲れ様です。全員怪我はありませんか。」

 

 

岸辺「マキマか…。こちらは全員無事だ。そっちは1人でサンタクロースと戦闘していたようだが…。」

 

 

大家「流石ね。1人であのサンタクロースを何とかするなんて。」

 

 

クァンシが口を開いた瞬間、マキマが姿を現す。岸辺と大家が前に出て報告を行うが、まるでクァンシ達を隠そうとしている様だった。

 

 

マキマ「…正確には私が倒した訳では無く、思わぬ事態が起こりましたが…。そちらも何とかなった様ですね。まさか刺客と共に戦うとは思いませんでしたが?」

 

 

マキマが意味深な笑みを浮かべ、大家達の後ろにいるクァンシを見る。手に刀を持ち、射すくめる様な眼でマキマに見られ、クァンシ達に緊張が走る。

 

 

クァンシ「降参する。」

 

 

ピンツィ「クァンシ様!?」

 

 

クァンシ「私が逃げると思うなら四肢を切ってもいい。だから私の女達は殺すな。助かるなら靴でも何でも舐める。」

 

 

クァンシが両手を上げ、完全に降伏する。ピンツィ達は驚きの表情を浮かべるが、クァンシは無表情のままだった。

 

 

マキマ「なるほど…、降伏ですか。」

 

 

マキマは考える素振りをする。一瞬、緊張が緩んだ時、マキマが呟く。

 

 

マキマ「フフ…、死体が喋っている。」

 

 

常人の目には捉えられぬ神速の動きで、マキマの刀が吸い込まれるようにクァンシの首に向かう。

 

血飛沫が舞い、鮮血が散らばる。だが、その血はクァンシの首から舞ったものでは無かった。

 

 

「いった〜…。それはちょっと無いんじゃないですか、マキマさん?」

 

 

クァンシの首を落とすかと思われた一撃は、白い影に防がれる。マキマの一撃を止めた者。それは変身した玲世だった。

 

原作での同様の会話と状況から玲世はマキマがクァンシを始末する気だと分かっており、先手を取って変身。そのまま腕をマキマの刀に食い込ませた瞬間に爆発の力で刀を弾き飛ばす。筈だったが、あまりの速度に腕が半分以上斬られ、かろうじて繋がっている状態だった。

 

一瞬遅れて大家がマキマの首筋にナイフの悪魔を。岸辺がマキマの腕を動かぬ様に抑えた形となった。

 

 

マキマ「邪魔をするのですか、貴女達は?」

 

 

大家「一応、クァンシには一緒にサンタクロースと戦ってもらったからね…。刺客と言えど情状酌量の余地はあるんじゃないかしら?」

 

岸辺「元バディだからって訳じゃ無いが…、まぁ、降参すると言ってるからな。コイツは自分の言った事は覆すヤツじゃない。どうせなら手元に置いておくのも手だと思うが?」

 

 

突然の状況に他の面々は固まってしまう。そのまま戦闘が始まってしまうような一触即発の状況に全員が動けずにいた。

 

玲世は次の動きがある前にクーちゃんの力で千切れかけの腕を治す。突然の攻撃にクァンシの魔人達はフリーズしていたが、気を取り直すとクァンシの周りを固め、戦闘態勢に入る。

 

 

クァンシ「止めろ、4人共。依頼は失敗だ。こうなった以上、私はお前達の身の安全を優先する。……私に何があっても、命を無駄にするな。」

 

 

ピンツィ「…いえ、クァンシ様が死ぬ時が私達の死ぬ時です。」

 

 

龍「そう。」

 

 

コスモ「ハロウィン!」

 

 

ツギハギ「…」

 

 

魔人達が覚悟を決める。どうせ死ぬなら愛する人と。そんな決意が4人の眼に宿っていた。するとそれを見ていたデンジが口を開く。

 

 

デンジ「あ~、マキマさん…。コイツら、何とかなんないですかね…?」

 

 

頭を掻きながらデンジがマキマに近づく。

 

 

デンジ「考えみりゃ俺あんまコイツらになんかされて……るけど死ぬ様な事されてねぇし、悪いヤツ……ではあるんだろうけど、バァちゃんと岸辺の先生がこう言ってんなら別にいいかって思うんす。」

 

 

デンジ「それに……レゼの時みてぇにここでコイツらを殺したら、なんか…魚の骨が喉に突っかかる気がする。ノドん奥がチクッてなって最悪の気分になって。そうなっちまったら俺は幸せじゃねぇと思うんです。」

 

 

マキマ「…………」

 

 

デンジの独白にマキマは何も言わない。レゼもいつの間にか変身しており、マキマがデンジに攻撃を仕掛ける素振りがあれば即座に割って入る態勢だった。

 

少しの沈黙。するとマキマの口から溜息が漏れた。

 

 

マキマ「ハァ…、デンジ君が幸せじゃないか。分かったよ。クァンシの降参を認めてあげる。大家さん、岸辺さん、もういいでしょう。このままじゃ私が悪人みたいですから。」

 

 

そう言うとマキマは2人に拘束を解くように言う。ゆっくりと2人は拘束を解くが、何か動きがあればすぐに動けるように警戒は解かなかった。

 

 

マキマ「ふぅ…、生きた心地がしませんでした。では…、クァンシ、並びに魔人4名を拘束後、公安本部に連行。以後の処遇は別途検討します。…………大家さん、岸辺さん、色々と動いてもらいますよ。」

 

 

大家「いいわよ。元々私達が言い出したことだし。ねぇ、岸辺君?」

 

 

岸辺「……わかりましたよ、姐さん。ハァ…、酒が飲みてぇ…。」

 

 

岸辺はそうぼやくが、心なしかその表情には安堵が浮かんでいた。

 

 

こうして、デンジを巡る刺客達との戦いが幕を閉じる。原作と幾つもの違いを残しながら。

 

 

 

 

「弓」は命を拾われるーーーー

 

標的であった「チェンソー」の少年にーーーー

 

「刺客」は消えて、「 」が牙を剥き始めるーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狭間にて

 

 

玲世達が現世に戻った後。

 

 

監理の悪魔「闇の。気付いていたか?」

 

 

闇の悪魔「……ああ、分かっている。」

 

 

闇の悪魔「アイツ、「ワタシの言葉」が理解してたぞ。最初は眷属の悪魔に翻訳してもらってたのに。」

 

 

監理の悪魔「…やはり、古き言葉である貴様の言葉を…。」

 

 

落下の悪魔「悪魔なら分かって当然では?相当に古い言葉ですが、悪魔ならそれなりに分かるのもいるでしょう?」

 

3人の悪魔は玲世について話し合う。始めは眷属に翻訳されながら闇の悪魔と会話していたがいつからか翻訳無しで会話していた事。そして

 

 

監理の悪魔「あやつは元は人間よ。古き言葉なぞ知るはずも無かろう。それに……古き言葉を理解して会話するなど人間の精神ではあり得ぬ。狂気に囚われ発狂するのが道理。……とするならば。」

 

 

闇の悪魔「いつからか分からないが、翻訳していた眷属に変化があったぞ。まるで力を使い果たしたかの様に存在が希薄になった。……監理、オマエ、一体どういう眷属を作った?」

 

 

監理の悪魔「この世界には無い概念だったのでな。我にも分からぬ。……本来であればその様な不確定な事はせぬが、あの時は不思議と疑問に思わなかった。今ならば可能性のが何かしていたと分かる。…監理の名が泣くな。」

 

 

闇の悪魔「アイツか…。アイツは苦手だ。」

 

 

翻訳していた玲世の眷属、つまりケーちゃんが玲世に何かをした事で古き言葉が分かるようになった。しかし眷属を生み出した監理の悪魔も可能性の悪魔のせいで全容が掴めていない。

 

 

落下の悪魔「ワタシはその眷属とやらを見てはいませんが、話を聞く限り、その眷属が何かをしたと聞こえますね。まるで古き言葉を理解しても平気な様に成長…いえ、進化させた…?フフフ…やはり腕の1本でも頂戴しておくべきでした…。」

 

 

監理の悪魔「止めよ。…しかし、あやつに悪影響が出ているとは思えぬ。眷属故、主人に仇なすとも思えん。ここは見守るしかあるまい。」

 

 

闇の悪魔「何かあったら連絡はしてやる。感謝しろ。」

 

 

監理の悪魔「元はといえは貴様が原因だろうが…。」

 

 

監理の悪魔の呟きは、空間に溶けていったーーーー

 




という事で刺客篇終了です。
いや、長くなってしまい申し訳ありません。
当初、計画していた話数をオーバーしてしまいました…。

次回から「銃の悪魔」篇に突入しますので、よろしくお願い致します。
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