デスゲームエンジョイ勢 作:デンヴェル
以下の修整を行いました
・オリ主と分身の名前をカタカナで統一
・オリ主の能力名を「内なる人格」(読みはアナザーミーのまま)に変更
首都高速道路にて、サンセットレーベンズ一同はカナメと雪蘭を乗せたベンツとカーチェイスをしていた。
遡ること今から4時間前、カナメ、レイン、リュージはダンジョウ拳闘倶楽部*1と同盟を結ぶためにギルド本拠地を訪れていた。同盟相手として相応しいか力量を測るために各リーダー同士が試合を行うが、そこに日本ランキング1位の
誘拐されたカナメを取り返すためにシュカが仕込んだGPSで居場所を特定し、残ったメンバー全員で奪還する事になり今に至る。
原作ではここでカナメが雪蘭に「サンセットレーベンズから誰一人殺さずに逃げ切るか」を自分の身柄をチップにして賭けを行う。雪蘭は勿論のこと、士明さんは指南役としてとても優秀なので是非とも勝って仲間にしたい。というか負けたらカナメがいなくなってクランが空中分解しかねないので勝たないとまずい。既にバタフライエフェクトが起こりまくっているので全力でアシストしなければ。
「ライフルの射程範囲内に入りました。スイさん、エンカウントバトルを仕掛けてください。隠蔽機能を利用します」
「そうか! それならここでも銃を使えますね!」
カナメから攻撃の合図が来たためレインがタイヤを狙撃。防弾仕様であったためパンクさせることはできなかったがスピードが落ち、シュカの射程範囲内まで接近できた。
シュカの異能「
彼女はベンツに錨を突き刺し対象を捕捉。
それに対して雪蘭はシュカを迎撃するために選び車の上に場所を移す。
シュカが放った6つのナイフは鋭い風切り音と共に雪蘭に迫るがそれらは全て空を切る。街灯や標識を軸として立体的に立ち回るも、命中には至らない。
それでもなお攻撃は一切劣ることはなく、武器がぶつかり合う金属音とリールが回る甲高い音が旋律を奏でる。
そんな風景を横目に私達は車内で会話を交わしていた。
「射撃は銃ごと弾かれる。気配を読まれるから不意打ちも出来ない。何か出来ることはないでしょうか」
「じゃああの車燃やす? ガソリンくらいなら自然発火させられるよ!」
「馬鹿か? カナメとシュカごと燃えちまうだろ」
現在戦っているのはシュカ一人。私がしている事も精々カナメの所にマヒロを送り込んで情報共有してるくらいだ。
実際問題、雪蘭は能力で相手に自身が殺される幻覚を見せることができ、耐性のない者が殺気に触れれば気絶していまうため迂闊に近づけない。遠距離攻撃をしようにも行動を読まれ指弾を飛ばして妨害してくる。そして本人の戦闘能力もトップクラスと隙がない。
これだけ聞くと打つ手が無いように思うかもしれないが私ならばこの戦いに介入できる。
一瞬で距離を詰められる且つ発動の邪魔をされないので私の異能との相性が意外と良いのだ。
丁度カナメがワインボトルを持ち、指さしているのが見えたのでスイに目配せを送り異能を発動する。
ヒナの出現先はベンツのボンネット。互いが射程範囲内に入る超至近距離だ。
雪蘭は少し驚いた表情を見せるがすぐに「
「効かないねェ!」
「ほう! 汝も耐えるか! カナメのクランは粒物揃いだのう!」
ヒナは手に持った短剣を振るが雪蘭に足を払われバランスを崩され殴り飛ばされる。
自力での復帰は不可能と察し、私は能力を解除。直後に再発動することでポジションと怪我をリセット。背後を取り奇襲を仕掛けるが、気配を読まれ防がれてしまった。
「随分と面白い事をするよのう。だが攻めが少々杜撰ではないか?」
「関係ないね。勝つのは私達だ」
そう言った瞬間、車が激しい揺れを起こしながらスピンを起こした。カナメ、シュカ、ソータがワインでタイヤを凍結させバーストさせたのだ。
この隙にシュカがカナメを救出し、メンバー全員が合流を果たす。
ここから誰も殺さずに逃走するのは厳しいと判断した彼女らは降参し仲間となった。
サンセットレーベンズ初のクラン戦は見事勝利に終わった。これで概ね原作通りと言ったところか。
ついでだが戦力も整っていてタイミングも良いのでこのままエイスを潰しにいくことになった。
これでやっとシブヤに拠点を作れる。親は両方長期の海外出張に行っているし拠点に住み込むのもアリだな。
負ける心配? 全くしてないです。こっちには全一と上位ランカーと主人公がいますから。
エイス壊滅で終わらせるつもりでしたがもう少し続きます