デスゲームエンジョイ勢   作:デンヴェル

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 第6話です
 更新遅れて申し訳無いです。


そくせきくらん

 無事レインちゃんの仲間になれた私は一階のロビーへと向かう。所々に植物で作られたバリケードがあったけれどショップでいくらでも手榴弾を買えるので特に困らなかった。

 

 移動の途中に色々会話したが自分のシギルは思いっきりバレてた。4人も同じ容姿のやつがいたら疑うよな。それと離れた場所に分身を召喚して背後を取る技はDゲーム分身能力者の間では割とメジャーらしく、例のトリックも一発で当てられた。流石は情報屋を名乗るだけある。勘違いしてくれたらいいな〜くらいの気持ちだったしレインちゃんはもう仲間だから気にしてないけど。

 

 あとこの子、漫画読んでた頃は作品自体の雰囲気が殺伐としてた事もあって大人っぽい印象だったけど実際会ってみると結構ロリっぽいな。身長低いしロリ声だし。あとたまに出る子どもっぽさとか含めてかわいいと思うよ。

 

 

 そうして一階のロビーに着いた頃には既に決着が付いており、カナメは花屋の討伐に成功していた。

そして「イベントを生き残るために協力しよう」と花屋を勧誘し、エイスに対抗するための即席クランを作った。

 

 

 

 

 

 

 ロビーから客室の鍵を拝借した私たちは休息のひとときを過ごしていた。

 

 そしてここで原作からズレた事がある。カナメが普通に起きているのだ。きっと私がイベントに参加した事によるバタフライエフェクトだろう。直接関わってはいないがプレイヤーのスポーン位置がちょっとずつズレたりしたのかな。

 バタフライエフェクトの由来がブラジルの蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を引き起こすとかだったし、ダーウィンズゲーム本編でもちょくちょく話題に上がってた事も考えるとあり得なくはないか。

 まあ今はシュカとの合流を待っているところだから影響は少ないが。

 

 

 

 暇を持て余した私は分身達と大富豪をしていたのだが今後の行動について話したいとレインちゃん達から呼び出された。

 

 部屋にはリーダーのカナメ、情報屋のレイン、花屋ことヒイラギ、(ワン)を絶対に殺したいリュージ*1の4人がいた。私が来るのを待っていたらしく、レインちゃんが話し出す。

 

「今のままでは情報が足りません。(ワン)エイス(極悪クラン)メンバーがいることは分かりましたが他にどんなプレイヤーがいるのか気になります。過去の大規模イベントでは今回で言うリングに当たるポイント獲得要素の他にクリア条件が存在しました。ゲームクリアを目指すならその条件を探るためにも誰がが偵察に出る必要があるでしょう」

 

 確かにその通りだ。予想外の展開が起こって崩されたら笑えなし、不確定要素はなるべく減らすべきだな。まずい流れになったら得た情報に原作知識を混ぜて事が上手く運ぶように誘導しよう。

 

「じゃあ誰が行く? 外に出歩くのはかなり危険じゃないか?」

 

「私が分身を出すよ。召喚し直せば怪我治せるからノーリスクだしね。渋谷駅にでも行かせようかな」

 

「分かりました。ではよろしくお願いします。ヒロさん」

 

「ヒナ、ヒカリ、頼んだよ」

「おォ、任せとけ」

「わ、私が?? ……はぃ……できるだけ頑張ります……」

 

 本当に大丈夫か? なんか心配になってきたぞ。

*1
花屋に操られていた内の1人。王に弟を殺されたので恨みを持っている

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