デスゲームエンジョイ勢   作:デンヴェル

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 第9話です


ごうりゅう

 被害ゼロ! エイス壊滅! 完全勝利!!!!

 

 どうも、秋宮広です。やはり初見殺しと不意打ちが正義なんですね。

 

 ケーイチへの壁越しの狙撃を成功させたのは私とレインちゃんの異能のおかげだ。

 

 まずはアカネちゃんと私の分身のヒナを一緒に行動させる。そして一室に待機していた私がヒナの視界をテレビに映す。レインちゃんがその映像を見ながら世界関数(ラプラス)による未来予測を組み合わせ、タイミングを合わせて発砲。

 

 これで撃破完了です。ねっ、簡単でしょ〜

 

 エレベーターが動いたタイミングでヒイラギさんを一階に送り雑魚を蹴散らす。シグの炎は更なる火力でねじ伏せる。ケーイチはバリアを張られる前に狙撃。実に完璧な作戦だったな。

 

 

 勝利の余韻に浸っていた所でカナメからの着信が来た。無事にダイヤモンドのリングの情報を手に入れたらしく暗号を解読してほしいとのこと。

 

 そこらへんはレインちゃんに任せて私はアカネちゃんと一緒にカナメ達のいる渋谷駅に行こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 渋谷で開催されたイベントなんだから渋谷駅に真の宝があるだろうとと当てをつけたエイスは駅を占拠していた。しっかり当たってるしイベント参加者以外の増援も来るし鬱陶しい事この上ない。

 

 それでも目的地までは簡単にたどり着けた。南改札の方から爆発音が聞こえ、エイスが皆そっちにすっ飛んで行ってしまったのだ。いや自己判断で自分の持ち場離れたらいかんでしょ。揃いも揃って報連相すら出来ないの? 知能指数が低すぎるよ。

 

 ちなみに今回は全てを分身に任せず直接駅まで足を運んだ。リング狙いのプレイヤーはダイヤモンドのリングが湧いた警察署に向かったから道中の危険度が低いことに加え、原作で王以外に強力な異能持ちが登場しなかったから何とかなるだろの精神である。

 もう一つ言うと本体が分身の近くにいると出し直した時にすぐに元の場所に戻れる為、大規模な戦闘を行う際には本体がついていく事が望ましいといった考えもある。

 

 

「あのさぁ、まさかこの爆発ってあの時仕込んでたやつ?」

「多分ね。こんな形で役立つなんて思ってなかったけど。間抜けなあいつらに感謝だね」

 

 手間が省けてよかったよ。最悪分身たちをおとりにする事も考えたがその必要はないようだ。

 

 

 

 無事合流することができた私はカナメにメッセージでは伝えきれなかった細かい情報を伝える。現在のホテルの状況や周囲のプレイヤーの動き、アカネちゃんのことなどを一通り話す。

 そんな私をシュカ(ヤンデレヒロイン)が見つめていることに気づく。

 彼女の瞳から嫉妬と殺意を孕んだ突き刺すような視線が向けられていた。

 

「貴方がカナメのメッセージ相手?」

 

 怖っ! 寒気と鳥肌が止まらねえよ。覗いてもいないのに深淵がこちらを覗いてくるんだが。味方でよかった……これが味方に向ける視線か?

 

 

 ちなみにシュカの殺気が周囲のガラスを砕き、たまたま近くにいた王に見つかった。

 

 結局全面戦争は避けられないようだ。

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