ロシア装備でサバゲーしていた俺がいつの間にかブルアカの世界に転生してTSしていたんだが?   作:NK7

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続きました


No.4 自己紹介

部室の中に漂っていた混乱が、少しずつ落ち着いてきた頃。

 

ホシノ先輩が、いつもの緩い調子で手を叩いた。

 

 

「は〜いは〜い、じゃあ一旦整理しよっか〜」

 

「せっかく全員揃ってるし、ちゃんと自己紹介しよ〜」

 

 

助かった、と思った。

軽く自己紹介はしたが“謎の重装備不審者”のままでは居心地が悪すぎる。

 

 

「じゃあレインちゃんからでいいよ〜」

 

 

促され、姿勢を正す。

 

 

「改めまして白鷺レインです」

 

 

部室の全員を見る。

 

 

「昨日からアビドス高校に在籍させてもらうことになりました。趣味はトレーニングで、最近ランニング以外のトレーニングを探そうと思っています。見た目は物騒ですが、皆さんに危害を加えるつもりはありません。よろしくお願いします」

 

 

一応危害を与えるつもりはないと伝えたが…

 

 

「いやいや!!どう見ても危険な見た目してるよね!?」

 

 

やはり猫耳の生えた黒髪の少女にツッコまれてしまった。まぁ当たり前ではある

 

 

「次!シロコちゃん!」

 

 

ホシノ先輩は続けて獣ミミの銀髪の少女に指さした

 

 

「ん、アビドス高校2年生、砂狼シロコ。趣味はジョギング、体力トレーニング、ロードバイク。よろしく」

 

 

シロコの簡潔な自己紹介が終わると、

ホシノ先輩は満足そうにうんうんと頷いた。

 

「は〜い、次はノノミちゃん〜」

 

金髪で柔らかな雰囲気の少女が、にこやかに立ち上がる。

 

「はーい♪」

 

「アビドス高校2年生、十六夜ノノミです〜」

 

胸の前で手を組み、楽しそうに微笑む。

 

「対策委員会ではまとめ役をしてます♪」

 

ちらっとこちらを見て、少しだけ目を輝かせた。

 

「何か分からないことがあればなんでも聞いてくださいね♪」

 

「……ありがとうございます?」

 

(この人、距離を詰めるのが早い)

 

自分がノノミ先輩の距離の詰める速さに戸惑う中、ホシノ先輩は次に、眼鏡をかけた黒髪の少女に目を合わせた

 

 

「じゃあアヤネちゃん〜」

 

 

少し背筋を伸ばし、丁寧に立ち上がる。

 

 

「……奥空アヤネです」

 

「アビドス高校1年生で、

 廃校対策委員会ではオペレーターと事務を担当しています」

 

 

一瞬こちらを見てから、軽く会釈する。

 

 

「その……驚きはしましたが、

 これから同じ委員会の仲間になるなら、よろしくお願いします」

 

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 

次に、腕を組んだまま不機嫌そうに立ち上がったのは、

猫耳の黒髪の少女。

 

 

「……黒見セリカ、アビドス高校1年生」

 

 

ちらっとこちらを睨む。

 

 

「対策委員会では会計担当……ってことになってるけど」

 

ため息をひとつ。

 

「正直言って、あんたみたいなのがいきなり来るとは思ってなかったわ」

 

「……すみません」

 

「謝られても困るんだけど。そもそもホシノ先輩が連絡してくれたら少しは受け入れやすかったんだけど!!」

 

「ごめんごめん〜」

 

 

自分とホシノ先輩に文句を言いながらも、完全に拒絶しているわけではなさそうだった。なるほど、これがツンデレと言うやつか。

 

最後に、ホシノ先輩が立ち上がる。

 

 

「じゃあ最後はおじさんだね〜」

 

 

軽く伸びをして、いつもの調子で。

 

「小鳥遊ホシノ〜アビドス高校3年生で、一応この廃校対策委員会の委員長をやってま〜す」

 

にへら、と笑い、こちらを見る。

 

 

「レインちゃんはね〜、ちょっと見た目がアレだけどちゃんと話せるし、悪い子じゃないから〜」

 

「これから一緒に、

 アビドスを何とかしていく仲間だよ〜」

 

 

全員の視線が、再びこちらに集まる。

 

(……仲間、か)

 

まだ実感は薄い。

 

でも。

 

 

「これからよろしくお願いします」

 

 

セリカは小さく鼻を鳴らし、

ノノミはにこにこしながら手を振り、

アヤネは静かに頷き、

シロコはじっとこちらを見ていた。

 

こうして自分は――

アビドス廃校対策委員会の一員として、正式に迎え入れられた…て事でいいんだよね?




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