ロシア装備でサバゲーしていた俺がいつの間にかブルアカの世界に転生してTSしていたんだが? 作:NK7
榴弾砲の着弾の余韻が、まだ空気に残っていた。
爆煙がゆっくりと流れ、施設の前庭には瓦礫と黒煙が広がっている。
その中で、カイザーPMCの部隊は完全に混乱していた。
通信兵が叫び、オートマタが旋回しきれずにその場で方向転換を繰り返している。
倒れたコンテナの陰で兵士が体勢を立て直そうとしていた。
私はその様子を見ながら、ゆっくり息を吸う。
(……今だ)
先生の声が短く響く。
「”突入!”」
シロコが一番最初に走り出した。
「ん」
砂を蹴って一直線に前へ出る。
その後ろをセリカが追う。
「道開けなさいよ!!」
私はAK-12を肩に当て、照準を前方のPMCに合わせた。
引き金を引く。
ダダダダダッ!!
5.45mm弾が連続して飛び、コンテナの陰から出てきたPMC兵が吹き飛ぶ。
その横でオートマタが銃口をこちらへ向ける。
私はすぐに体を横に滑らせる。
機銃が地面を叩いた。
砂が跳ねる。
(重機銃……!)
その瞬間。
ノノミの声。
「任せてください~!」
ミニガンで弾幕を張る。
オートマタの体に大量に被弾し、機体が後ろに倒れる。
セリカが横を走りながら撃つ。
「邪魔よ!」
パン、パン、パン!
PMC兵が倒れる。
アヤネの声が通信に入る。
「右側に敵集団発見!距離120m!」
私は視線を右に向ける。
瓦礫の向こう。
PMCが集まり、機銃を展開しようとしている。
(……あれはまずい)
あのまま撃たれたら前進が止まる。
私はAK-12を背中へ回す。
RPG-29Mを肩から下ろした。
筒の重さが腕に乗る。
対人弾頭を装填している。
私は照準を敵集団へ合わせる。
息を止める。
(これで崩す)
引き金を引いた。
シュオォォォォ!!
ロケット弾が煙を引きながら飛ぶ。
次の瞬間。
ドォォォォン!!
サーモバリック爆弾の勢いで瓦礫ごとPMC部隊を吹き飛ばす。
爆風でコンテナまで横倒しになる。
セリカが叫ぶ。
「ナイス!」
私はすぐに次弾を装填する。
(対人弾、あと二発)
その直後。
前方の建物の屋上からオートマタが三体降りてきた。
ガシャン!!
着地。
すぐにこちらへ銃口を向ける。
「くっ…!」
弾幕が来る。
私はすぐに横に転がる。
弾丸が地面をえぐる。
シロコが低く言う。
「レイン、下がって」
次の瞬間。
パン!!
アサルトライフルの一撃。
一体のオートマタの頭部が吹き飛ぶ。
だが残り二体が前進してくる。
装甲が厚い。
(AKじゃ止まらない)
私はすぐにRPG-29を肩に構える。
照準。
距離35。
引き金。
シュバァァ!!
ロケットが一直線に飛ぶ。
ドォォォォン!!
二体のオートマタを爆発が飲み込む。
衝撃波が砂を巻き上げる。
機体の残骸が地面に転がった。
その時。
アヤネが叫ぶ。
「正面、クルセイダーが来ます!」
施設のゲートの奥から、カイザーのクルセイダー巡航戦車が突っ込んでくる。
主砲がこちらを向く。
「撃たれる!」
セリカが叫ぶ。
私は迷わなかった。
背中のもう一つの筒を掴む。
RPG-28。
最後の一発。
重い使い捨てランチャーを肩に担ぐ。
照準をクルセイダーへ合わせる。
クルセイダーの主砲が回転する。
(早く…!)
引き金を引いた。
シュオォォォ!!
125mmの成形炸薬弾が一直線に飛ぶ。
次の瞬間。
ドォォォォォン!!!
装甲車の正面装甲に直撃。
爆発。
衝撃で車体が持ち上がり、横転する。
炎が吹き上がる。
セリカが笑う。
「ははっ!派手ね!」
ノノミも目を丸くする。
「すごい火力ですね~!」
私は空になったRPG-28を地面に捨てる。
肩に残る反動。
残るのは対人弾頭一発と対戦車弾頭三発にAK。
十分残っている。
これくらいの戦力なら余裕で持つだろう。
シロコが短く言う。
「突破できる」
先生の声。
「”行こう”」
セリカが前に走る。
「あと少しよ!」
ノノミも続く。
「ホシノ先輩、待っててくださいね~!」
私はAK-12を再び構える。
胸の鼓動が強くなる。
(……もうすぐ)
ホシノ先輩。
もうすぐそこだ。
私は息を整え、仲間たちと一緒に――
カイザーPMCの施設の奥へ突入した。
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続きません
レインの設定って書いたほうがいいですか?
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いらん