戦闘狂の白狐   作:ぐちロイド

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第5話 嫉妬の残り香と、絶望のゲームスタート

 

 

ショッピングモールから帰宅した連を待っていたのは、静まり返ったリビングと、異様に濃密な「眠り香」の気配だった。

 

 

連「……おい、香山さん。暗闇で何をしている」

 

 

連が照明を点けた瞬間、背後から柔らかな感触が彼を包み込み、そのままソファへと押し倒された。

 

香山「連……あの耳郎って子と、楽しそうにセッションなんてしちゃって。お姉さん、見てて胸がザワザワしちゃったわ」

 

 

香山は連の上に跨り、その端正な顔を覗き込む。彼女の瞳は、教師でもヒーローでもない、獲物を独占しようとする「女」の熱を帯びていた。

 

連「ただの暇つぶしだ。……どけ、重い」 

 

香山「嘘ね。あんなに熱のこもった音を出しておいて。……お仕置きが必要かしら?」

 

香山は連の手首を掴み、頭の上で固定する。そして、彼の首筋に深く、熱い吐息を吹きかけた。

 

香山「……あんたの『理想の世界』に、私はちゃんと入っているの?」

 

彼女の唇が、連の耳たぶを甘く噛む。連は鼻で笑い、彼女の腰を逆に強く引き寄せた。

 

連「……アンタこそ、俺から離れられると思っているのか?」

 

連の不敵な言葉に、香山は満足げに瞳を細め、さらに深く、強引なスキンシップで彼を塗り潰していった。

 

---

 

 

翌週。災害救助訓練のために訪れたUSJ。

突如として広場の中央に黒い霧が渦巻き、そこから無数のヴィラン――そして、あのショッピングモールで見かけた男、**死柄木弔**が姿を現した。

 

連「……やっぱり来たか」

 

連は、怯えるクラスメイトたちを余所に、静かにデザイアドライバーを腰に装着する。

 

連「相澤先生……いや、イレイザー。あいつらは俺がやる」

 

相澤「バカ言え、生徒は避難しろ!」

 

相澤の制止を無視し、連は広場へ飛び降りた。その視線の先には、剥き出しの脳を持つ怪物、**脳無(ノウム)**が鎮座している。

 

死柄木「……黒霧、あいつだよ。先生が言ってた『イレギュラー』」

 

死柄木が乾いた声で連を指差す。

 

死柄木「脳無、壊しちゃえ」

 

 

連は走りながら、二つのバックルを叩き込んだ。

 

**『MAGNUM!』『BOOST!』**

**『READY FIGHT!』**

 

連「……ハイライトだ」

 

連はブーストの爆発的な加速で脳無の懐へ肉薄。

 

ノーム「ガァァァ!」

 

脳無の剛腕が連を襲うが、連はマグナムシューター40Xの銃口を脳無の肘関節に押し当て、零距離で火を噴いた。

 

ドォォォン!!

衝撃波が広場を揺らす。だが、脳無の腕は「超再生」によって瞬時に復元される。

 

死柄木「無駄だよ。脳無には『ショック吸収』と『超再生』がある。オールマイトを殺すための――」

 

連「……吸収しきれないほどの熱量を与えれば済む話だ」

 

連はドライバーのハンドルを連打し、リボルブオンで上下を反転。脚部のブーストマフラーから全開の火炎が放射される。

 

連「出力最大。……燃え尽きろ」

 

**『BOOST GRAND STRIKE!』**

 

連の右足に巨大な炎の渦が集束する。ブーストの爆出力に、マグナムの弾丸のような「貫通力」を上乗せした、連の現時点での最大火力。

 

 

ノーム「シィィィッ!!」

 

放たれた一撃は、脳無の巨体を軽々と貫き、そのまま後方の山岳エリアまで吹き飛ばした。轟音と共に山の一部が消し飛び、再生が追いつかないほどの高熱で脳無の細胞が炭化していく。

 

死柄木「……嘘だろ。脳無が、一撃……?」 

 

絶句する死柄木の前で、連は立ち上る煙を払い、冷徹な赤い瞳で彼を射抜いた。

 

連「次のゲーム(ヴィラン)を出せ。……これじゃ、準備運動にもならない」

 

その背中は、もはや生徒のそれではなく、戦場を支配する「神」の風格を纏っていた。

 

 

 

 

ナルトの二次創作で見たい尾獣の能力は?

  • 炎系
  • 雷系
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