アニポケ転生者物語   作:投稿者

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第154話

地下アジトの内部は、網の目のように通路が張り巡らされた巨大な迷宮だった。

壁一面に張り巡らされたモニターには、怒りの湖の状況や、各地域での実験データが映し出されている。

 

「ひどいものだ。これだけの設備を揃えて、やっていることはポケモンの虐待か」

ワタルが怒りを滲ませる。

 

「ワタルさん、右から三人の団員が来ます。……ポリゴン2、監視システムを一時的にループさせろ!」

『了解。ループ処理開始。……30秒間、このエリアのカメラは静止画を表示します』

 

俺たちは物陰に隠れ、団員たちが通り過ぎるのを待った。

ハイテクなデバイスと、ワタルの鍛え上げられた身のこなし。俺たちの潜入は順調そのものだった。

 

だが、アジトの中層階まで来た時、不気味な警報音が鳴り響いた。

「侵入者だ!裏口のダクトから二名!」

 

「チッ、気づかれたか」

ワタルがマントを翻した。

 

通路の先から、数十人の団員とポケモンたちが押し寄せてくる。

「やっちまえ、ズバット!ラッタ!」

 

「突破するぞ!行け、カイリュー!」

ワタルが相棒を繰り出した。

「カイリュー、『はかいこうせん』!!」

 

「グオオオオオッ!!」

ドラゴンが放つ光線が、通路を埋め尽くす団員たちを文字通り「一掃」した。圧倒的な破壊力。これがチャンピオンの実力か。

 

「ミナト君、先を急ぐぞ!発生装置はこの下だ!」

 

「わかりました!ウリムー、最短ルートを案内してくれ!」

 

ウリムーは混乱する戦場の中でも鼻を利かせ、隠しエレベーターのスイッチを正確に見つけ出した。

「ウリッ!!」

 

「ナイスだ、ウリムー!」

 

俺たちはエレベーターに飛び込み、最深部へと降りていった。

降りた先には、これまでの通路とは一線を画す、巨大な電波塔のような機械が鎮座していた。

その中心で、禍々しい赤い光が脈動している。

 

「あれが電波発生装置……!」

 

「……よくここまで来たな。誇り高きチャンピオン、そしてシルフの裏切り者よ」

 

機械の前で、四人の男女が俺たちを待ち構えていた。

黒い軍服のような衣装に身を包んだ、ロケット団最高幹部。

アポロ、アテナ、ラムダ、ランス。

かつてサカキの右腕として組織を支えた、四将軍の集結だった。

 

「(来たな……。ロケット団の本気が)」

 

「プロジェクトEは、組織の復活を懸けた聖戦だ。誰にも邪魔はさせん」

リーダー格のアポロが、冷酷な笑みを浮かべてボールを掲げた。

 

「ワタルさん、ここは俺たちの総力戦になりますね」

「ああ。……覚悟はいいか、ミナト君。……竜の力、見せてやる!」

 

最強の捜査官と、転生者の少年。

二人の戦士が、悪の核心へと牙を剥いた。

 

ヒロイン誰にする?

  • ハルカ
  • カガリ(ORAS)
  • ヒガナ
  • ヒカリ
  • モミ
  • ベル
  • ルリ
  • トウコ
  • セレナ
  • サナ
  • ミヅキ
  • リーリエ
  • リラ
  • ルザミーネ
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