アニポケ転生者物語   作:投稿者

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【閑話】ワタルの助言と銀色の羽

戦士の休息

チョウジタウンでの激闘から一夜。

街は平和を取り戻し、ロケット団の地下アジト跡地にはポケモン捜査官たちが忙しなく出入りしていた。

俺は、ポケモンセンターのテラスで、活躍してくれたカブトプスとクリスタルハガネールの最終調整を行っていた。

 

「二人とも、本当によくやってくれた」

 

カブトプスは鎌を研ぎ、ハガネールは朝日を浴びて虹色に輝いている。

特にクリスタルハガネールは、ヤナギとのバトルを経て、自身の「氷」の力を完全に制御できるようになったようだ。

 

『報告。ハガネールの冷気出力、安定化完了。……副産物として、周囲のネットワーク干渉を遮断する副次効果も確認されました』

 

「(電磁波を遮断する氷の装甲……。これはロケット団対策にもなりそうだな)」

 


ワタルとの語らい

出発の準備を整えていると、ワタルがカイリューと共に降りてきた。

「出発のようだな、ミナト君」

 

「ええ。ワタルさんも、赤いギャラドスの件……お疲れ様でした」

 

「いや。……君がいなければ、もっと大きな犠牲が出ていた。改めて感謝する」

ワタルはそう言うと、俺の懐にある『銀色の羽』を見つめた。

 

「君が持っているその羽……。それは、ただの伝説の証ではない。……ある特定の周波数に共鳴する、生体キーのようなものだ」

 

「キー、ですか?」

 

「ああ。……私の調べでは、ロケット団の別の派閥が、うずまき列島で『神』を呼ぶ実験を進めているという情報がある。……おそらく、その羽が奴らの狙う『神』を呼ぶ唯一の手がかりになるはずだ」

 

ワタルの言葉に、俺は緊張を覚えた。

「(やっぱり、うずまき列島編が始まるのか……)」

 

「君がどう動くかは君の自由だ。だが、もしその羽が導く場所へ行くのなら……準備は怠らないことだ。……あそこには、人間の想像を絶する『力』が眠っている」

 

ワタルはそう言い残すと、悠然と大空へと舞い上がっていった。

 


サトシたちの決意

「ミナト〜!!」

サトシたちがやってきた。

「俺たち、やっぱりうずまき列島へ行くことにしたぜ!うずまきカップって大会もあるらしいし、何よりルギアの噂が気になるんだ!」

 

「(原作通りの流れだな)」

 

「そうか。……なら、俺も一緒に行くよ。調査しなきゃならないことが、山積みだからな」

 

「おう!また一緒に旅ができるな!」

サトシがニカっと笑う。タケシも「今度は俺が腕を振るってやるぜ」と頼もしい。

 

俺たちは、チョウジタウンを後にし、南の海へと向かうことにした。

ヨシノシティから船に乗り、うずまき列島へ。

 


新たな進化の予感

道中、俺は自分のチームを見渡した。

フシギバナ、ポリゴン2、ウインディ、ゲンガー、カイリュー。

そしてジョウトでの相棒たち。

カブトプス、クリスタルハガネール、エアームド、シードラ、イーブイ、ヨーギラス、ウリムー。

 

「(シードラの進化には『りゅうのウロコ』。……ヨーギラスのさらなる成長。……そしてイーブイの進化)」

 

やるべきことは多い。

だが、そのすべてが、この世界の真実に近づくための一歩だ。

 

俺は、懐の『銀色の羽』を握りしめた。

羽は、静かに、しかし力強く、海の向こう側へと俺たちを呼んでいた。

 

「行くぞ、相棒たち。……伝説の海へ!」

 

潮風が、俺たちの背中を力強く押した。

冒険は、いよいよジョウト編の最深部へと突入する。

 

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