アニポケ転生者物語   作:投稿者

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第181話

ついに迎えた決勝戦。

シロガネスタジアムは、超満員の観客で埋め尽くされていた。

歓声が地響きのように轟く中、俺とハヅキがフィールドの両端に立つ。

 

「これより、ジョウトリーグ・シロガネ大会決勝戦!ミナト選手対ハヅキ選手の試合を開始する!ルールは6対6のフルバトル!」

 

審判の声が響く。

ハヅキは不敵な笑みを浮かべていた。

「サトシ君から聞いたよ。君は相当な手練れらしいね。……彼の無念、晴らせるかな?」

「ホウエンの技、見せてもらうよ。……だが、勝つのは俺たちだ」

 

「行くぞ!カクレオン!」

ハヅキの先発は、姿を消すことができるカクレオン。舌を出し、トリッキーな動きでこちらを挑発する。

 

「なら、こっちはこれだ!行け、エーフィ!」

 

俺は、昨夜進化したばかりのエーフィを繰り出した。

「エーフィか。美しいね。……だが、カクレオンは見えないぞ!『へんしょく』!」

カクレオンが周囲の色に同化し、完全に姿を消す。フィールドには誰もいないように見える。

 

「見えなくても、感じることはできる。エーフィ、『みらいよち』!」

 

エーフィが額の珠を光らせ、未来の攻撃をセットする。

「そして……『サイコキネシス』で空間そのものを探れ!」

 

エーフィが広範囲に念波を放つ。何もない空間に、何かが引っかかる感触があった。

「そこだ!」

 

エーフィが視線を向けた瞬間、『みらいよち』のエネルギー弾が時空を超えて出現し、透明化していたカクレオンを直撃した。

「ケケッ!?」

カクレオンが姿を現し、吹き飛ばされる。

 

「見えたな!『サイコショック』!」

実体化したカクレオンに、物理的な衝撃を与える念波が炸裂。

カクレオンは為す術なくダウンした。

 

「カクレオン、戦闘不能!」

 

「……やるな。見えない敵を予知で倒すとは。……だが、次はどうかな?ニューラ!」

 

ハヅキの二匹目はニューラ。悪・氷タイプで、エスパータイプのエーフィには有利だ。

素早い動きでエーフィの背後を取る。

「ニューラ、『だましうち』!」

 

「エーフィ、戻れ!……エアームド、鉄壁の守りを見せろ!」

 

俺は瞬時にエアームドに交代した。

ニューラの鋭い爪が、エアームドの鋼鉄の翼に弾かれる。

キィィン!

甲高い音が響き、ニューラの手が痺れる。

 

「鋼タイプか。なら、これでどうだ!『れいとうパンチ』!」

「効かないよ。……『はがねのつばさ』!」

 

エアームドが反撃に出る。相性差は圧倒的だ。ニューラはスピードで翻弄しようとするが、エアームドの広範囲攻撃からは逃げられない。

最後は『ラスターカノン』でニューラを撃破した。

 

「ニューラ、戦闘不能!」

 

ハヅキは早くも二匹を失ったが、その表情に焦りはない。

「いい動きだ。……だが、僕のポケモンたちはこんなもんじゃないぞ。行け、ハリテヤマ!」

 

巨大な相撲ポケモン、ハリテヤマが登場する。

重量級同士の激突が始まる。ハヅキの目は、まだ死んでいない。

ここからが本番だ。

 

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