アニポケ転生者物語 作:投稿者
ジムの扉が開くと、そこには広大なバトルフィールドと、玉座のような椅子に座る一人の男の姿があった。
「ようこそ、私の城へ。……待っていたよ、ミナト君」
サカキ。
ロケット団のボスであり、このトキワジムのリーダー。
彼は、以前シルフカンパニーで会った時よりも、さらに強大で、冷たいオーラを纏っていた。
「サカキ……。約束通り、決着をつけに来た」
「フッ、威勢がいいな。シルフでは私の不覚だったが、ここは私のテリトリーだ。全力で相手をしてやろう」
サカキが指を鳴らすと、ジムの照明が一斉に点灯し、フィールドが照らし出された。
「ルールは6対6のフルバトル。どちらかの手持ちが全滅するまで。……もっとも、君がそこまで持ちこたえられればの話だがな」
「望むところだ!」
俺とサカキは、同時に最初のモンスターボールを構えた。
「行け、ペルシアン!」
「頼むぞ、ゲンガー!」
サカキの初手は、やはりペルシアン。シルフカンパニーでフシギソウを圧倒した、神速のポケモンだ。対する俺は、ゴーストタイプで対抗する。
「ペルシアン、『きりさく』!」
開幕と同時に、ペルシアンが消える。いや、速すぎて目に見えないのだ。だが、今の俺たちには、その動きが見える。
「ゲンガー、影に潜れ!」
ゲンガーが地面に溶け込むのと、ペルシアンの鋭い爪が空を切ったのは同時だった。
「逃がさんぞ。『だましうち』!」
サカキの指示で、ペルシアンが影に向かって爪を振り下ろす。必中の悪技だ。
「『まもる』!」
ゲンガーが間一髪で障壁を展開し、攻撃を防ぐ。
「(速い……!シルフの時より、さらに洗練されている)」
だが、防戦一方では勝てない。俺は反撃に転じる。
「ゲンガー、『ヘドロばくだん』!」
影から飛び出したゲンガーが、毒の塊を投げつける。
「甘い。『10まんボルト』」
ペルシアンが空中で体をひねり、電撃を放ってヘドロばくだんを相殺する。さらに、その勢いのままゲンガーに接近する。
「『つじぎり』!」
「ゲンガー、『みちづれ』!」
俺の指示に、ゲンガーが不吉なオーラを纏う。攻撃すれば、相打ちになる。サカキもそれに気づき、舌打ちをした。
「チッ、小癪な真似を……。戻れ、ペルシアン」
サカキは冷静にペルシアンを戻した。
「初手から全力とはいかないか。ならば、力で捻じ伏せるまで」
サカキが二つ目のボールを投げた。
「行け、ニドクイン!」
巨大な青い怪獣、ニドクインが現れる。その重量感は、フィールドを揺るがすほどだ。
「ゲンガー、お前も戻れ。……頼むぞ、ニドクイン!」
俺もまた、サファリゾーンで進化した相棒、ニドクインを繰り出した。
ニドクイン対ニドクイン。
重量級同士の、力の激突が始まる。
チラシ裏から表にでるべきか
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チラシ裏でいい
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表にでてもいい
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まだ表にでるのは早い