アニポケ転生者物語 作:投稿者
アーマーが砕け散り、真の姿を現したミュウツー。
その全身から放たれるサイコパワーの奔流は、もはや嵐のようだった。ジムの壁に亀裂が入り、天井が崩落し始める。
「馬鹿な……!制御装置を破壊しただと!?」
サカキが、初めて焦りの表情を見せる。
『ワタシハ……ダレダ……。ココハ……ドコダ……』
ミュウツーの思考波が、直接脳内に響く。混乱、怒り、そして深い悲しみ。
「鎮まれ、ミュウツー!私はお前の創造主、サカキだ!私の命令に従え!」
サカキが叫ぶが、ミュウツーは彼を一瞥しただけで、強力な念動力で彼を吹き飛ばした。
「ぐわあっ!」
壁に叩きつけられるサカキ。創造主の命令すら、もはや届かない。
『ニンゲン……。ワタシヲ、シバりツケルモノ……。スベテ、ハカイする……』
ミュウツーが右手を掲げると、巨大な黒い球体――『シャドーボール』が生成された。その大きさは、ジム全体を消し飛ばしかねないほどだ。
「(やばい……!)」
俺は、傷ついたポケモンたちをボールに戻そうとした。だが、間に合わない。
「フシギバナ!」
フシギバナが、俺の前に出て、ツルで俺を守ろうとする。
「無茶だ!お前もボロボロじゃないか!」
「
他のポケモンたちも、ふらつきながら立ち上がり、俺を守るように円陣を組んだ。
「お前たち……」
目頭が熱くなる。これが、俺たちの絆だ。
「……分かった。最後まで、足掻いてやろうぜ!」
俺は覚悟を決めた。逃げることはできない。ならば、この一撃にすべてを懸ける。
「ポリゴン2、ミュウツーのエネルギー収束点を解析!一点に攻撃を集中させて相殺する!」
『了解!照準、エネルギー球の中心核!』
「みんな、ありったけの力を込めろ!これが最後だ!」
「フシギバナ、『ハードプラント』!」
「ウインディ、『オーバーヒート』!」
「ハクリュー、『はかいこうせん』!」
「ゲンガー、『シャドーボール』!」
「ラプラス、『ハイドロポンプ』!」
「ポリゴン2、『はかいこうせん』!」
俺の号令と共に、七つの技が同時に放たれた。色とりどりの光が一つに束ねられ、ミュウツーの放った巨大な闇へと突き進む。
ドオオオオオオオオオオン!!!
光と闇が衝突し、視界が真っ白に染まる。
鼓膜が破れそうな轟音。
身体が分解されそうなほどの衝撃波。
俺は、必死に地面にへばりつき、意識を保とうとした。
(負けるな……!負けるな……!)
光の中で、ミュウツーの驚いたような顔が見えた気がした。
ちっぽけな存在だと思っていた人間とポケモンたちが、神ごとき力に抗っていることへの驚愕。
そして、爆発が起きた。
ジムの天井が完全に吹き飛び、瓦礫が降り注ぐ。
俺は、瓦礫の下敷きになりながら、薄れゆく意識の中で、空へと舞い上がる白い影を見た。
『……ニンゲン。オマエタチノコト、オボエテオク……』
その声を最後に、俺の意識は闇に落ちた。
チラシ裏から表にでるべきか
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チラシ裏でいい
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表にでてもいい
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まだ表にでるのは早い