転生したら幽霊だった件……なお性癖は曇らせ愉悦 作:性癖拗らせ愉悦部
性癖とは人が産まれながら保有する生来のものではない
それは時間と経験によって培われた人生そのものである
By 神(作者)
きっかけがなんだったのかは正直よく覚えていない
まあ原因というか元凶とかはあるのかもしれないが
どれだけ仲のいい友人でも最初の会話なんて覚えていない。つまりはそういう事だ
例外はある。言い出したらキリが無いから無視無視
結局何が言いたいかと言うと、物事には原因があり結果があるということ。因が無ければ結は生まれない。どっかの哲学者的な人が似たような事を言ってた気がするし
人生とは選択の積み重ね。いろんな選択があって二択の時もあれば三択の時もある。正しさ、間違い、成功、失敗、苦しい、辛い、後悔、様々な選択がある。
……なんかマイナスなのが多い気がするが
人は欲深い生き物だ。どれだけ最前最良の選択をしてもif、もしかしたらあっちの方が良かったかも、何て可能性を捨てきれない。だから結局後悔する。
これは自論だけど後悔の無い選択、何て物は出来ない。だからなるべく後悔が少なく、後々割り切れるかが大事なんだと思う
……そう。なるべく。
だから、後悔はあまりしていない………………はず
最初はほんの出来心だった。
魔が差してしまったというか、なんというか
一度手を出してしまったらもう戻れなくなっていた
その甘美な味にやみつきになって、
もっともっと……みたいな
たぶん正気じゃなかったんだと思う
自分を満たす事しか考えていなかった
ただその時その瞬間、自分を満たす選択肢を選び、
自分の欲のために突き進んだ
それがどんな結末を招くか深く考えもせずに
因果応報、何て言葉が相応しい様な終わり方だった
人の心を弄んだんだ、そんな大罪人の末路としては当然と言えば当然だな。それでも心の底では後悔は無いと思っている当たり…………本当に救えない
もしかしたら、そう思いたいだけなのかもしれないけど
だから、割り切っていたんだ。しょうがないって、もう終わった事なんだって
…………それなのに
「…………」
琥珀のような黄金色の瞳がジッと俺を見つめている。
綺麗に輝いてる瞳が何故か暗く曇っている様に視えるのは俺の気の所為だろうか
「…………リムル、なのか?」
青みがかった銀髪、まるで肖像画の女神のように美しい顔立ち。最後の記憶よりも大きく背が伸びており、今では俺より少し目線が高い。間違えるはずがない。確信がある。目の前にいるのはリムルだって言える自信がある
……けれど、信じられなかった。
だってそれはもう終わった記憶。もはや夢や妄想と区別のつかないような、そんな曖昧な
「……リムル?」
「………………」
返事は無く、黄金の瞳は俺を見つめて離さない。その瞳に俺は映っているはずなのに、俺が映っていないのが何故か無性に怖く感じる
「………………」
「……リムッう!?」
リムルに触れようとした瞬間、いきなり動き出したリムルに思いっきり抱きしめられた
「リムル?」
「………………あったかい」
「え?」
俺の肩に顔を置いたリムルが耳元で何かを呟いた
「やっとだ、やっとやっとあえた。スゥーーハ〜ながかった、ほんとうにながかった」
リムルの腕が脇の間から背中に手を回すように移動し、隙間を無くすかのように抱きしめられた。歓喜に震えるかの様にリムルの声は震えていた
「ごめんな、お前を独りにしちまって。ずっと一緒にやってきたのにさ〜本当に本当にごめん。痛かったよな。苦しかったよな。辛かったよな、謝って許される事じゃないのに、…………ごめん。調子に乗ってたんだ。転生してから、何かあっても結局なんだかんだ上手くいってきたからさ、そんな風に楽観的に深く考えもせず綺麗事と理想論を掲げて、国を作るって事が、盟主をやるって事がどういう事か、俺コレっぽっちもわかっちゃいなかった!!だから間違えた!だから皆を死なせちまった!!だからハア~お前をスゥ~失った……」
「………………リムル」
リムルから俺に対する激しい罪悪感と後悔を感じる
きっと、もっとやりようが合ったんだと思う。確かに俺は自分の欲の為にあらゆる選択をした。誰かの人生を壊したい訳でも壊したかった訳でも無いが、その結果がコレだ。そしてその原因は俺にある
やっぱり、俺は最低だ。俺に後悔なんてする権利ある訳無いのに、リムルの言葉を聞いて今更……後悔の念が溢れてくるなんてクソ野郎にもほどがあるだろう。
…………それに
「間違いを犯すから、その反省を次に活かす事ができる!でも!!ぅぅ最初の間違いが取り返しがつかなかったらどうすりゃいいんだよ!!!」
言いたい事も聞きたい事も山ほどある。でもまずはリムルを止めないと。これ以上は、反省じゃなくて自虐になる。それは俺も、何よりお前が一番辛い。それは嫌だ。俺はお前の笑顔が好きなんだ、だから……
「……寂しかった?」
俺もリムルと同じ様に腕を背中に回しあやすようにさする
「ゔぅ?!…………さびしいかった。さびしかった、さびしかったよ!!おまえがいなくなってからずっと、ずっと、ず~とさびしかっよ。ひとりはなれてるっておもってたのに、ぜんぜんそんなことなくてスウ~ハ~スウーハ~~スウ~ハ~…………寂しかったよ」
「そっか……そっか、おれも…………さびしかったよ」
ヤバいな〜リムルのせいでもらい泣きしそうだ
「お前がいない庵に帰っても、何も楽しくも嬉しくもなかった。おはようも、おやすみも、いってきますも、いってらっしゃいも、ただいまも、お帰りも、いただきますも、ごちそうさまも、何もかもが虚しくて、虚無感でいっぱいで何をやっても満たされなくて」
……打算は合った。自分でも最低だと思うけど、それでもこんなにも俺の事を思ってくれてたんだな。……嬉しい
「リムル、こっちむいて」
「あぁ?」
泣き腫らし後だからか目元は腫れ、リムルの顔は美しさをそのままに嬉しさや罪悪感、いろんな感情が混ざりあった表情、属に言う
……アアア、やっぱダメだな〜俺。こんな時でもこの顔、表情にゾクゾクして興奮が抑えられない。拗らせてる自覚は有るけどそれを抜きにしても、ホンット!リムルって顔がいい〜良すぎるんだよ!!我慢だ!我慢!リラ〜クス。フゥ〜ヨシ!
「………………ただいま。リムル」
性癖はともかく、再会出来て嬉しいのも心の底からの本音だ。だから精一杯の笑顔で
「あ゙あ゙…………スウーおかえり、
リムルは口角を上げてとびきりの笑顔を見せてくれた。心なしか先程まで暗かった瞳にも光が戻っている気がする
うん!やっぱりリムルは笑顔が似合う!俺はその笑顔が好きなんだよ。性癖は性癖、混同ダメ!絶対!!……まあでも、俺をここまで歪めて拗らせたのもリムルなんだよな〜
「なあリムル」
「なんだ?」
俺だけが悪いとも思えないし……
「責任、取ってくれよ」(性癖的な)
「…………あたりまえだ、てゆうか」
ん?
「てゆうか?」
何故だろう?
「俺以外に」
さっきまであったハイライトが
「ん?」
───消えている
「とらせるわけねぇだろ」
言うや否やいきなり顔を挟む様に抑えられ、そのまま唇を押し付けられた
「どういっっう!?ん゙ん゙っ?ん゙ーー!??ちょまん゙ん゙!!」
急過ぎて頭の回転が追いつかない、嫌ではないがもう少し丁寧というか優しくして欲しい。そう思って抗議しようとしたらそのまま舌をねじ込まれた、ちょはげし……
「ンチュ……んちゅ、ハア…レァレロレロジュルジュル、んちゅうちゅ……べろえろちゅぢゅうううちゅぢゅううう……じゅるじゅるじゅるるるっ、ぷは!ハアハア……うま」
「ハアハア、ハア〜ふ〜ハァハァ、は〜」
(リムルのが、はげし、すぎて、息が、つづかな)
「エロ。……そういえばお前の女っぽい顔は始めてみたな。フッ、そういう表情もまた唆るな。まぁ、今はこれくらいで勘弁してやる。どうせ帰ったら好きなだけ出来るんだし」
(ヤバい、マジ思考まわらない)
「はじめてか?」
「……へぇ?あにが?」
「キス」
「………………そうだよ」
「あっちも?」
「前世含めてね!!悪い!?」
「いや、嬉しい。ていうか興奮する。まぁあったらあったで記憶を弄ったりしてたかもだけど、俺以外の記憶とかいらないでしょ」
「記憶て………」ゾク
抱きしめ合いながら見つめあう二人。傍から見ればイチャついているカップルにでも見えるのだろうか。だが、少なくとも俺はそうは思えない。なぜなら……
「さあ、帰ろうぜ。俺達の
その黄金の瞳にはどこまでも深い闇が広がっていたから
「…………はぃ」
(ミスった〜!!どーしよーあっそれ、どーしよー)
……いやもうどうしよう。だってコレもはや曇らせじゃないじゃん。闇じゃん!ていうか病みじゃん!!誰が上手いこと言えと言った、HAHAHAまじ笑えね〜俺に取って曇らせはHappyEND前提のスパイスだから愉悦を感じるのであって俺そういう重いのやシリアスなの苦手なのよ、リムルは主人公だから俺なんかい無くても勝手に幸せになると思ってたのにな〜えっ?コレ俺のせいなの?あー何かお互い歪ませられたって事で何とかなりませんかね。嫌だよ俺、記憶弄られるのとか。
……なんで!?どうして!
俺はただ性癖を満たしたかっただけなのに……ハァ〜
…………粉BANANA!!( ᐛ)
「あ、忘れてた。ガプッ」
「痛ッて〜〜〜!!!」
少し未来の話
とある幽霊とスライムが織り成す物語の果て
お約束としてこう記そう
あえて言うならこれは、そう
異世界曇らせ愉悦冒険譚であると
幽霊の話は次回から出ます ´•ω•`)スマヌ
TSオリ主転生者プロフィール1
基本的には善人、ただとあるスライムに性癖を拗らせているだけの元常識人(自称)それが転生し元凶と出会った事で理性のストッパーが壊れている。本人もそれは自覚している。曇らせは愉悦だが、それはそれとして自分の行いで誰かが傷つく事には罪悪感を感じる。
尚、前世の話になるが本人はあのスライムによる被害者は自分以外にも多くいると思っているので自分の頭がおかしいとは思っていない。
しいて言うなら、え?(同志)同じ状況なら皆同じことするでしょ( ゚Д゚)みたいな感じ
リムルに惚れているし、好きだが
それはそれとしてメス堕ちはしたくない(断固拒否)