転生したら幽霊だった件……なお性癖は曇らせ愉悦 作:性癖拗らせ愉悦部
もし君の背後に幽霊がいたとして、
それが守護霊か悪霊かを決めるのは......
By 仏のような神(どっちだよ)
「 は じ め ま し て !俺 は ス ラ イ ム の リム ル! わ る い ス ラ イ ム じ ゃ な い よ !!」
超音波による音割れしたスピーカのような爆音が響く
……うるせぇ〜まぁ俺に耳は無いから実害は無いんだが。それはそれとして
「うるせぇ」
「 は い!俺 は 悪 い ス ラ イ ム じゃあ り ま せ ん !」
……聞こえてねぇなコレ。悪いとか以前にこれじゃ会話が進まないのよ。とりあえず...
「………………スゥゥゥ」
「 ...?あ の!あ な た の お 名 前 は 」
「 うるせぇ!!」
「ぁ、ハイ。スイマセン」ぺこ
スライムに膝は無いが、よく覚えている。あれは綺麗な土下座だったと
閑話休題
「おちついた?」
「あ、ハイ本当すいません。久しぶりに人と会ったもので興奮しちゃって」
(まぁ、それは見ればわかったが)
「とりあえず座れよ。ゆっくり話そう」
俺は近くにあった横倒れの青く光る石に腰掛け、相手も座るように促す
「………………」
「どうした?」
なぜか動かないスライム
「......いいんですか?」
「なにが?」
「だって、俺は、その...魔物、ですよ?」
気まずいような、悲しいような、怖がっているような、そんな震えた声で、拒絶しないでと、涙をこらえるように....
………………あ〜なるほどな。こいつはただ
「フッ…悪いスライムじゃないんだろ?」
「ゔぅ!?......はい!」
……寂しかったんだな。
顔は無いはずなのに飛びきりの笑顔が見えた気がした
てゆうか、今俺から一瞬顔背けなかったか?
「まぁ俺も幽霊だしお互い様だろ!」
「そっかー!幽霊かー!じゃあおあいこだな!HAHAHA!」
「HAHAHAHAHAHA!」
「.........」
「.........」
見つめ合う二人。だから目はねぇつってんだろ!
ちなみに人もいない。ZERO〜
「幽霊!?」
「Yes!I’m Ghost!」
それからはお互いについて色々話した
スライム、リムルのこと。これまでどうしていたのか、何故スライムになったのか、通り魔に刺されただとか、死んで転生したとか、などなどetc
新情報なのに何故か既視感のある情報
お互いについて語っていく中での帰結。
余りに遅過ぎる帰結。
それは…………
(...リムルじゃん。え?リムルじゃん?!あ?え?嘘?え?マジで?ガチ?ジーマーでバイヤー?!?工エエェェエエ工!?)
「どうかしたのか?」
カワイイ
「...いや、なんでもない」
可愛い
(いやまじかまじか、何かずっと違和感というか既視感のある世界だな〜と思ってたけど。あ〜なるほどね〜そういう事か、確かに色んな情報が頭にスっと馴染むような感じがしてたんだよな〜スキルのせいだと思ってたけど、なるへそなるへそ)
カワユイ
「あなたはどうしてここに?あ!というか名前聞けてなかった、忘れてた。すいません」
カワイェ〜
「あ〜いいよいいよ別に。名前、名前ね......そういえば自己紹介してなかったな」
撫でたい
「あっはい!そうだった。ヤバいヤバい元社会人として失格だぞ、いくら誰かに会えたのが嬉しかったからって自己紹介を最初にしないのはダメだ!」
カワユイ ナデたい
「...そうだな、まずは自己紹介からだな」
撫でていいですか?
「え〜オッホン。では俺から改めまして。俺はリムル、リムル=テンペスト。刺されて死んで、この世界に転生した、ただのスライムです」
撫でまわしてぇ〜
「俺はユイ 、幽霊のユイ。雷に撃たれて死んで、この世界に転生して、なんやかんやあって結局死んで、今は幽霊やってる、ただの
(リムルと言ったら友達でしょ〜)
手のひらを
触っていいですか?
「ユイ、ユイ。ああ!こちらこそよろしく!ユイさん!」
差し出されたリムルの手?を握り握手を交わす
「呼び捨てでいいよ?」
冷んやりしててキモツェ〜
「い、良いんですか?」
「もちろん。友達からって言ったろ?......嫌か?」
「いやいやいや全然!むしろ嬉しいっていうか何て言うか、そうだよな。まずは友達からだよな!まずは!そしてゆくゆくは〜ってスライムと幽霊が何言ってんだ!んッン!よろしくな!ユイ!」
「......あぁ、よろしく」
……再度握手を交わす。さっきよりも深く
「.........ん?男?」
「元な、もと」
「............えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!???」
結局うるせぇ。でもカワエェ〜
またまた閑話休題
「ハァハァハァハァハァハァ」
お前か
「…………あ〜大丈夫か?」
お前だな?
俺の隣で息を切らすスライム。呼吸器など無いはずなのに無駄に息遣いがリアルだ。大賢者先生のおかげかしら?
お前だろ?
「ハァハァ......ハァ、……いや大丈夫大丈夫。ちょっとカルチャーショック的なのを受けてるだけ、だから」
お前だったんだな
「...はぁ?カルチャーね」
そうだろ?
「そう。カルチャー。いやしかしマジか、コレで男?!何処に男要素あんだよ!?美人過ぎるだろ!顔っていうか体型だって......これが異世界ファンタジー?……俺が求めてる物と違う気がするんだが」
そうなんだろ?
(またブツブツ言い出した。性別ね〜そりゃ最初は思う所がなかったと言ったら嘘だけど、曲がりなりにも男だった時よりも女の方が長生きしたからな〜もう慣れた)
絶対そう!
「まぁ細かい事は気にすんな。俺は気にしないし」
絶対そうだ!
「いやお前っていうか俺が気にすんだよ」
「あっ、心は男だぜ」
「でしょうね!?わかるよ!」
(てゆうか女って事は俺、生前の姿なのか。幽霊は水とかに映らないから確信なかったんだよな〜………………そうか、生前か)
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"だったらなおさら後輩ちゃんに会いたいな〜どんな顔してくれんだろ。喜んでくれるかな!喜んでくれるんカナ!?ア゙ア゙〜見て〜その顔見してー!妄想だけでヨダレ止まんない。実物なんて見ちゃったら〜......もう!こんな形で後悔が押し寄せてくるとは!いや、幽霊にならないと見る事は出来ないから後悔ではない、のか?はあ〜でも俺が死んでから体感でしかないないけど絶対数十年、下手したら数百年は経ってんダヨナーやっぱりさすがに死んでるよな寿命で、残念残念
まぁでも今は
「いや!むしろポジティブに考えるんだ!異世界で最初にあった人が美人!まさに運命の出会い!異世界ファンタジーじゃないか!」
目の前のご馳走を
「幽霊だし、男だけど」
堪能しよう
「黙らっしゃい!!」
…………お前かーー!!!♡♡♡
そうだよ!お前だよ!!原因は!元凶は!あ〜〜〜そうだったな、そうなんだよ!お前のせいで歪んだんだよ!拗らせたんだよ!純粋で綺麗な思春期少年の心を弄んでよ〜壊しやがってよ〜何がスライムだ!なにが男の娘だ!怒ってない、怒ってないよ?むしろ感謝してるんだ歪ませてくれて。最高だった!顔、体型、性別、身てくれなんて飾りに過ぎない、それほどまでの愉悦!あのシーンは本当に最高だった!漫画見た時も思ったけどアニメで見たらより…………え?まって。もしかしてここでリムルについて行けば間近で見れるって事ですか?あの最高の曇り顔を!え?い、いいんですか?ついて行っても?憑いてっても?いいんすか!?いやまぁ断られても是が非でもついて行くけどね!幽霊らしく取り憑いちゃうぞ〜それしか選択肢なくない?鴨が葱をしょってきたようなもんじゃん♡アニメや漫画じゃ横顔くらいしか見れなかったけど、正面から見れるってマジ!?あの曇り顔を!?俺勢い余って昇天しないかな〜しちゃうかもな〜好感度しだいじゃそれでも曇ってくれるってことだろ?一度で二度おいしく一石二鳥!リムル〜ここまで歪めたのは君なんだからさ〜おとなしく責任取ってよ。大丈夫ちょっとだけだから!先っちょだけだから!ね!美味しく頂いてあげますよ〜じっくり丁寧に焼き上げて、ゆっくりぐつぐつ煮込んで、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて、想い入れが強ければ強いほど、その時間が濃密であればあるほど美味しく甘美な味になるのは後輩ちゃんが教えてくれたからね!天国から観てて後輩ちゃん!いつか俺もきっと昇天してそっちに逝くからね〜。誰かが言ってた!人は刺激のために生きてるって。俺はもう死んでる筈なのに心臓が!子宮が疼く!本やテレビ越しじゃなく生で!直で!そんなのもう絶対......あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"今、俺は!!
この間わずか0.01
「生きている!!!」
「......え?いや今、幽霊って」
「フッ、それは言わぬが花ってヤツさ」
───こうして俺はリムルと出会った
───雷に撃たれて死んで
───女の子に転生して
───なんやかんやあって幽霊になって
───スライムのリムルと友達になって
───なんて事はない普通の人生。じゃないな
───なんということでしょう♡
───こんな人生がまっていようとは!いや幽霊生?
───まぁ、ともあれ
楽しみだな〜〜〜ね!リムル♡
TSオリ主転生者コソコソ話
実は本人はこの世界の言葉がスキル無しでは聞き取れない。異世界物のご都合主義よろしくスキルで何とかした。ぶっちゃけリムルと同じ理屈。ちなみにリムルとの初対面時は戦闘態勢をとってスキルを戦闘方面に全振りしていたため違和感に気づいた。
あんなオーラ振り撒いてる奴会話が通じると思わなくない!?それがイレギュラーUNKNOWNならなおさらさ〜
なお、彼女は洞窟内を探検しつくしているが最奥には行った事が無い。スキルというか魂が危険信号をだしていた。
だって、そりゃ〜、ね〜 (゚д゚` )