仗助「完璧な学園生活っすね〜ッ、女子高生しかいないって点に目を瞑ればよォ〜ッ」 作:カブライニキ
そして一つ謝らせてください。
私は完全にカズサのことを2年生と勘違いしていました。
友達と話している時に『仗助と絡ませるキャラは姉さん女房的な人がいいよね』って話になって最速で出てきたのがカズサなんです。
完全に年上として扱っていたのと私の知識不足です
ですが、もうこれを貫くしか私は許されないためこのまま行かせていただきます
カズサは十五歳で一年生が原作だよ!!!この作品は十六歳二年生だよ!!!!
楽しんでいただけたら幸いです。指は詰めましたので許してください
「いやぁ〜っ、やっぱ新生活ってのもいいもんっスね。ガッコもそこそこ悪かぁないし......何より......トリニティの食堂は破格っスよ!うめぇ飯が格安で出てきやがるッ!」
下校途中、東方仗助は今日あった『イイコト』を噛み締めて歩いていた。
「ここでご飯のたびにそんなにリアクションしてるの仗助だけだと思うよ?」
「大袈裟にもなるっスよォ〜、それに中等部の頃は先輩に作ってもらってばっかだったんで、先輩の負担軽減にもつながってまさに一石二鳥っスね」
「......まぁ、今でも作ってあげないコトはない...けど?」
「流石に申し訳たたねぇっス」
もはや2人1セットが当たり前かのように仗助とカズサは歩いていく。
側から見れば熟年カップルのようだが、2人はまだまだ友人以上恋人未満の関係だ。特に仗助は
「あ、そうだ。今日新作のフラッペ出るんだって。飲み行かない?」
「ああ〜...お誘いは嬉しいんっスけど、あいにく先約が......」
「先輩より優先するべき予約〜?ほらっ言ってみろ言ってみろ」
「いや...なんかしらねぇんっスけど、『シャーレの先生』?ってのが俺に会いたいって話を......」
「シャーレの先生?なにそれ」
「最近できた『連邦捜査部』?みたいな部活っスね。ミレニアムの方でも活躍してるって噂のすげぇ人らしいんっスけど......今いちわかんない人、らしいんっスよね......」
仗助は自慢のリーゼントを指で弄りつつ、一ヶ月間で歩き慣れた分かれ道に立つ
「えーと......確かこの辺りって聞いたんっスけど...」
「え、今なの?」
「っスね、身長190ぐらいある人らしいんでパッと分かるはずなんスけど......」
とりあえず、と2人は近場のベンチに座って休憩
「ん、そーいえばさ、仗助試験の点数どうだった?」
「うっ......その話はやめてくださいっス.....今思い出しても寒気が......」
「だーから勉強しときなって何回も言ったのに......」
「ああ......おそらく補習確定っスよぉ〜ッ入学早々......」
「......ま、これに懲りたら次の試験は手伝ってあげるよ。仗助が退学とかしちゃったら私もヤだし」
「!!恩に着るっス!!やっぱ頼るなら先輩っスねェー!!」
仗助はカズサにいつもの笑顔を向ける。
屈託のない、子供のような笑顔。その笑顔を受けたカズサは、頼られた喜びやらの様々な感情が渦巻いて赤面していたとさ
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「......補習授業部部員、東方仗助......か」
『この仗助さん、という方で部員は全員ですね!』
タブレットを片手に、190センチの巨漢が杜王町の大通りを闊歩する。
彼の名は『空条承太郎』
連邦捜査部『シャーレ』の『先生』を務めており、様々な学園間、学園外の事件を解決してきたエキスパートである。
本人は寡黙で冷静。そして大人的な優しさを兼ね備えたタフガイ。
年齢二十八歳。
「ああ。助かった『アロナ』」
『いえいえ!先生のお仕事がまた無事に終わることを祈ってますね!!』
その言葉を聞き届けたのち、承太郎はタブレットをスーツの内側にしまい込んだ。
「さて......あれか」
鋭い眼光で自分の斜め前側を見やると、彼の目的の人物が目に入った
「ほら仗助、暴れない」
「ちょっ!やめてくださいよォッ!髪の手入れくらい自分でやるっスから!!」
「せっかくカッコいいんだから......はいできた」
「先輩は世話焼きすぎるんっス」
「世話焼かせる方が悪い」
「......っス」
リーゼント頭の少年と、猫耳ショートカットの少女
「東方仗助......で合ってるか?」
「えーっと......もしかして......」
声に気づいた仗助は、真後ろにいた承太郎を見上げる。
座っているのも失礼だと思ったのか、立ち上がって目を合わせた
「ああ。君を呼び出したのは俺だ。D.U地区で先生をやっている『空条承太郎』だ」
「東方仗助...っス......ところで、そんなお偉いさん?が俺なんかになんか用っスか......?」
承太郎は無駄な言葉は重ねず
「お前は『補習授業部』に入ってもらう」
「..........え“っ?」
「成績不振の者、素行不良の者。それらを集めて成績を巻き戻すための部活だ」
「......マジ...っスか」
仗助はショックだった。
先の会話より、確かに自分の先日のテストはひどいものであった。
仗助が自分で言ったように補習は免れない点数を取った。
だが、こんな短期間で『落ちこぼれ』扱いされるだなんて思っても見なかったため、そのショックは大きいだろう
「補習授業部なんて聞いたことないんですけど」
少し攻撃的にカズサは承太郎に質問した。
彼の対応は側から見れば少しぶっきらぼうに見えたからだろう
「最近新設された部活だそうだ。とにかく仗助、君は補習授業部に入ってもらい、俺と共に成績を挽回しなければならない」
一瞬の沈黙。
カズサは承太郎から放たれる謎のオーラに当てられて固唾を飲み込む
「......わかりましたっス。これからお世話になります。承太郎さん」
「......やけに素直だな」
「成績悪いのは自分のせいっスから......それに先輩に迷惑かける心配も無くなった、っつーか......」
「いや...迷惑だなんて思ってないし............あ、仗助。また髪がほつれて......」
カズサは再び仗助の頭に手を伸ばし、ほつれていた部分を直してやる。
「だからもう髪はッ...」
照れながらもほつれを直してもらっている仗助と直すカズサ。
承太郎の前でいちゃついたのである
「だから「あ、ここも」お前はこれから「も、もういいっスよォ!」......」
承太郎、話を遮られる
「はぁ......くだらねー髪の話なんかしてねーで俺の話を......」
瞬間、仗助の肩が揺れた。
ぴくっ、というか
「......テメェ......今俺の髪のこと......ッ!!」
プッツーン。である
「な...っ落ち着け。なにもお前の髪を貶したんじゃあ____________」
そう、承太郎目線では『くだらない髪(わちゃわちゃすること)の話なんか』というやんわりとした意味である
だが、彼の口数が足らなかった
「仗助今のは多分そういう意味じゃなくて......!」
カズサも彼を止めようとはしたのだが
『ドラァッ!!!!!!!!!!!』
「ッ!これは......!スタンド!!!」
仗助は自身の『それ』を完全に顕現させ、承太郎へと向かわせた
その姿はまるで機械の鎧を纏ったかのような人型。所々に仗助の装飾品を思わせるハート型のプレートが重なっている
『ドララララララッ!!!』
「ぐっ......!」
(なんてスピードしてやがるッ......!)
ものすごいラッシュの最中、承太郎はそのラッシュをどうにか受け止める
だが
「ドラァッ!グレートッ、ハラから顎にかけてガラ空きだぜッ!!」
「っ......!野郎ッ......!!!」
フェイントやパワーによって承太郎のガードを無理やりこじ開けた仗助はそのまま拳を______________________
「はっ?......消え」
仗助は突然目の前から消えた承太郎の拳を視界の端で捉えた
だが、『時』すでに遅し。
『オラァ!!!!』
「ぐうっ!!!?」
仗助と同じく、承太郎も『何か』で仗助を攻撃
仗助は吹っ飛ばされ、蹲っている
「ッ......!済まない、大丈夫か?」
「っス......すんません......」
「あーもー......次からちゃんと私の話も聞いて」
「先輩も...すんませんっス......」
仗助はカズサに助け起こされる。
どうやら怒りは収まったようだ
「...それより仗助。少し2人で話したい」
承太郎はトリニティ校舎へと向かう道を指差す
「わかり......ました」
その日、東方仗助は初めて
自分と同じ『不思議な力』を持った人物と出会ったのである
クレイジーダイヤモンド
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - C】
破壊された、破壊した物体を直す力を持つ