【王様】
にゃんこ王国の王様。
実は政敵とかパパラッチとか、そういう奴らにプライベートの姿を盗撮されたり盗聴されてたりする。
でも、王様はそのことに全く気がついてない。
ただプライベートで何一つ後ろ暗いことがないので、何一つ攻撃材料にならず王妃とのイチャイチャが政敵とかに覗き見されてるくらいしか実害がない。
周りの側近の政治家(リオーネとか)達は「むしろ王様が清廉潔白な所を宣伝するチャンスになるし、逆に盗聴盗撮してたやつを攻撃する材料に使える」と判断して、王様に盗聴盗撮されてることを秘密にしている。
政治家達は公務の時は機密情報を話す時に、王様が気付かぬうちにくっつけられた、小型のスパイカメラや盗聴器を人知れず壊す秘密装置を、側近達が使用してい王の気が付かぬところで盗聴対策を行なっている。
File8959E672A357BD58649D37
[Model Building Survey LogData:
FE3L0L0-58762]
[TA:CAT57563]
[PL:FE3Lat 0℃Long 0°]
[TISA:355.82.38.6783954]
王はフェザーン開拓成功を祝うパーティを終えた後、新しく作られた城にある礼拝室を訪れた。
礼拝室には一対一で先祖と対話する為に作られた、
原始的な木で作られたベンチと机、
そしてその机の上に蝋燭が置いてあった。
王はマッチを擦り、蝋燭に火をつけた後、先祖との対話を始めた。
「ご報告が遅れた事をお詫びします。
ご存知だと思いますが、最近はとても忙しかったのです。
ご先祖様のお導きとご加護により、無事この新天地を開拓することができました。」
王は心から先祖の加護に感謝しつつ、フェザーン開拓成功を報告した。
王は報告を終えた後、他に話すことがないかと思案した。
「私はこのフェザーン星系開拓の為に、一時的に我々の故郷を離れました。
この判断は正しかったのでしょうか?
故郷は私の戦友、ドゥエロス達に任せております。
彼は頼れる男です。それでも私は心配なのです。
私が故郷の地を離れ開拓の指揮を取る決断をしたのは、あの日、ご先祖様の導きがあったからです。
……あれは、本当にご先祖様の導きだったのでしょうか?
それとも私が、思い違いをしていたのでしょうか?」
蝋燭の火は依然として、明るく輝き続けていた。
そして王は最後に、彼の敬愛する先祖に尋ねた。
「ご先祖様……。
私は先日夢を見ました、夢の内容はよく覚えていません。
ただ、激しく震える船や、聞いたこともない轟音……まるで嵐のような音が響いていたのは覚えています。
これはご先祖様のメッセージなのでしょうか?
私の愛する妻、彼女は我が国の兵士達をより強力にするように何度も私に言いました。
これは……もしかしてご先祖様が、彼女を通して私に送ったメッセージなのですか?」
王はそう尋ねたとき、蝋燭の火が少し揺れたような気がした。
王は結局、先祖の言葉をうまく理解できたかどうかの自信を持つことはできなかったが、その悩みを相談することができたので、心の負担は幾分か軽くなった。
王は礼拝室を後にしつつ、少し疑問に思った。
この世には先祖の声や、命ある星々の意思などを馬鹿げていると考える者達もいるらしい。
信仰とは個猫(個人)の問題であり、王はそれを強制しようとは思わない。
だがそれでも、彼らは苦しい時などはどうしているのだろうか?
彼らは苦しんだりしないのだろうか?
そんな筈はない、であるならば彼らはどうやって苦難などを乗り越えているのだろうか?
王はその事を考えただけでも、自分の理解していないことが星の数よりも多くあるのだと実感した。
[Data log end]
[Continue building the model……]
Q.王様が盗聴されてるのに、それを教えてあげない政治家達に人の心とかないんですか?
A.「政治家という職についている者に、良心などを期待すべきでないと私は考えます。
例えその政治家の種族が人であろうと、人以外であろうともです。
どれだけ立派な人でも、冷酷にしてしまう恐ろしさが政治にはあるのです。」
歴史家ヤンの言葉より引用