仮面ライダーレガシー   作:トロフィー

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第2話 与えられた仮面ライダー 後編

「今日の俺はひと味違うぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

「下手くそな戦い方だ。戦いをやめろ!法律違反だぞ!」

 

景人が声を荒げ、立ち上がり走って行く。

前とは違う。そう思いながら怪人の元へ走り出す。

子どものころから憧れていた夢のヒーローはいまや現実となり、目の前が光に満ちる。

そして、怪人が飛び上がる。

 

「お前らのせいで関係のない人が死ぬところをよく見ておけ!!」

 

そういうと羽から矢のような鋭い大きな氷が、近くにいた男子高校生に飛んでいく。

 

誰も死なせない。

 

そう強く思い返す。

惣太郎は怪人による被害者が出るのはもうごめんだ。

脊髄反射で走り出す。向かった先は、矛先が向いた高校生だった。

 

「ぐぅう。危なかったなぁ少年。」

 

惣太郎を見ると、背中に氷が刺さりながら高校生を庇っていた。

鋭い氷が、レガシーの背中を軽く突き刺していた。

 

 

「あいつ、結構でかい一撃、入れやがって。」

 

 

そういうと、そのまま惣太郎が膝をつく。

これでいいんだ。と考えながら倒れようとする。

だがまだ怪人が倒せていないことを思い出す。

体を奮い立て、また立ち上がる。

 

 

「馬鹿野郎、、気をつけろ。奴飛び魚座のゾディアーツ。飛び上がったり、羽で攻撃したりしてくる厄介な敵だ。」

 

大きな声で黒影が言う。

槍を居合いのように、右手で構える。

左手はベルトについている刀部分にあり、その刀を倒す。

 

 

「必殺技だ。落ちろクソ魚!」

 

 

槍が光り出す。

 

 

――マツボックリスパーキング!!

 

 

松ボックリの形をしたエネルギーをまとった槍を思いっきりゾディアーツに投げつける。

ゾディアーツが思いっきり旋回し、避けようとするが、数秒間に合わない。

 

「ぐぉあぁああ!!どう!」

 

ゾディアーツが空から落ちる。

 

地面に大きなヒビを作り、まるで打ち上げられた魚のようにうろたえる。

 

「大丈夫です勇太さん。おれ、惣太郎が倒してやるぜ!」

 

そう言って、ゾディアーツにむかって走りながらベルトのレバーを引く。

ベルトが発光する。

 

――フィニッシュ!

 

もう一度レバーを引くと、足に結晶で光っている頭蓋骨がまとう。

 

ボロボロの体を火事場の馬鹿力で足を後ろに下げ、力をためる。

 

「行くぜクリスタルスマッシュ!!」

 

 

足を思いっきり上に上げ、思いっきりゾディアーツにふるい落とす。

そうすると頭蓋骨が砕け散り、強烈な一撃が入る。

「ぐぁぁぁぁ!!」

 

ゾディアーツが倒され、スイッチが飛びでる。

怪人の姿が普通の人間に戻る。

そして地面の上で苦しみ出す。

 

「待て、俺はまだ終わってない!復讐を!終わらせなければ!」

 

景人の方へはいずくばり言う。

男はまだ諦めていないように見える。

目が真っ赤になりながらも、スイッチのほうへ体を動かす。

 

「お前にこれは必要ない。」

 

そう言ってスイッチをつかみ、ボタンを押す。

そうすると、ボタンが宇宙のような霧に包まれ消える。

怪人だった男は、それをみて小さく声をあげ仰向けになる。

 

なんとかなった。惣太郎が思いっきり息を吸い、景人に叫ぶ。

 

「よっしゃー。倒した。怪じ、、、、」

 

言葉を言いかけたとこで、惣太郎は強制的に変身が解除され、そのまま倒れ意識を失う。

 

しかしその姿は、誰かを助け救うヒーローそのものだった。

 

「くそ、頑張りすぎだ。病院に運んでやる。」

 

 

そう言って景人が肩を貸す。

そして、携帯を出し警察に連絡する。

 

 

「ごめん遅れたわ!さっきマリンちゃんから聞いて来たんだけど、大丈夫そうやな。」

 

 

ランドセルをからった少年が景人に向かって話かける。

威風堂々とした歩き方で、ランドセルをからっている。

右手にはリコーダーの袋のようなものが見える。

 

「お前、遅いぞ。全然大丈夫じゃない。肩を貸すのを手伝ってくれ。」

 

小学生は、地面を這いつくばりうめき声を上げる男の方へ向かう。

そして、しゃがみ込み話しかけた。

 

 

「そんな悲しまないで顔あげな。生徒に一生のトラウマ与えて、恨みあるっていうあの先生もあんな驚かせて十分でしょ。」

 

 

それを聞いて、男は諦めか、もしくは安堵したようにため息をつき目を閉じる。

それを見て少年も立ち上がる。

 

 

「おい、そんな慰め方はやめろ!そんな何の解決にもならないアドバイスは。」

 

 

景人が大きな声で少年に言う。

 

 

「教師が驚いたこと知ってるってことはお前最初からいたろ。」

 

 

怒った表情で軽く睨む。

少年はそれに少しうろたえる。

 

「ばれました?心配しないでください。やばかったら助けに行ってる!わかってる思うけど、ここでポイント使いたくないんですよ。」

 

諦めてそのまま歩き出す。

それを申し訳なさそうに少年が追いかける。

「はぁ、面倒な奴だ。もういい日襟、おまえは先に帰れ。」

 

景人が怒りながら少年に向かって言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。」

 

 

腕を組み、少し上から目線に話しかける。

 

 

砂が怪物の姿になり、上半身は床から、下半身は空中に浮かぶ化け物がフリーターの海道真三 の目の前に現れた。

 

「な、なんだ!!お、お、お前!!」

 

 

滝は驚き後ろへ退く。

 

 

「望みを叶えてやるっていってんだ。何か言え!!」

 

 

真三に向かって指を強く指を指し、願いを要求する。

 

考える暇もなく、すぐに答えがでたようだ。

 

手に持つ尺のようなものを手のひらで叩いて言う。

 

 

「ね、願いは、、、、」

 

 

 

 

 

 

ステータス表示

 

仮面ライダー黒影とルーパー

 

変身者 幸崎景人

 

使用ポイント 10

 

・別世界ヘルヘイムの侵略を防ぐために作られた仮面ライダー。

 

量産された戦極ベルトと低級のマツボックリロックシード使用し、

 

あまり強くないので使用ポイントは低いが、変身者の力でなんとかやり合える。

 

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