転生したらかませ犬らしい件   作:友達の友達

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小説を書くのも投稿するのも初めてです。
何も分からない状態からのスタートなので、是非、意見・感想をお聞かせください。

他作品ネタを多く含むのでご注意ください。



さあ、実験を始めようか。

 ある日、いつものように森の中で友人の日課の修行に付き合っていた俺は、突然「魔力! 魔力!魔力!魔力!」と気でも狂ったのか、叫びながら森を駆け抜けていった友人を追いかけていた。そのまま車道へ飛び出し、運悪くトラック走行中のトラックの前に飛び出してしまった。

 

 当然轢かそうになる友人を見捨てるわけにはいかず、なんとか突き飛ばそうとしたのだが、間に合わず二人そろってあの世に行くことになってしまったのだ。

 

 こうして俺の人生は終わったのだが、目が覚めると...『体が縮んでしまっていた!』

 

 …言ってみたかっただけだが、ここがどこだか分からない。分かったことは、俺は赤ん坊として生まれ変わり、周りに誰もいないことから捨てらたということだけだ。

 

 赤ん坊の状態では動くことはできないため誰か拾ってくれること祈りながら、日課の肺を鍛える修行や瞑想を行っていく。するとどうだろう、体から薄くオーラのようなものが発生し、全身に力があふれてくるではないか。

 

 間違いない。これが、俺とあいつが(友人)が求めてきたもの、『魔力』だ。魔力が存在する世界に転生したのだ。

 

 軽く感動しているとなにやら、仮面とローブを身に付けた怪しい集団が俺をどこかへ連れていった。

 

 会話を聞く限り、どうやらこいつらは、孤児を使って魔力実験を行う犯罪集団のようだ。そうして実験成果をよその組織に売ることを生業としているらしい。

 

 そしてこいつらから見ても俺は膨大な魔力を有しているため、魔水晶(ラクリマ)という物質をどれだけ宿せるのか試すという人体実験を行うようだ。現状、赤ん坊の俺に抵抗することはできないため、強くなるために魔力の制御の修行を行いながら、人体実験を受けてやることにした。

 

 ラクリマの魔力の耐性をつけるために、炎にあぶられたり、水につけられたり、氷漬けにされたり、風が吹きすさぶ結界に閉じ込められたり、地面に埋められて魔力を流されたり、魔法で生成された石や宝石をぶつけられたり、雷を浴びせ続けられたり、、闇に飲み込まれたり、光に焼かれたり、あらゆる状態異常(カースド)魔法をかけられたりよく分からん薬品を片っ端からぶち込まれたりした。

 

 こうした多種多様な魔法と薬品を浴び続けてきたが、そんな状態でも魔力の制御だけは手放さず磨き続けた。むしろ極限状態で魔力を制御し続けてきた甲斐があって、予想よりも早く魔力の制御と耐性が身にがついてきたようだ。

 

 そして遂に5年目にしてようやくラクリマとやらを体に宿す時が来たようだ。この人体実験の総責任者、院長呼ばれる老人曰く、

「おぬしの素質は実に素晴らしい!僅か5年で臨床実験の段階に至れるとは。これでおぬしは煉獄竜を従えるに相応しい滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)となるのだ!」

 

 聞いてもないことをペラペラと話してくるが、滅竜魔法とは要するに、使用する魔法の属性が食べれるようになり、竜の特徴が体に表れ、竜の如し力を得られるようになるようだ。俺は煉獄竜レッド・デーモンとやらの力を宿したラクリマを宿すことになるらしい。

 

 そしてラクリマ体内に宿しその魔力に耐えれば晴れて俺はドラゴンスレイヤーになれるようだ。

 

 いよいよ明日が本番だ。

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