レクイエムを響かせて   作:冬夜姫

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双翼の輪舞曲〜暴凶〜3

 

 イギリスにゴルシちゃんと滞在中の、カノンレクイエムですよ~♪プリンスオブウェールズステークスも無事に勝ったよ~♪今は次のレースまでの間、観光に勤しんでるよ〜

「イギリスってぇのは、お洒落過ぎててゴルシちゃんは苦手だぜ…」

「料理はちょっとだけど、紅茶とかはやっぱり良いよね〜」

 

 そんなこんなで、イギリス観光を満喫するのでした。

 

KGⅥ世&QEステークス前日の公開練習

「アスコット競バ場は、芝が長いからパワーがいるね〜」

「なあ相棒、これからの事を考えてトレセン学園に洋芝植えようぜw」

「それ面白いねw」

 

 ゴルシちゃんと下らない会話をしていると、1人のウマ娘ちゃんが近寄ってきたよ。

「失礼、キミはプリンスオブウェールズステークスを勝ったウマ娘かな?」

「そうだよ~、キミは誰かな?」

「ああすまない、私は『ダンシングブレーヴ』と言う」

 

 ふむふむ〜、正史で言う凱旋門賞バがお話ししに来てくれたよ♪どうやってこの先面白くしようかな?w

 

「ブレーヴちゃんって言うんだね~、ウチはカノンレクイエムだよ、よろしくね♪」

「カノンと言うのか、こちらこそよろしく」

「ブレーヴちゃんもレースに出るんだよね?」

「ああ私も出るよ、お互い良い勝負にしよう」

「そうだね~、楽しいレースにしたいね〜♪」

 

「それでは明日のレース、楽しみにしておくよ」

「ウチも楽しみにしてるよ~♪」

 そう言ってウチとブレーヴちゃんは、練習場を後にしました。

 

同日ホテルのスイートルームにて

「相棒〜、今日ターフで絡まれてなかったか?」

「明日一緒に走るウマ娘ちゃんの、ダンシングブレーヴちゃんって娘と話してたよ〜」

「ダンシングブレーヴって言えば、“イギリス2000ギニー”で1着、“エプソムダービー”で2着、“エクリプスS”で1着みたいだな、中々のウマ娘だな」

「ふぇ~、中々強いウマ娘ちゃんなんだね〜」

 

 そんな事を聞いちゃったら、“もう何かやるしかないじゃない!!”って思っちゃったよ〜w

「なんかやろうかと思ったけど、いつも通りで良いかな〜」

「今回はそのほうが良い気がするぜ!」

「多方面から悪評が出そうだしね〜」

 そんな会話をしながら、明日まで過ごすのでした。

 

KGⅥ世&QEステークスのパドック

「やあカノン、調子は良いようだな」

「あ、ブレーヴちゃん♪」

「今日はお互い良いレースにしよう」

「うんそうだね!“良いレース”にしようね♪」

 そう言ってウチとブレーヴちゃんは、控室に戻るのでした。

 

控室

「ゴルシちゃん〜、今日も“白”でよろしくね〜」

「あいよ~」

「ブレーヴちゃん凱旋門賞出てくるかな?」

「出てくるなら、それは事故でしかないぜw」

「そうだよねw」

 

「凱旋門賞に付いてはもう回避出来ねぇからなぁ〜」

「そうなんだよねぇ〜」

「日本のウマ娘が“初めて凱旋門賞を取れるかも知れないレース”だからな」

「凱旋門賞に出たウマ娘ちゃん達は、事故だと思ってもろてw」

「ちげーねぇなw」

 

KGⅥ世&QEステークス最終直線

「さあ、ダンシングブレーヴとカノンレクイエムの競り合いだ〜!」

「残り100mでカノンレクイエムが先頭に立った!ダンシングブレーヴも追いすがるが届かない!」

「カノンレクイエム!ダンシングブレーヴを1バ身離したままゴール板を駆け抜けた!勝ったのはカノンレクイエムです!」

 

「カノンやはりキミは強いな」

「ブレーヴちゃんも強かったよ〜!」

「カノンは凱旋門賞に出るのか?」

「出るつもりだよ、ブレーヴちゃんもかな?」

「ああ、世界最高峰のレースだからな」

「そうだよね~、お互い頑張ろうね!」

「ああそうだな!」

 

 そう話してウチとブレーヴちゃんは、控室に戻るのでした。

 

 ウチとゴルシちゃんはレースが終わって、ホテルで次のレースまで待ったりしたよ~

 

8月のインターナショナルステークス

控室

「ゴルシちゃん〜、今日も頑張るよ〜!」

「おう!蹴散らしてきな!」

 そんなこんなでレースは1バ身差で勝ったよ~♪

 

イギリスのスイートルーム

「さてゴルシちゃん、次はフランスに行くよ~♪」

「よっしゃ!次は凱旋門の上に、ゴルシちゃん像を建てるぜ!!」

「ゴルシちゃん像乱立計画w」

 いつも通り下らない会話をしながら、フランスに旅立ちましたよ〜

 

9月のフランス

「やって来ましたフランスに〜♪」

「フランスの三つ星レストランを制覇してやろうぜ!!」

「良いねそれ〜♪」

 ウチ達は観光をしながら、三つ星レストランの食べ歩きをしたよ~、やっぱり三つ星レストランは美味しかったよ〜♪

 

フランスのホテルのスイートルーム

「今回もスイートルームを取ったよ〜♪」

「やっぱスイートは最高だぜ!堕落し放題だなw」

「確かにねw」

 

「ゴルシちゃん〜、ルドルフちゃん達も凱旋門賞呼ぼうよ〜」

「そうだな、多分呼べば来ると思うぜ」

「善は急げだよ〜♪」

 そう言ってウチはルドルフちゃんに連絡したよ~。

 

「ルドルフちゃん〜元気〜♪」

「ゴルシちゃんもいるぜ〜」

「おおカノンとゴルシか!息災のようだな」

「うん、元気だよ〜♪」

「そっちも元気そうだな」

 

「あのね、凱旋門賞を直に見に来ないかな〜?」

「ふむ、日本からの応援団か良いだろ」

「みんなで来ても大丈夫だよ〜、ちなみに旅費等はウチの方で持つよ〜♪」

「それは有り難いな!では皆で行くとしよう!」

 

「それとね、セクレタリアトさん達も呼ぶから、色々と交流出来るよ〜♪」

「それは又とない機会だな!カノンの方でも何か要望があれば、“なんでも”言ってくれ」

「ん、今“なんでも”って言ったよね?w」

「あ、いや、その、なんだ…」

「かぁ〜、うちの会長さんは学習しないね~w」

「くっ、してやられたか!」

 

「“なんでも”のお願いは、凱旋門賞当日にお話しするよ~♪w」

「カノンの事だ、また奇行異行な事だろう…」

「会長諦めな、なんてったってカノンだからなw」

「ふふん!唯我独尊のカノンちゃんなのです♪w」

「よし、諦めも肝心だな、今回はカノンについてくとしよう!」

「ありがとねルドルフちゃん♪それでは当日お待ちしてるよ~♪」

「ああ、それでは当日にな」

 そう言ってウチは連絡を終えるのでした。ルドルフちゃんチョロ過ぎやんw

 

 そうして次にウチは、セクレタリアトさんに連絡したよ~

「セクレタリアトさん、お久しぶりです〜♪」

「カノンか久しぶりだな、急にどうしたんだ?」

「凱旋門賞は来てくれるよね?」

「ああ見に行くぞ」

 

「お願いがあるんだけど良いかな?凱旋門賞が終わったその日にね、セクレタリアトさんの学園に行きたいんだけど駄目かな?ウチのプライベートジェットでw」

「は?カノンは何を言っているんだ?」

「要するに凱旋門賞終わったら、フランスからすぐに逃亡しようと思ってるよ〜、日本から来るウチの仲間も含めてw」

「カノン、フランスで何か悪さでもしたのか?」

「犯罪に関わるような事は何にもしてないよ〜」

 

「セクレタリアトさんならきっと、凱旋門賞のレースを見れば分かるよ~」

「ふむ、そう言うならカノンの誘いに乗ってみるのも一興か」

「ありがとう♪セクレタリアトさん」

「それではなカノン、レースを楽しみにしているぞ」

「うん楽しみに待っててね〜♪」

 そう言ってウチはセクレタリアトさんとの連絡を終えたよ〜、これで逃亡計画の算段が立ったよw

 

ムーランドロンシャン賞当日

控室

「さて凱旋門賞の前のレースになったよ〜」

「まあここも無難に勝って、凱旋門賞に弾みをつけようぜ!」

「そうだね!それと逃亡の算段も出来てるしねw」

「素早く動かなかったら、ゴルシちゃん必殺の投げ縄漁で全員纏めて連行だぜ!w」

 

レース最終直線

「さあ最終直線の叩き合いだ〜!!先頭はカノンレクイエム!1バ身のリードだ!」

「残り100m、変わらず先頭はカノンレクイエム!このまま決まってしまうのか!」

「ゴール板を駆け抜けたのはカノンレクイエム!!1バ身差をキープしたまま先頭で駆け抜けました!!」

 ウチはいつも通り1バ身差でゴール板を駆け抜けたよ〜

 

レース後の控室

「ゴルシちゃん〜勝ったよ~♪」

「おうお疲れ!!これで残すところ海外のG1は2つだな!」

「ここまで結構長かったね〜」

「そうだな、だが相棒との旅は楽しかったぜ!」

「まあまだ終わって無いけどねw」

「確かになw投げ縄漁(笑)も残ってるしなw」

 

 いつもの緩い会話をしながら、ホテルに戻るのでした。

 

ホテルのスイートルーム

「ゴルシちゃん〜、例のアレ届いたかな〜?」

「おう届いてるぜ!!凱旋門賞当日が楽しみだな!」

「さてさてこれから面白くなるね~w」

「おう!盛り上がって行こうぜ!w」

 

 そう言ってウチ達は10月の準備をするのでした。

 





 ご覧頂きまして、ありがとうございます〜♪

 ちなみに今回の被害者は、ダンシングブレーヴちゃんでした。

 出てくるウマ娘ちゃん達の扱いの説明ですが、レースとかで大敗してもその後は、カノンちゃん達と仲良くなってます。これから更に先の話の構成の布石ですので、嫌いとかではありませんので、ご理解いただければ嬉しいです。

 あとゴルシちゃんの扱いですが、彼女は破天荒なんで時間軸とか発言とか、気にしないでくれると助かりますw

 それでは次回もお楽しみに〜♪
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