レクイエムを響かせて   作:冬夜姫

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混沌と交わる旋律〜始動〜

 

こにゃにゃちわ〜、名女優のカノンレクイエムですw

まさかの変装しててバレないとは、マジワロスw

 

そんなこんなでさらに一年が経ち、ウチのデビュー年になりました〜♪

そして1年間色々ありましたよ〜

 

シービーパイセンはクラシック三冠してくれましたね~、おめでとうございますです♪

次は天皇賞・春を狙うみたいですね。

 

ルドルフちゃんは、メイクデビューしてから無敗でホープフルS勝ってますね〜、まあ三冠は大丈夫でしょ。

 

そして“メジロの至宝”ラモーヌお嬢様も、阪神JF勝って牝バ三冠目指すみたいですね~、頑張って欲しいものです。

 

そして我がチームスピカに謎の事態が起きましたよ、トレーナーもいつ契約したか分からないし、シービーパイセンも知らないウマ娘がいるんですよ!!オカルトですよ!

まあ、ウチは知ってますけどねw

そんな事出来るのは、あの娘しかいないですからね~

 

「トレーナー居るかな?」

「トレぴっぴはいねーぜ」

「了解〜、とりあえずゴルゴル星の黄金のマグロは取れたかな?」

「いや〜、高波で取れなかったぜ!そんかわり、黄金のゴルシ印の巨大ヘラが手に入ったぜ!」

「………」

「………」

 

「ふ〜ん、やるじゃねえか、その目は“知ってる者”の目だな」

「まぁね〜、いつの間にやら居たのか分からない“黄金船”さん」

「ははは!気に入ったぜ、今度ゴルシ印の焼きそば食わしてやるよ!」

「イイね〜♪お礼として今度、アトランティスの黄金のカジキ取りを手伝うよ〜」

「オッケー!忘れんじゃねーぞー!」

 

ゴルシちゃんと話してると、トレーナー室のドアが開いた。

「お〜い、全員いるか〜」

「やっほ〜」

「お、トレぴっぴじゃね〜か!」

「トレーナーはお〜♪」

「それじゃあ、ミーティング始めるぞ」

 

「それじゃ、カノンのジュニア期のローテ決めてくぞ〜」

「その前にみんなに聞きたい事があるよ」

「お、何だ言ってみろ」

 

「“絶対的強者な魔王の走り”と“夢と希望を与える天使の走り”どっちが好きかな?」

「う〜ん、ちょっと抽象的で想像つかないけど、アタシは楽しい走りの方が好きだな」

「ゴルシちゃん的には、君臨する魔王も捨て難いぜ!」

「カノンは何でそんな事聞くんだ?」

 

「ウマ娘ちゃんは夢と希望に溢れる存在じゃん、その夢と希望を壊すのが好きじゃないんだよね~」

「希望を砕く走りか、希望を与える走りかって事だよね?」

「確かに難しい問題だな、マルゼンスキーの例もあるしな」

「か〜、ゴルシちゃんはメンドクセー事は分からねーから走りで教えてくれや!!」

 

「ゴルシちゃんの言う通りだよね、走ってみないと分からないよね、トレーナー、夜に絶対に誰にも見られなくて走れる所は無いかな?」

「あるにはあるな、ここ何年も使われてない第9コースって言うのがあるな」

「了解〜、んじゃ夜にシービーちゃんとゴルシちゃんで芝2000mを走ろ〜」

「よっしゃ〜!ゴルシちゃんの末脚を見せてやるぜ!」

「カノンと走るのは楽しそうだね〜♪」

 

「さて、カノンのローテだがどうする?」

「実はもう決めてるんだよね〜、メイクデビューが終わったら、朝日FSからのホープフルSで行くよ〜♪」

「おいおい!ジュニアG1総ナメするつもりか!」

「あはは!やっぱりカノンは面白すぎるよ」

「流石はゴルシちゃんのマブダチだぜ!やる事が黄金級だぜ!!」

「ローテについては分かった、足の状態も見ながらそのローテで行く」

「ありがとうトレーナー♪」

「んじゃ夜まで自由行動にするから、夜に第9コースに来いよ〜」

 

沖トレはきっと、クラシック期のローテ見たら泣くんだろうなw

 

そんなこんなで、夜の第9コースに来ましたよ〜、はぁ若干気が乗らないよね、シービーちゃんとゴルシちゃん大丈夫かな、折れないかな〜、ん~ん不安で一杯だよ~(泣)

 

「おっ、全員いるな」

「準備はオッケーだよ~」

「早く走りたいね♪」

「ゴルシちゃんも行けるぜ!」

「みんな全力で走ってくれると嬉しいな、でも怪我だけには注意してね」

「「オッケー!」」

 

みんなと一緒にスタート地点に並ぶ。

「んじゃ始めるぞ~、位置について…スタート!」

 

ウチは残り300mで一気に加速して、半バ身差の先頭にたった。

「ち、カノンめやるじゃねえか!」

「イイね〜!すっごく楽しいレースだよ!」

 

残り200mでウチは領域を発動する。

“エンジェリックセレナーデ”

「ちょ!領域を使えんのかよ!」

「カノンと走ると退屈しなくてイイね!」

 

残り75m、ウチは先頭で半バ身差。

「オラァ!追い抜いてやるぜ!」

「負けないよ〜!」

 

ウチはそのまま半バ身差でゴール板を駆け抜けた。

「かぁ~、負けたか〜!」

「すっごく楽しいレースだったよ♪」

「おいおい!デビュー前のウマ娘が三冠バに勝つのかよ!」

 

「ねぇみんな、今のレースは楽しかったかな?」

「負けたけど、すっごく楽しかったよ!」

「今回は負けちまったけど、次は勝つぜ!」

「俺が見ても、すげー良いレースだったぜ!」

「次まで少し休憩しよう〜、話したいこともあるしね」

「「オッケー」」

 

ターフに座りながら、ウチはみんなにある事を伝えた。

「次走り終わったら、きっとウチの事を嫌いになるか、もう走りたくないって思っちゃうかもしれない…」

「めずらしいね、カノンがそこまで思い詰めるなんて」

「オイオイ、ゴルシちゃんのマブダチが、なに気弱になってるんだよ!」

「本当に走るのやめたりしない…?」

「カノン、アタシはそんなに弱くないよ」

「そうだぜ〜!この黄金の不沈艦をナメんじゃね〜!」

「わかったよ、みんなを信じるよ」

 

再度みんなでスタート地点に並ぶ。

「それじゃあ最後の1本行くぞ……スタート!」

 

ウチはスタートと同時に先頭を取り、シービーちゃんを突き放していく。

「おい!アイツ逃げも出来るのかよ!」

「カノンは楽しい事やってくれるね!」

 

ゴルシちゃん達を5バ身離して、残り666mになった時、ウチは領域を発動した。

“ルシファーズシンフォニー”

「おわ!何だよアレ!どんだけ加速するんだよ!!」

「ゴルシ!それだけじゃない!速度が奪われてる!」

ウチはそのままみんなを更に突き放し、7バ身差でゴール板を駆け抜けた。

 

「おいおい、なんだよアレは…」

 

「「………」」

「みんな…」

 

「もう、無理かな…」

「ああ、魔王には勝てないぜ…」

「ぐすっ…みんな…」

 

「「………」」

「「ぷっ、あはは!!もう無理(だ)」」

「へ?」

「オイオイ、この程度でこの不沈艦が沈むと思ってるのかよ!」

「カノンの走りを後ろから捲ったら、最高に楽しいじゃん!」

「みんな!」

 

「オラ、メソメソしねーで部室戻って、ゴルシ印の焼きそば食いながら、反省会だぜ!」

「そうだね、領域の事もあるし、レース展開も考えた方が良いね」

「うっし、お前ら部室に戻るぞ」

「うん!」

 

ウチはみんなと一緒に、部室に戻るのでした。

 





結構時代スキップしようと思ったのですが、ゴルシちゃんのお話しが思いもよらず長くなってます。

次回も今回の続きになります。
楽しみにお待ち頂けたら幸いです。

※ゴルシちゃんはどこの年代にいても問題がないと思ったので今出しました。
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