レクイエムを響かせて   作:冬夜姫

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前話の続きとなります。

読んで頂いてる皆様には、
日々感謝しております。
これからも頑張って、
書いて行きたいと思います。
どうぞ、よろしくです〜♪



混沌と交わる旋律〜始動〜2

 

ウチはみんなと一緒にレース場から部室に戻って来た。

「そんじゃ、レースについての反省会するぞ〜」

「へい!ゴルシ印の焼きそばお待ち!」

「焼きそばって…まあ、腹減ってるから食いながらやるか!」

 

「まず、カノンの脚質からいこう、何が得意なんだ?」

「どの脚質でも、オールOKだよ~♪」

「ふむ、レースによって変えられるって事か?」

「そうだよ~」

 

「んじゃ次は領域?についてだが、俺から見てると何が起きてるか分からんからな、説明を頼む」

「了解〜、領域はある条件が整った時に発動出来る能力?みたいなものだね〜、また時代を担うウマ娘ちゃんだけが持ち得る能力みたいだよ~」

「まあ、トレぴっぴには視覚出来ないかもな」

「そうだね、ウマ娘特有の感覚みたいなものだからね」

 

「そうか、なら条件と効果を言える部分だけでも教えてくれ、無理ならかまわね〜よ」

「大丈夫チームのみんなには話すよ〜」

「そうか、わかった」

 

「まずウチは領域を3つ持ってるんだよね~、その内2つはさっきのレースで使ったんだ」

「おいおい!何で最後の1つを出し惜しみしやがった!」

「そうだよカノン、使ったらもっと楽しいレースになったかもしれないのに」

「ゴルシちゃん、シービーちゃん、ごめんね最後のは“使いたくても使えない”んだよね、それも含めて1つずつ説明していくよ」

「まあ、使えね〜ならしかたねーな」

「そうだね」

 

「それじゃあカノン、1つずつ説明してくれ」

「まず1つ目、ウチは“エンジェリックセレナーデ”って呼んでるよ。最後の直線の先頭付近で競り合ってるのが条件だよ~」

「ふむ、発動すると何が起きるんだ?」

「競り合ってるウマ娘ちゃん達より、半バ身前に出れるのと、“競り合ってるウマ娘ちゃんのやる気がみなぎる”だよ」

「競り合い相手を強くしてどうすんだよ…」

「カノンぽいね、そういうところ」

「レースは楽しいものだからだよ〜」

 

「1つ目は分かった、2つ目はどうだ?」

「2つ目は“ルシファーズシンフォニー”って呼んでるよ。先頭かつ5バ身差以上で、残り666mに到達するのが条件だよ」

「ふむ、だから大逃げ気味に走ったのか」

「そうだよ~、効果はウチの加速力が上がるのと、追い掛けてきたウマ娘ちゃんの勢いを奪い取るだよ」

「ああ、確かに加速が伸びね〜なって感覚があったな」 

「そうだね、何か奪われる感覚だったよね」

 

「最後だが、俺は何を聞いても驚かんぞ!」

「最後の領域は“エンド・オブ・レクイエム”って呼んでるよ」

「なんかヤバそう感じじゃね〜か!」

「不穏な感じがするよね」

「発動条件が特殊で、ウチが引退するレースか、歴史を変える様なレースがあったら発動出来ると思う」

「歴史を変えるレースなんて、そうそうお目にかかれないぞ」

「そうなんだよね、だから使えないだよね〜」

 

「カノン、ちなみに領域の効果を教えてくれ」

「トレーナー〜、それ聞いちゃう?絶対びっくりするよ~♪」

「ふっ、何が来ても俺は驚かないぜ!」

「じゃあ行くよ〜、スタートからゴールまで“最高速で先頭を走り続けられる”だよ~w」

「は?」

「おい!」

「意味が分からないよ、普通はスタミナが切れるよね?」

「シービーちゃん、普通はそうなんだけど発動するとね、スタミナの概念が無くなるの。正確に言うと常に回復してる感じ」

「はは、そうなんだね」

「うん〜♪」

 

「「「………」」」

「あ〜なんだ、お前達、今日はもう遅いから解散しようか?」

「ぶ〜!トレーナー気まずいからって解散に走ったよね!!」

「だぁ~!!しょうがねぇだろ〜!こんな情報聞いちまったら!!」

「まぁ、そうなるよねwちなみに最後は無理だけど、1つ目と2つ目は対策でどうにかなるよ?」

「なに!そうなのか!教えてもらっても大丈夫か?」

 

「全然大丈夫よ〜、まず前提条件として、ウチの領域はどれか1つしか発動出来ないよ」

「そうだったのか」

「そうなんだよ~、1つ目の弱点は、先頭で競り合わなきゃ良いんだよ〜」

「あ、確かにそうだね」

「発動した後に捲くれば、問題ないぜ!」

 

「2つ目は、666mまでに5バ身差以上開かせないだよ〜」

「確かにそうだぜ!」

「今回は3人でのレースだったから、どっちも発動出来た訳か」

「レース展開に左右される感じだよね」

「回答はあるんだけど、初見はムリだよねw使わないで勝っても良いしw」

 

「確かに他のチームが可哀想だな」

「領域無しのガチバトルなら、テクとパワーのみだぜ!!」

「思いっきりな走りも必要だよ!」

「そんじゃ、ジュニア期は領域無しで戦い抜いてくれ」

「了解だよ〜♪」

「流石に遅くなったんで、本日はこれで解散だ。気を付けて帰れよ〜」

「「「は〜い」」」

 

全てを話したウチは、気分上々で家に帰宅するのでした。

 





やっとジュニア期の初めが終わりました。
次の話はクラシック期はじめの話になります。

ぶっちゃけ言うと、この小説はこの辺からが本当の始まりかもしれません。

気楽に読んで頂けたら嬉しいです〜♪
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