禪院家に強術式の男として生まれても詰むことあるんだ……   作:ある日の残り香

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 これ、冷静に考えると元の身体に戻れなくない?

 感想、誤字報告ありがとうございます!



 モジュロ最新話やばすぎる。
 これ読む手を一旦止めて読んできて欲しい。



 
 


第四話【墨の呪力と蒼パンチ】

 

「教育実習生を紹介しやす!!!テンション上げてみんな!!」

 

「おおお!!」

「……」

「……」

 

「ありがとう悠仁。」

 

 一年の教室では、五条悟と虎杖悠仁だけが盛り上がっていた。伏黒恵と釘崎野薔薇は、この呪術廻戦という場所に似つかわしくない「教育実習生」という言葉に対して、怪訝な顔をしている。

 

「……教育実習生ってどういうことですか。」

「いやね、僕も忙しい身だからさ……一人じゃ全員に教えきれないところもあるんだよね。だから、そこを補ってもらおうと思ってさ。」

「呪術高専の教師志望に教職課程ってあんの?」

 

 伏黒恵は確信する。これは世に広く知られる教育実習生ではなく、五条悟がテキトーこいてるだけであると。

 その上で、彼がここに連れてくる人間にもあたりをつけることができた。

 

「……例の付き人さんですか。」

「お、よくわかったね恵。」

「あ、伏黒にそっくりな人?」

「は?伏黒よりは真希さんに似てるでしょ。」

 

 呪具を上手く使って虎杖悠仁と東堂葵が来るまで禪院真希と共に特級を抑えていた女性の姿が、全員の脳内で一致する。

 

「ということで、入って来ていいよ〜」

 

 教室の扉がガラガラと開かれる。

 

 

 

 

 

視点:禪院一樹

 

 吾輩の名は禪院一樹。ひょんなことから女になってしまい、それからあれよあれよと今に至る。吾輩が見習いとはいえ教師とは、世の中わからぬものである。

 そういえば、昔は真希に呪具から呪力を引き出して用いる方法を教えようとしたが、全然上手く教えられなかったことがあったな。そもそも真希は呪力を感覚として用いることができぬようであった。そのあたりは彼女の孫とは異なる点であるな。

 

「ということで、入って来ていいよ〜」

 

 うむ、それでは入室しよう。

 

「只今紹介に与った教育実習生とは吾輩のことよ。よろしく頼むぞ、若人諸君。」

「「「クセ強……」」」

「貴殿らには主に体術と呪力操作について教えるつもりである。伏黒坊には式神の使い方も教えられたらいいと思っておるな。」

「……式神使いなんですか?」

「うむ、だが今は諸事情で術式と式神を使えぬ。それどころか呪力も使えぬ。そこはご了承いただきたいところだ。」

「じゃあどうやって呪力操作を教えんのよ。」

「釘崎嬢、良い質問であるな。」

 

 吾輩は釘崎嬢の質問に答えるべく、五条悟から新たに借り受けた呪具の呪力を引き出し、纏って見せた。

 

「このように、呪具より呪力を引き出して用いるので問題ない。」

「ちょっと呪力雑だよ〜」

「別に良かろう、借り物の呪力であるのだから使い切っても吾輩は困らぬ。」

「呪具を枯らす気?」

 

 吾輩は呪力操作において、ロスが大きいらしい。禪院家にいた時分、直哉殿には何度も指摘されたが、"吾輩の呪力特性"の都合上ロスがロスとならなかったため、矯正されなかった吾輩の悪癖である。

 しかし、今や呪具の呪力を応用して使っている身……なんとかロスを抑える努力もせねばなるまいか。

 

「はい!」

「うむ、虎杖悠仁。何か質問かな?」

「え?!俺だけフルネーム!?なんで!?……じゃなくて、名前まだ聞いてないので名前教えてください!」

「おお、そういえば名乗っておらんかったな。」

 

 当然禪院の名は使えぬ。故に、ここでは仮の身分で生きることとなってある。かといって偽名を考えるのも面倒であった。故に──

 

「吾輩は猫である。つまり名はない。夏目でも漱石でも猫でもホトトギスでも好きに呼ぶといい。」

「と言うわけで、この子名前隠してるからあまり詮索しないであげてね〜」

「す、すげえ……五条先生が人のプライバシーを尊重してる……」

「ねえ悠仁、僕のことなんだと思ってるの?」

 

 吾輩はここでは名無し。うむ、禪院の名を背負わず、誰でも無い者として探すのは気分が──

 

「おい一樹!お前教師やるってマジ、か──」

 

 飛び込んできた真希が名前を明かしてしもうた。

 

「一樹……まさか禪院一樹さんですか?」

「……伏黒坊、禪院一樹は男であろう。吾輩が男に見えるかね?見えないだろう。ほら、真希もきっと勘違いだ。」

「オ、オウ!ソウダ!ヒトチガイダッタ!」

 

 真希も誤魔化す方向に乗っかってくれているが、しきりに五条悟の方を睨んでいる。ははァ、これは五条悟の仕込みだな?

 今日、一年の始業時間が繰り上げられていることを聞かされていなかったのだろう。おそらく、授業前に吾輩と五条悟が話すという情報だけを聞かされて駆けつけたのだろう。だとすれば教室に入って来てから一年たちを見て固まったのにも納得ができる。

 やはり五条悟は何を考えているかわからぬ。まるで悪戯が成功した悪童のようにこちらを見てニヤニヤと笑っておる。

 

「──何があってそうなったんですか?」

「ここまで確信を持って聞かれてしまえば誤魔化すのは不可能、か。」

 

 早くも吾輩は五条悟の下に、高専の勢力に属したことを後悔し始めていた。よくよく思い出せば、五条悟の提示した三つのメリットは「禪院家から守る」「収入」「寮」の三点であり、吾輩の正体を隠すことは含まれておらんかった。

 

「吾輩、しばらく前にツギハギの呪霊に襲われてしもうてな。」

「──っ!真人か。」

「おお、知っておるのか。その呪霊によって今の姿に変えられてしもうた。こんなナリで禪院家に帰ればどうなるかは火を見るより明らかであった為、吾輩は自身の死を偽装し、高専に潜伏しておった。あの呪霊を再び見つけ出し、元の姿に戻してもらうまでな。」

 

 虎杖悠仁は、憎い敵のことを思い出しているのか歯を食いしばっていた。無理もなかろう。吾輩は知り得ぬことであるが吉野順平の悲劇は、到底許せるものではない。

 

「でさ、一樹。僕、君に言わなきゃいけないことあるんだよね。」

「なんであるか?悟殿。」

「多分、君は元に戻れない。」

 

 何故?

 

「何故であるか。その呪霊を捕え、術式を行使させれば──」

「そこなんだけど、悠仁と七海が相対した時のことを考えると、その呪霊がまともに治すとは思えない。」

「あ……」

 

 そうであった。与幸吉の件で勘違いしていたが、そもそも真人は人を善意で治したりしない。与幸吉の件も、羂索が目的のために縛りを結んでいたためである。それがなければ、与幸吉も芋虫か何かに変えられていただろうとことを考えると、吾輩を元に戻してくれるなんて考えは現実的ではない。

 きっと知らず知らずのうちに現実逃避をしていたのだろう。吾輩は。元に戻れるという希望を失いたくなかったのだ。

 

「か、解呪とかはできぬのか?」

「無理だね。改造人間は身体の作りから作り替えられていた。元には戻せない。君の今の肉体も同じ状態だと考えるなら……残念だけど。」

「で、では【呪霊操術】!【呪霊操術】の使い手ならば……!!」

「……特級呪霊を調伏できる【呪霊操術】の術師は、もうこの世にいないよ。知ってるでしょ?」

 

 吾輩は膝から崩れ落ちた。目の前が真っ暗になったようだ。

 

「でもさ、よく考えてみてよ。元に戻れなかったとして、禪院家に戻らなければ変わらなくない?」

「は?」

 

 五条悟が口にするまで禪院家に戻らないという選択肢は、私の中になかった。この身体を治し、すぐに帰りたいと思っていたからだ。

 だが、吾輩は何故帰りたかったのだろう。禪院家の当主になりたいからだろうか。いや、そもそも吾輩はなぜ当主になりたかったのだったか……。

 そもそもだ。どうせ近いうちに禪院家は滅ぶのだ。滅ぶというのなら、吾輩が禪院に戻る理由も薄い。

 吾輩の視界に、色が戻り始める。

 

「由基さんわかる?特級の。」

「ああ、わかるが……」

「あの人、性別のことで困ってそうに見える?」

「だが、あの者は──」

 

 吾輩は禪院家の人間、家族というものはやめようと思ってやめられるものではない。それに、吾輩の術式には価値がある。禪院家が吾輩を手放す理由がない。女ともなれば、政略結婚の道具に使われ、子供を産まされ、もしも術式が継がれたのならば使い方を伝授していくことになるのだろう。考えるだけでも吐き気がする。

 九十九由基は違う。彼女は──

 

「あの人もあの人で、やんごとなき出生の人だよ。それこそ、御三家出身と同じぐらいの。」

 

 前世の知識で知っている。彼女は元星漿体だ。たしかに、そういう点では吾輩と同じで、本来は自由などない身分のはず。

 では、何が彼女を自由たらしめているのか。

 

「……吾輩に、特級術師を目指せと?」

「なれるよ、君の術式なら用意と呪力効率次第でね。でもって特級術師にさえなれば、君は禪院家と個人で対等になれる。」

 

 そうか、吾輩もまだ……諦めるには早かった。

 

「なんかいい話風だけど、これ悟のマッチポンプだよな。」

「人の秘密を自分の口じゃなくて他人の口から話させて、その上でいいところだけ持ってくの最低だな。」

「真希さんに謝れ〜」

 

 それはそうである。危うく流されるところであった。

 

「悟殿、吾輩の名を真希にバラさせたことについて説明を求めたいのだが……」

「えー、だって名前隠してる間は術式も呪力も使わないじゃん。そんなのつまんないでしょ。」

「……悟殿、表に出てくれぬか?」

 

 

 

 

 

 

 

視点:伏黒恵

 

「──と、いうわけで見苦しいところを見せたな。若人たちよ。吾輩は禪院一樹。特別一級術師である。」

「特別一級術師って何?一級よりすごいの?」

「一概にそうとは言えないな。御三家などの術師のために設けられた別枠だ。」

「うむ、その通りである。まァ、大体一級術師相当の技量はあると思ってくれて構わない。」

 

 校庭に出た俺たちは、向かい合う特級と特別一級術師を前に体育座りをさせられていた。

 

「さて一樹、ルールはこうだ。僕は無下限を攻撃にしか使わない。それも、【蒼】だけ。そして君は、僕に一撃でも攻撃を加えたら勝ち。」

「勝ったら何をくれるのかね?」

「なんでも、好きなものを。」

「では、そうだな……」

 

 禪院一樹は一瞬考え込むと、何か面白いことでも思いついたかのような顔をして口を開いた。

 

「では、真希を乙骨殿の元へ送れ。今、乙骨殿は海外で任務に当たっていると聞いた。一人では寂しかろう、友達を一人送ってやったらどうであるか?」

「ふふっ、真希にうざがられても知らないよ」

「元からウザいおじさんとして通っておるのでな!」

 

 鳥が飛び立つのを合図に二人の術師が動き始めた。次の瞬間、禪院一樹の身体から呪力が吹き出した。黒く、"さらりとした粘性"のある呪力が。その呪力に当てられた五条先生は真っ黒になり、まるで影法師のようになった。

 

「あはは!これが例の呪力特性かぁ!」

「油断大敵、であるぞ……っ!!」

 

 禪院一樹が袖から二枚の呪符を取り出す。

 

「【大蛇】、【玉犬】!!」

 

 それは、俺もかつては使役していたが破壊された式神たちと同じ姿をしていた。

 

「流石の五条悟でも、見えなければ避けれまいっ!!」

 

 二体の式神が五条先生へと向かっていくが、その直前五条先生が反転術式を使用した。

 

「見えなければ、ね。」

 

 五条先生を包む黒が晴れていく。まるで、筆を水で洗ったかのように。

 

「……見抜かれたか、吾輩の呪力特性の弱点を。」

 

 それから目にも留まらぬ速さで五条先生が二体の式神に拳を振り抜く。青い光を孕んだその拳は、式神をそれぞれ一撃で破壊した。

 

「墨の呪力特性……ただ溢れ出すだけでも相手の視界を奪う。これは悪癖がついてもおかしくない。でも、反転術式で取り除けるなら、強者には通用しないよ!」

「──化け物め、【貫ぎゅ─】」

 

 禪院一樹の身体が、五条悟の拳に吸い寄せられたように見えた。そして、その拳が腹部に命中し、呪力が弾ける音がした。

 

「がっ……ぁ…うっ……ぷ……」

「あ、吐くならそこの木の陰で吐いてね〜」

 

 よろめきながら吐瀉物で今にも溢れそうな口を手で抑え、酷い顔色のまま木の影に向かう禪院一樹の背を呆然と眺めていると、五条先生が手を叩いた。注目の合図である。

 

「今の攻防を見て、何か気づいたことある?」

 

 五条先生は、顔色ひとつ変えずに笑って俺たちに質問をした。ふと横を見れば虎杖と釘崎はドン引きしていた。

 

「……特級と一級の間には、覆せないほど大きな差があるとわかりました。」

「え〜、覆して欲しいんだけどなぁ。」

「あれだけ一方的にやっといてよく言えるわ。」

「でも僕も反転術式がなかったら負けてたよ?」

 

 どこまで本気なのかわからない発言に肩をすくめた。

 

 

 

 

 

 

視点:禪院一樹

 

 舐めていた……わけではないが、無下限バリアもなく一撃入れるだけなら吾輩の呪力特性を込みにすれば余裕であると考えていた。

 吾輩の呪力特性、【墨】は漆黒で辺りを染め上げ、視界を奪う。呪力を認識できるものは誰であっても、これによって前後不覚となる。吾輩はこれを周囲に垂れ流すことで、近づく者全ての視界を奪うことができた。

 

 しかし、正の呪力である反転術式によってこの呪力特性は中和されてしまう。もっとも、反転術式使いがあまりいないという現実があるため、これも大した弱点とはならないのだが、五条悟の場合は常にこれを回すことができる。それを忘れていた。

 染めたそばから洗い流されてしまう。並の術師であれば、吾輩に反撃しようとすればまた染め上がり、反転術式で呪力を消耗し……という流れを繰り返して呪力が枯渇する。だが五条悟はそうはならないのだ。

 それでも1秒か2秒は隙を作れるだろうとたかを括ったのが今回の【玉犬】【大蛇】作戦だ。その1秒か2秒の隙をついて一撃でも与えれば勝ちなのだから、これでいけるだろうと。

 

「お…げぇぇぇ……」

 

 そうして驕り高ぶった結果がこれだ。前世の知識で「吐くほどやばい」とは知っていたが、これほどとは思わなかった。五条悟の【蒼】パンチ……胃の中のものが全て出ていきそうだ。

 

「──大丈夫ですか。」

 

 背後から声がかかる。

 

「大丈夫ではないな。これほど吐いたのは……成人した日に調子に乗って酒を飲みすぎた時以来だ。」

「……そうですか。」

 

 そこにいたのは伏黒坊だった。

 

「伏黒坊、貴殿はいつも彼奴から稽古を受けているのか?」

「いつもってわけではないですけど、そうですね。とはいえ、今回みたいなのは一切なかったです。俺の前では術式を使うこともあまりなくて。」

「……では少なくとも、吾輩は悟殿にある程度は試せる相手だと認められているということであるな。」

 

 吾輩は汚れた口元を拭うと立ち上がる。少しクラクラするが、動く分には支障はない。

 

「……伏黒坊、貴殿は禪院家当主の座に興味はあるか?」

「ありませんよ。面倒くさそうですし。」

「では、禪院家の次の当主はこのままでは直哉殿で確定であるな。そうなれば、真希も真依も生きづらかろう。」

「……どういうことですか。」

 

 吾輩は先ほどの打撃で走馬灯を見た。だからこそ思い出したのだ。吾輩が当主を目指すという荒唐無稽な夢を追い始めて、何故今日まで諦めなかったのか。その理由を。

 

「今の禪院家がある限り、あの双子は永遠に苦しむこととなる。直哉殿が禪院を継げば、余計にな。」

「……。」

「伏黒殿、貴殿は何のために戦う?」

「……善人たちが、理不尽に命を、幸福を奪われないように。」

「そうか。」

 

 吾輩が禪院家から逃げれば、吾輩だけは救われる。だが、真希と真依はどうなるだろうか。前世の記憶どおりの末路をたどりかねない。

 

「決めたよ。吾輩は、いつの日か禪院家に戻る。」

「どうしてですか、あなたは逃げれるんでしょう。」

「伏黒坊、貴殿と同じだ。」

 

 たとえ地獄の道、修羅の道だとしても。

 

「吾輩が当主になり、真希と真依を守るためだ。女が当主になるのが難しいといえど、禪院家の皆を叩きのめしてしまえば、誰も文句は言えまい。」

「……あなたは、強い人だ。」

「ふっ……たかが一発の拳に吐瀉物を撒き散らす男に──いや、今は女か。まあまあどちらでも良い、そんな人間に強いという言葉を普通かけるかね?」

「はい。」

 

 本当に良い子であるなぁ……直哉殿に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。直哉殿に性格さえ揃えば何も文句はないというのに。善人直哉にさえなってくれれば。

 

「しかして、今の吾輩には力が足らぬ。悟殿に一撃を与えられるくらいにはならなくてはならんな。」

「無理はしないでくださいね。」

 

 吾輩は、前を向いて歩き出す。

 

「貴殿らを教育する中で、吾輩も吸収できるものは吸収し……呪力効率といった弱点も克服して見せようぞ。」

 

 決意を新たに、吾輩は再び当主を目指す。

 

 

 

 

 

 

「というわけだ。吾輩は当主を目指す。」

「ふふ、それでこそ禪院一樹だ。逃げ道に縋った時は少し失望しちゃったから、殴った甲斐があったね。」

「な〜にが"それでこそ"だ。貴殿は吾輩のことなど何も知らぬであろう。今に貴殿のその綺麗な顔に拳をめり込ませてやるから見ておれよ。」

「ああ、期待してるよ。」

 

 そのような短い会話ののち、解散してから念願のシャワーを浴び、自分に割り当てられた寮の部屋で横になった。

 

 その時になって、吾輩は大事なことを思い出した。

 

「──元に戻れないという衝撃で忘れておったが、あと1ヶ月程度で五条悟は封印され、禪院家の当主も変わってしまうではないか。」

 

 思ったよりも、時間制限が厳しそうである。




 
難産でした。
主人公の感情や方針があっち行ったりこっち行ったり……典型的な鬱病ですね。今回ので彷徨が固定され、迷うことは減ったが新たに頭痛の種が。

少なくとも、この二次創作の五条先生は生徒たちと違って「大人」である禪院一樹に逃げは許しません。力があるのに逃げたらダメでしょ。
名前を騙る?呪力と術式を縛る?特級になってどこかへ逃げる?
どれも認めません。そのくせ、逃げの選択肢は提示してそれを選ぶと失望ゲージが溜まります。
丁寧に禪院一樹の逃げ道を潰している。
あとは普通に揶揄って遊んでます。禪院家と五条家は仲が悪い。
「縛りを結んでないからね〜、縛りのない呪術師の約束なんてそんなものだよ。」


呪力特性:墨
 呪力がイカ墨や墨汁のような性質を持っている。この呪力が物体に触れることで、紙に筆を走らせたかのようにそれにへばりつく。反転術式か水の性質を持つ呪力、あるいは火の性質を持つ呪力などで剥がすことができる。また、高速で動いた場合も剥がれ落ちることがある。
 反転術式を使えない術師たちに対する強力な足切りであるが、対禪院家においては【投射呪法】の加速による墨の除去、甚壱や長寿郎などの術式による広範囲殲滅攻撃には弱いため、他の切り札が必要となる。
 接近戦では殴るたびに飛沫が飛ぶが、この飛沫自体にはダメージがほぼない。しかし、当たる感覚はあるので相手はうざったく感じる。


黒閃未経験






 お酒や深夜テンションで始めてしまった物語であっても信念上、エタらせるわけにはいかないが……今作は本当にどう進めれば良いのかわからない。ぐおお……。
 がんばります。
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