俺は七乃さんの右ストレートを受けて気を失ってからその翌日に目が覚めてから今度こそ南陽郡に帰る支度をして七乃さんと共に行軍をしていた。
「それにしても七乃さんの右ストレートは意外と痛かったですよ。しっかりと鍛えたら武官としてもやっていける程に」
「あら?そうなったら輝広さんがお嬢様に何か不審な動きを見せたら毎度に叩いてしまうことになってしまいますが宜しいですか?」
それは避けたいかな?鍛えられた七乃さんの攻撃を毎度に受けるとしたら全快な時でもかなり対応が困ってしまうからなと考えて諦めることにした。
それでも今回の遠征で馬鉄ちゃん、関羽ちゃん、そして姜維ちゃんが新しく仲間に加わって武官も補えるし何よりも俺の家臣である山崎長徳、脇坂安治、そして赤備えの大将を務めている土屋昌恒も加わって陣容は申し分はなくなった。
強いて言うのであれば軍師が少ない気がするがそこはまた増やすとしてまずは南陽郡に帰りそして美羽ちゃんにもしっかりと把握して貰うことが大切だとして帰っているのだった。
そうして帰ってきた南陽郡に美羽ちゃんが外で護衛を連れて出迎えていた。
こんなに可愛い子が出迎えをしてくれるなんて俺は袁術軍の客将で良かったと感激で涙を流していると山崎長徳が殿、ロリコンな事は避けてくださいねと釘を指してきた。
へっへっへ、山崎長徳さんよ!そんな程度で俺が怯えると思っているのかと言うと山崎長徳はなら大殿に報告をしますと無表情で答えてきた。
そそそれれでおお怯えると思っていたら大間違いだよ!?(冷や汗)
そう言っていると山崎長徳がなら美濃の蝮殿に報告しますぞと言われた。
山崎長徳、マジでそれは勘弁して下さい!
俺の人生で尊敬している人に怒られるのが一番、嫌なのでお願いしますと謝っていた。
そんな事をしながらも南陽郡に入って休んでいた。流石に疲れたのでその日は休んでから翌日になり俺は家臣たちを美羽ちゃんに報告をした。
「美羽ちゃん、ここにいるのが俺の家臣で左から山崎長徳、脇坂安治、土屋昌恒になる。覚えておいてあげてくれると助かる」
それを伝えると美羽ちゃんが分かったのじゃと言っていると土屋昌恒が殿、やはりあの者が気に入ったからここにいるのですかと聞かれた。
まあ、それもあるがそれよりも七乃さんが気に入っているからと言って視線を七乃さんに向けると見ていた山崎長徳が声を出すのだった。
「なるほど確かに殿がお気に入りな理由が分かりました。あの張勲殿は殿に似ている部分がありますな、特に主に対して接し方やその主の為ならばどんな汚れ事もする覚悟など非常に似ておりますな」
確かにと他の二人もそうやって七乃さんを見ていたけどそこまで似ているのかと思っていた。
「張勲殿、もしも皇帝陛下から袁術殿を害することをすればどうするつもりなのですか」
気になった土屋昌恒が質問をすると張勲はそうですね、度によりますが酷ければ陛下を亡きものにしますねと笑みで答えた。
おいーー!!皇帝陛下を殺害するかも知れないってそれはやばいだろ!?
そう言うと山崎長徳、脇坂安治、土屋昌恒の三人が同時に俺に対してツッコミを入れてくるのだった。
「「「足利将軍家を亡きものに追い込んだ。殿には絶対にツッコミを入れてはならないと思いますが!!??」」」
・・・そうだね、そう言えば最大権力者に対して謀反を起こして自害まで追い込んでいました!!
でもそれは仕方がないよね!?大殿を亡きものにしようとしていた足利将軍家が悪いよねと言葉を返した。
「それはそうだけど結果的に亡きものに追い込みましたよね!その後に権力の座を大殿に譲って天下統一しましたよね」
ウンウン!したね!!本当にあれは大変だったよと思っていると美羽ちゃんからも本当に七乃にそっくりなのじゃと言われた。
そこまで似ているのかなと聞いていた俺もそうだし七乃さんも同じように頭を傾げていた。
そこは今は置いとくとしてこれからの動きを決めないとならないとして美羽ちゃんに伝えると美羽ちゃんが俺の指示のやり方を学びたいとお願いをしてきたのでなるほど分かりましたと言ってから俺は指示を始めるのだった。
「美羽様から指示をする権利を今回は与えられたので伝えます。まずは土屋昌恒!お前は美羽ちゃんの家臣である紀霊たちを始め袁術軍の武将と兵士たちを鍛えて上げろ!」
「御意!」
「次に脇坂安治、お前は火縄銃などのこの時代にはない武具などの製作を教えながら量産体制を確立させろ」
「御意!分かりました!殿の一番の家臣として立派な成果を上げてみせますぞ!」
「最後に山崎長徳、そしてその配下たちは物見をして調べてくれ西側は良いとして東側を中心に情勢を調べて報告をしてくれ!」
「御意!直ちに行動に移ります!」
「そして紀霊さんを始め馬鉄、関羽、姜維たちは紀霊さんの下で共に土屋昌恒から戦い方を学びながら政もする様に細かい振り分けは紀霊さんや七乃さんに任せます!」
「分かりましたぞ!袁術軍の一番の武将としてもっと格を上げて見せます」
「分かりました、輝広さん」
そうして馬鉄、関羽そして姜維たちも理解をしてくれて受け入れた。
「雛里ちゃんは文官など育てながら逸材がいるか探してほしい。今は文官不足なので秀才クラスがいればすぐに報告をお願い」
「はい、分かりました」
「そして美羽様は俺がこれから戦いの世なるかも知れませんのでその為に兵法とか教えます!そして俺はそれをしながら全体的にみんなを補佐をする形にするつもりだ。以上だ、みんなが良い成果を出してくれる事を祈っている!」
そうして俺達はそうやって行動に移し始めるのだった。