恋姫†夢想  〜金ヶ崎の英雄譚〜   作:人中の蝮

4 / 20
第4話、輝広、袁術に知識を教えること

私は張勲、真名は七乃と言います。

 

最近になり奇妙な縁から朝倉輝広と言う男性を客将として迎え入れたのですが彼がそれから内政にも手伝いするようになり大きく状況が変わろうとしてきているのです。

 

まずは内政として彼の手腕にはとても信じられないほどの才智があり時が進むにつれてどんどん南陽郡は豊かになって来て人口もただえさえ多かったのが更に増えてきているのです。

 

そして更に朝倉輝広は商人みたいにお金も稼ぎ始めてこれもまた大成功をして今では荊州一の商人まで登りつめたと思うと今度は医者としても活動して宮廷の医者たちよりも優れた医学を持ち合わせて多くの人を救い、そしてそれを教えているのです。

 

しかも無料で教えていると私からすればどうしてそんな事をしているのか意味が分からないぐらいに彼の動きは奇抜だと言えます。

 

それで鍛冶屋としても活動をしてとても良い武器をいくつも作り出してくれて美羽様の護身用としてレイピアと言うやつも作ってくれました。

 

とても軽いのにしっかりとすれば敵を殺せるほどの武器で私用にも作ってくれるみたいですがそれを簡単に作り出してしまう朝倉輝広の技術力には恐怖すら感じてしまう。

 

それでトドメの様に美羽様に対して教育をしているのです。

 

最初はあの変態が人に教えられるとは思えなくて美羽様の身だけ心配してみておりましたが日に日に美羽様の知識が増えてきて目に見えて成長しているのが分かってしまうぐらいには。

 

それで他の者たちにも教育をお願いしますと言うと朝倉輝広は喜んでと言って紀霊さんを始め多くの者たちに教えて全体的に能力を上げてしまったのです。

 

ちなみに私も教えてもらいましたが滅茶苦茶に分かりやすい教え方で私も学ばせて貰っておりますが・・・あの朝倉輝広の目的が分からない。

 

内政や商い、医学そして鍛冶屋までならば己の実力を示して権威を高めようとしていると考えられるのですが・・・無償で人々に教えて何がしたいのか分からなくなってしまいました。

 

Q、利益にもならない行動をして彼の目的が分かりません、何をしたいのですか?

 

だからこそ怖いのです、朝倉輝広の何が目的なのか、何がしたいのか私には分からないでいるのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いや〜やはり色んな人に知識を教えるのは純粋に楽しいな!!!

 

A、純粋に教えるのが趣味であり楽しいから

 

昔からそうだけどやはり若い人に知識を教えるのが好きならしいな俺は最初こそは袁術ちゃんに対して下心を丸出しに・・・ではなくて真名を貰って美羽ちゃんに教えているのだけどここまで目に見えて成長していて朝倉景光様以来かも知れないと感じていた。

 

だからこそ余計に熱が入ると感じながらしっかりと地盤を整えて南陽郡にも民たちの笑みが戻ってきてくれて俺は嬉しいと思いながら医学や鍛冶屋の技術を民たちにも教えて仕事が見つからない者たちを少しでも減らしていた。

 

それを見て紀霊さんたちも美羽ちゃんの勉強会に参加をしてくれて俺は更に気合入れて教えていた。

 

そうして張勲さんも教えてほしいとお願いをされたので教えています。

 

やはり多くの人に教えて少しでも良くなるとこちらも教えて楽しくなりますからねと思いながら教えていた。

 

特に美羽ちゃんの成長が素晴らしく天才の素質を持っていたのだなと思いながら教えていたある日に美羽ちゃんから話し掛けられた。

 

「輝広〜、お主は誰からそんな知識を教えて貰ったのじゃ?」

 

「そうですね、一人は松永メシアという人物にそしてもう一人は斎藤道三様に教えてもらいました」

 

するとその二人は凄いのかと聞かれたので俺よりも遥かにすごい人たちですよと教えた。

 

本当に凄い人たちで未だに俺は二人には勝てないなと思いながらしていると美羽ちゃんが妾は?と聞かれたのでそれはこれからですねと返答をした。

 

美羽ちゃんの素質からしても十分に戦えると思うしそこは良いのだけどこの袁術軍は武将こそは多いが軍師が足りていない。

 

こんな時に頼りになる大殿、朝倉義景様がいないので現地で軍師を探すしかない。

 

鳳統や諸葛亮など在野にいれば良いのだけどなと呟くと美羽ちゃんからその二人は主を探して流浪していると聞かされてそれは本当ですかと俺が言うと美羽ちゃんから実は近いうちに面会をするらしい。

 

ならその二人は絶対に逃さないな下さいねと伝えておいた。その二人がいるかいないかでこの三国志の難易度が変わってしまうと言っても過言ではないのだから。

 

俺は出来る事ならば二人とも仕えてくれる様に祈るばかりだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。