さてと軍議を開いてからまとめた状況を会議している皆に伝えると山崎長徳が中々に油断がならない状況ですなと難しい顔をして考えていた。
そう、ここは騎馬隊が思う存分に活躍できる場所なのでとても我々からすれば戦いにくい場所なのだ。
なんせ日本は殆どが山や森などが戦場なのでこの様な西涼は戦いなれていないのだ。
なのでまた襲われてしまうと困る上に先程の戦いで予想よりも鉄砲を撃ってしまったので弾薬が少ないのでそんな意味でも戦いは回避しておきたかった。
そんな事で無理は出来ないとして南陽に帰ることにした。
人材を手に入れる目的は達成できたので無理は禁物だとして南陽に向かい始めていた時に俺は近くで役人たちがある賊に襲撃されて荷物を奪われてしまったと助けを求めていた。
賊は一人らしく黒髪の少女だと言うのだ。
でもそれなしでも奪ったのは物資のみで護衛していた者たちも軽症・・・これは義侠の徒の仕業だな感じ取れた。
奪った物資も貧しい者たちの為に分け与えるつもりなのであろうなと感じ取りそこまでの義侠の徒は是非とも家臣に欲しいと思っていた。
民のために自ら汚れても助けようとする姿勢は俺は大好き!
見た目など気にしないで家臣に欲しいと考えていたので俺はすぐにその場所に向かう事にした。
さてとどんな人物なのであろうなと楽しみにしていると遠くから火の手が上がっているのが確認できたがあの上がり方は戦国時代に嫌になるほどに見ていた。
「殿!これはまさかと思いますがこの先に村があり・・」
「山崎長徳、間違いなく襲撃をされているな。すぐに向かって確かめるぞ」
それを伝えると山崎長徳は御意!と言ってから馬を共に走らせて見に向かった。
そうして向かうとやはり村がある場所に襲撃をされていたのだ。
そしてここで問題が発生した、襲撃をしているのがまさかの官軍しかも旗から見て董卓軍ときました。
おそらくここは義侠徒たちが集まった場所なのであろうなと感じ取りそして一気に殲滅するために軍勢を派遣されて来たのかと感じていた。
それにしてもあまりにも酷い・・・普通に考えてここまでするのかと思うが何か裏がありそうだなと分析をしていると山崎長徳がどうしますか、村人たちに加勢でもしますかと言われた。
「そうだな、普通ならそうしたいが今は敵が多くて無闇にその数を増やすのは良くないから様子見でも・・・山崎長徳が部隊を率いるなら単身で突撃をするが」
「作用ですか、そんな危険な真似はやめて・・・うん?あれはもしかして!」
そう言う山崎長徳の視線の先には噂になっていた黒髪の少女とそうしてその隣には俺の家臣がいた。
「この外道共!!朝倉輝広様の一番最強の家臣!脇坂安治が朝倉輝広様に代わって天誅をしてやる!!掛かって来るがいい!!その首をはねて朝倉輝広様に献上してくれるわ!!!」
「安治殿!流石の意気込みです。残念な事にその朝倉輝広殿は知りませんが」
「愛沙殿!心配をしなくても朝倉輝広様の素晴らしさを助け出した村人たちと一緒に教えますので!!」
脇坂安治、その〜褒めてくれるのは嬉しいけど恥ずかしいから控えめにしてくれないかと内心で恥ずかしがっていたが山崎長徳がこれで戦うしか道はなくなりましたなと話しかけてきた。
そうだな、大切な家臣を見捨てることなんて出来ないからなと思いで刀を抜いて走り出した。
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拙者の名前は脇坂安治、朝倉義景様に仕えている朝倉輝広様の一番の家臣でありそしていつかは朝倉輝広様の右腕となる者だ!
朝倉輝広様から応戦要請がきたので俺は真っ先に一番槍をする為に単独にこの世界に来たのは良かったが迷子になってしまった。
その時にとりあえず歩けば何か見つかるとして歩いていた時に変な格好の山賊たちに襲われている少女を見つけて朝倉輝広様に褒められるためにもすぐに助け出したのは良かったが。
その者が関羽と名乗って俺は頭でも打ってしまったのだなと話を合わせてあげることにした。
すると真名と言う大切な名前がある制度にも驚きながらも共に行動をしていた。
それにしても関羽と名乗るだけに少女にしては強いと感じていたが本来ならば立派な顎髭を伸ばしている男性なのであろうなと感じ取りながらもこの世界が後漢だと言う事に気がついてから考えを変えた。
あれ?もしかしてここって本当に後漢末期、三国志の始まりなのかと感じるようになり共に旅をしている関羽殿を見る目を変えた。
その後に変な宗教みたいな格好した者たちが拙者と関羽殿に攻撃をしてきて撃退したりとして真名も貰い受けたので拙者は真名はないにせよ、気軽に下の名前、安治でも構いませんよと伝えておいた。
そんなある日に西涼で大きな乱れが起きていると噂を聞きつけてその西涼にたどり着くと西涼が混沌な状態になっており少しでも状況を良くしようとして行動を始めたのは良かった。
そうやって多くの難民たちに集めて大きな村または小さな町を作り出したのは良かったがその場所を知られてしまったのか軍勢を派遣されてしまった。
明らかに劣勢なのは認めているがそれでも多くの民を見捨てたとなれば殿に会わす顔がないとして仮に討ち死にしようとも殿の家臣として立派に死ねたと言う為にも関羽殿・・・いいや、愛沙殿と二人で防衛していた。
お互いにあまりの数の暴力で息が上がってきてそろそろやばいかと思っていた時に敵軍の背後から騒がしい声が聞こえてきて何だと思っていたら・・・
「安治!!良くぞ、持ちこたえてくれた!流石、俺の家臣だ!絶対にこの戦を乗り切ろうぞ!!」