こういう内容の小説増えてくんねえかなあ(願望)
まあ増えたら増えたでこの世の"終わり"か…
感想欄に、みんなのおすすめする尊厳破壊小説を書いてくれよな!


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はい!自分のことを正義だと信じて疑わない人間を返り討ちにして、生まれてきたことを後悔させてやるのは気持ちがいいです!

 

 

 石畳に照り返す昼下がりの太陽が、王都の活気をいっそう引き立てていた。大通りの喧騒から少し外れた、レンガ造りの建物が並ぶ裏通り。そこには、王都の華やかさとは無縁の、淀んだ空気が漂う一角がある。

 

 

「へへっ、お嬢ちゃん。そんなに怯えんなよ。ちょーっと通行料(おカネ)払ってくれりゃ、すぐに済む話なんだからさ」

 

 

 壁際に追い詰められた少女の前に、三人の男たちが立ちふさがっていた。

 先頭に立つのは、顔に大きな傷跡がある下っ端風の男だ。その背後には、巨大な棍棒を弄ぶ大男と、いかにも狡猾そうな小柄で痩せぎすの男が控えている。

 

 

「や、やめてください……! これは、病気のお母様のために買った薬なんです……!」

 

 

 少女は震える手で、大切そうに小さな小瓶を抱えていた。

 王都の路地裏にはびこる小悪党―――ドブネズミ、などと揶揄される彼らにとって、弱者の事情など知ったことではない。むしろ、その絶望に歪む顔を見ることこそが、彼らにとってのちょっとした娯楽だった。

 

 

「薬だぁ? そんなもん質に入れれば、俺たちの今夜の酒代くらいにはなるだろうよ。ほら、さっさと寄こしな!」

 

 

 男が汚れた手を少女の肩にかけようとした、その時だった。

 

 

「―――おいおい。昼間から情けない真似するなよ、おじさんたち」

 

 

 路地の入り口に、一人の青年が立っていた。

 背中には使い込まれた革の鞘に収まった長剣。着古したマントを羽織っているが、その佇まいには隠しきれない凛とした空気が宿っている。

 

 

「あぁん? 誰だてめぇは。部外者はすっ込んでろ!」

 

「通りすがりの……お節介だよ」

 

 

 青年―――【勇者】は、ふっと口角を上げた。その余裕のある態度が、男たちの神経を逆撫でする。

 

 

「おう兄ちゃん、いい歳して正義の味方ごっこかよ? ここは騎士団の巡回も来ねえ場所だ。ここで袋叩きにされて転がってても、誰も助けちゃくれねえぞ!」

 

 

 大男が威嚇するように棍棒を地面に叩きつける。

 だが【勇者】は一歩も引かない。それどころか、呆れたように溜息をついて見せた。

 

 

「助けが必要なのは、俺じゃなくてあんたたちの方だと思うけどな。今なら、その子に謝って消えれば見逃してやる。どうする?」

 

「……殺せ! この生意気なガキをぶちのめせ!!」

 

 

 リーダー格の男が叫ぶ。大男が唸声を上げて突進し、重い棍棒を振り下ろした。並の人間なら一撃で粉砕される一撃。しかし、それでも【勇者】は動かない。

 

 

 ドオォォォン!

 

 

 衝撃音が響き、路地の土埃が舞う。

 大男はニヤリと笑ったが、その表情はすぐに凍りついた。

 

 

「……ウソダロ?」

 

 

 【勇者】は、振り下ろされた棍棒を左手の人差し指一本で受け止めていた。指先で添え、攻撃の軌道を完璧に逸らしていたのだ。

 

 

「……悪いな。あんたの攻撃、遅すぎてあくびが出るよ」

 

 

 【勇者】は鞘の石突きで、大男のみぞおちを軽く突いた。

 それだけの動作で、巨体はまるで大砲で撃たれたように吹き飛び、ゴミ捨て場の木箱へと突っ込んでいった。続けて、ナイフを振りかざしたチビの男も軽くあしらい、路地の壁へと叩きつける。

 

 残るはリーダー格の傷跡のある男一人。【勇者】は剣を抜くことさえせず、静かに男を威圧した。

 

 

「二度とこの子の前に現れるな。……わかったか?」

 

 

 圧倒的な力。男は顔を歪め、ガタガタと身体を震わせている。

 【勇者】は事態が収束したことを確信し、緊張を解いた。彼はへたり込んでいた少女の方を向き、安心させるように、この上なく優しく、温かな笑みを浮かべた。

 

 

「もう大丈夫だよキミ。怪我はないかい?」

 

 

 少女はその微笑みを見て、息を呑んだ。彼の顔に見覚えがあったのだ。数年前、王都を挙げて行われた凱旋パレード。遠くの観衆の中から背伸びをして必死に見た、あの輝かしい英雄。魔王を退け、世界に平和をもたらしたとされる伝説の男。

 

 

(この人……あの時の……)

 

 

 確信が少女の胸を震わせる。今、自分を助けてくれたのは、物語の中の存在だと思っていた本物の英雄なのだ。安堵と感動が、漏れ出るような声となって唇からこぼれた。

 

 

「ゆ、勇者さま…?」

 

 

 その言葉が届いた瞬間、【勇者】の微笑みが一瞬だけ、誇らしげに深まったように見えた。救世主の降臨。少女にとって、世界は希望の色に塗り替えられた――はずだった。

 

 

「うざい」

 

 

 ドゴォッ!!

 

 

 重く、鈍い衝撃音が路地裏に響き渡った。

 少女の視界の中で、自分を守るように立っていた【勇者】の体が、不自然な角度に折れ曲がって宙を舞った。

 

 

「え……?」

 

 

 何が起きたのか理解できなかった。

 さっきまでガタガタと、恐怖に震えていたはずの男が、無造作に振るった拳。それが【勇者】の顔面を真っ向から捉えていた。

 レンガの壁に激突し、崩れ落ちる【勇者】。その瞳からは先ほどまでの知性が消え、白目を剥いて痙攣している。陥没した鼻からだらだらと血が流れて、鎧と石畳を真っ赤に汚している。

 

 

「騎士だか冒険者だか勇者だか知らねえがな……この俺様に説教垂れやがって。気持ち悪いんだよまったく。反吐が出るぜ」

 

 

 男は【勇者】の頭に唾を吐いた。先ほどまでの怯えた表情はどこにもない。そこにあるのは、底知れない冷酷さと、他者の正義を嘲笑うような深い悪意だけだった。

 

 

「な、なあリーダー。やりすぎじゃ…」

 

「黙ってろ。こいつ、バカみてえに格好つけやがって、俺に背中見せたんだぜ? そんなの殺してくれって言ってるようなもんだろ…」

「…バカのわりには結構身なりがいいな。持って帰って身ぐるみ剥いじまうか。おいノッポ、そこで伸びてねえでコイツ運べ」

 

「ウゥ……ワカッタ。オレハコブ」

 

 

 男は動かなくなった【勇者】の頭を、ゴミ屑でも払うように足蹴にした。勇者の象徴であったはずの聖剣が、石畳の上でカランと虚しい音を立てて転がる。

 

 一瞬前まで、そこには希望があったはずだった。正義が勝ち、悪が去り、物語は大団円を迎えるはずだった。

 

 

「さてさて……邪魔者は消えたな、お嬢ちゃんよう?それでどうするんだい?金は?」

 

 

 男が再び、少女へと歩み寄る。

 今度の足音は、先ほどよりもずっと重く、逃れられない死の宣告のように響いた。

 

 

「あ、あぁ……」

 

 

 少女の手から、大切に抱えていた薬の小瓶が滑り落ち、石畳の上で無惨に砕けた。

 母を救うための唯一の希望が、泥水に混ざって消えていく。

 

 少女は、もう叫ぶことさえできなかった。

 目の前には、自分を助けてくれるはずだった勇者が無様に転がっている。

 差し伸べられた手は届かず、微笑みは暴力にかき消された。

 

 絶望。ただそれだけが、冷たい路地裏の影となって、少女を飲み込んでいった。

 

 




・【勇者】
本名 アレン
勇者。物語の主人公。
数年前に魔王を倒した。強い。
ボコボコにされたあと女みたいな顔をしてる(ツラがいい)っていうので売り飛ばされた。
変態貴族と毎日らぶらぶ尊厳破壊。

・少女
本名 エリカ
少女。年齢↑18。
病気のお母さんを治すため薬を買った帰りに、ぬるっと人生終了した。
このあと小悪党たちと合意なし閉じ込め責め苦ひどい下僕屈辱回し畜えっちして尊厳破壊。

・お母さん
薬を飲めず娘も帰ってこない可哀想な人。病気が悪化して尊厳破壊。

・小悪党たち
小柄なチビガリ兄とカタカナ語しか喋れない棍棒ムキムキ大男な弟。二人は仲良し。
仲良く少女を尊厳破壊。

・小悪党たちのリーダー
オラッ尊厳破壊パンチ!!

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