Fate/eastan phantasm   作:Astrad

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時系列確認したら閃いてしまった。後悔はしていない。


そして冒険へと至る

 あれから三年が過ぎ去った。結論から言えば、まだ私たちは幻想郷へ移住することが出来ないでいた。あの後、早苗による説教が行われた後に判明した事実として、私が眷属となったことで神奈子様の存在強度が増したという事だ。神奈子様に効果が出たのであれば、諏訪子様にも効果が出る可能性が高く、私は神奈子様だけではなく諏訪子様の血を受け入れることになったのだ。

 

 結果としては成功し、諏訪子様も存在強度が増したようで100年ほどは寿命が延びたと仰っていた。私も地属性を手に入れ、魔術回路の質向上や呪術や黒魔術系統の適性が上昇したので成功といえるだろう。

 

 ただ、根本的な解決策となる幻想郷の移住に関しては未だ行き詰っていた。まず1つ目は、理論を解釈するのに東西双方の魔術理論が必要なことだ。東洋の魔術、法術だったりは諏訪子様や早苗が対応できるが、西洋系統に関しては私以外に対応できるものがおらず、結果として時計塔に籍を入れることになった。まあ、時計塔には高速思考と分割思考、そこに先生から頂いた疑似人格の術式理論をインストールした人形を送ることで今までよりも高精度の受講を行うことが出来るようになった。

 

 一応、エルメロイ教室に所属しながら降霊科と考古学科にも籍を置かせていただいている。余談だが、カルマグリフ先生には研究の対象的な目線もあるが好意的に接されているのに対して、降霊科のロードたるルフレウス翁には母が原因であまりよく思われていないからか期待されているからか、課題のチェックが厳しい。もしよく思われていないとしたら、母か聖堂教会のどっちが原因なんだろうか。もしくは、マキリの家を襲撃したことを嗅ぎ付けられているとか...?

 

 そして、2つ目はリソース不足だった。マキリの盃を諏訪子様に解析してもらったが、諏訪子様なら問題なく扱えるとのことだった。しかし、これだけでは必要量の半分ほどしかないようだ。そうなると、第六次聖杯戦争が開催されることを願うか何らかの魔力資源を入手する必要が出現してしまった。これに関しては、母の伝手で依頼されるようになった聖堂教会からの死徒退治依頼による報酬としての金銭や情報・資源などをもらうことで着実だが進んではいる。

 

 余談としては、母の伝手があったのが埋葬機関だった為に全体への情報共有が行われず、結果としてアジア中心で死徒の目撃例が低下・目撃されても代行者が到着する前に既に祓われているという奇妙な事象が発生したことになり、埋葬機関に調査が依頼された。その結果、局長がノリノリで殺しにかかって来た。何とか引き分けにはできたけど。しかも最近は局長が連れてきたとかいう新人を育てろとか無茶ぶりしてくるし!あの人、私が外部協力者なの忘れているのかなぁ...?

 

 とまあ、そういった事があって今のところは諏訪に居ながら時計塔で学び、頻繁に聖堂教会へ出向き、数は絞っているが護符だったり礼装だったりの制作を請け負う多忙な暮らしを送っている。高校生で時計塔の学生で聖堂教会の代行者擬きで諏訪の神々の眷属とかいう属性の山盛り状態だが、高校を今年になってようやく卒業するから少しはましになるはずだ。

 

 ちなみに、私は既に時計塔に通っているから進学はせず、職人を表の稼業にするつもりだが、早苗は地元の大学の工学科に進むことになった。早苗は私と違って理系にかなり偏っているので大学での学びは充実したものになるだろう。余談だが、今年の正月はセンター試験の追い込みで忙しかった早苗に代わって暗示と変装術で巫女をやり通しました。諏訪子様と神奈子様はそれを見て笑っていたけれど!!

 

 とまあ、そんな感じで幻想郷に行く為の準備をしながら時間は過ぎ去っていく。梅雨に入ったころ、母の知り合いでもあり私の表の稼業の最大のお得意さんでもある両儀幹也さんから、客人用の衣装の作成依頼が届いた。




 紫音の表の顔は職人です。洋の東西を問わず帽子から靴まで作っているので知る人ぞ知る職人扱いされています。

高速思考・分割思考>前世からある程度の素養はあったものを、魔術回路の補助を使ってモノにした感じ。4つが限界。
 
エルメロイ教室>干渉器を手に入れたことでフラットと邂逅してしまい、色々と問題を起こしまくり、時には鎮圧に全力を尽くしすぎる為、ロードは紫音謹製の胃薬を手放せなくなっています。何ならたまにシエルも遊びに来るようになったのでロードもライネスも胃薬を友としています。最近は、カルマグリフさんも3種の悪魔に胃を痛めているらしいですよ。

 間桐邸押し込み強盗>実は、これの影響で再び姉妹として歩んでいる人が、現在冬木の管理者代行を行っています。

 埋葬機関>新人(シエル)を押し付けられていて苦労しながら教育しています。魔術の知識とかは某吸血鬼のおかげであるので戦闘面を全力で叩き込んでいます。今は戦闘経験や技術の差で勝利を収めているがだんだんと危うくなっているところ。
 ちなみに、彼の討伐した死徒二十七祖はべ・ゼ。相手の剣技をしっかりと吸収し、撃ち滅ぼしました。彼女に教え込んでいるのはべ・ゼの剣技を中心に徹底的な生存戦略と駆け引き。現在原理血戒の組み立て中。後1,2年はかかるかな...?

 「主に対して敬意はありますが、今生にて私は既に信じるべき神を持っています。故に、私は教会に入るべきではないでしょう」とのことで外部協力者の立場にいます。ナルバレック局長はそんなの関係なしに正式に入って欲しかった様ですが、拒んだ結果としての外部協力者。もし入っていた場合は、シエルの能力の成熟を待って第七位を譲り渡していたでしょう。

ジェスター、どうしたい?

  • 即落ち
  • 逃走成功!
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