Fate/eastan phantasm   作:Astrad

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取り敢えずかけるところまでは書いてみます。
尚、今回殆ど独白です。


かくして私は生まれ落ちた

1989年、この世界で生まれ落ちた時、私は何が起きたのかわけが分からなかった。

 

 何せ、私が持っていた記憶というのはつい一瞬前まで大学生をやっていた記憶とおぼろげながら持っている捨てられ、拾われたこの体の記憶だったからだ。

 

それが気が付いたら幼児の体になってしまったのだから驚きだ。

唯一幸運なことがあるとするならば、私を拾い上げた人間が冠位魔術師 蒼崎燈子であったという事だろう。

 

 彼女のことは少し知っていた。空の境界にて伽藍の堂を経営する魔術師にして人形遣い、FGOに登場することはなくてもstay nightにおいて重要なアイテムを作成した者、彼女に拾われたという事は私にとっての幸いであったのだろう。

 

 更に幸運なことは、彼女が私の存在の変質に気づき、理解者となったことだろう。彼女曰く、私は根源の渦を通り抜けてきた...かもしれないらしい。彼女ですら理解できないのだから私には理解できないことだろう。

 

 彼女は私の師となり、魔術の知識を授けてくれた。新たなる知識は私の脳髄に浸透し私の知識欲を満たしてくれた。

 

 しかし、それは長くは続かなかった。

この世界で小学校に入学した頃、彼女は手紙を残して姿を消した。

 

曰く、封印指定の執行者に居場所を特定されたから旅に出るとのことだ。

そして、一人暮らしが始まった。

 

 小学生としての生活は退屈の一言であった。小学校で学んだ範囲なんてものはとうの昔に学び終えているのだから。授業中は気配を隠して学術書と小説を読み漁り、たまにある授業参観や保護者会などでは暗示を用いて母がいるように周囲に見せかける。そして、家に帰れば魔術書を翻訳しながら読み解き、己の血肉と変える。

 

 そんなある意味では充実したようで充実していない一人ぼっちの虚ろな生活。しかし、彼女がすべてを変え、私に新たな出会いをもたらしてくれた。

 

 東風谷早苗。私のようにクラスに馴染めずとも年不相応なほどに利発でどことなく神秘の香りを秘めた少女、そして宗教家。 彼女は神様が見えるらしく、そのカミサマとやらの話を周囲の人間にするせいでクラスに馴染めなかった。

 

 当然、私も訝しげに思ったが彼女から漂うその香りは紛れもない神秘の香り。故に私は彼女と距離を縮めることにした。しかし、思った以上に彼女と話すのはとても心地よく、二人とも神秘に触れるものとして、話が弾み、いつしか打算抜きで親しく話すようになっていった。そのうちに私たちの距離は縮まり、やがて私は彼女の家に招待された。

 

そこで出会った2柱こそ、私の2度目の生に意味を与え、新たな知識と技を授けてくださった方である。

 

「八坂神奈子」

世間にはタケミナカタの名にて知られている神であり、軍神のみならず多くの側面を持つ。私に武を授けた父のごときお方であり、私に道を授けたものである。

 

「洩矢諏訪子」

洩矢神、あるいはミジャグジ様として知られる神であり、地母神であり祟り神でもある神。加奈子様が父のごとき方であれば諏訪子様は母のごとき方であり、私に呪術や神道の系譜の技を授けてくださった方である。

 

 かのお二方、そして彼女がいなければ私はとうの昔にこの国を出て世界の神秘を探し求める旅人になり、より強い力によって殺されていたであろう。されど私は二方のおかげで己を見つめなおし、立ち止まることが出来た。

 

 私は教えを請い、早苗と共にお二方から多くのことを学び、そして高めあうようになった。

そして早苗と共にいることが多かったからか彼女の両親たちにも大変親しくしていただいた。

中学2年生になるころには、このまま彼女と共に生きていくことが出来れば人として一生を終えることが出来るだろうと、この衝動を捨てて生きていくことが出来るだろうと思っていた。

 

 諏訪子様が眠りにつくまでは。

 

 諏訪子様は肉体が信仰と神秘によって形づくられていているために神秘と信仰の減少の影響を受けやすい。それによって肉体を保つために眠りによくことが多くなっていった。それは次第に増えていき中学3年生になるころには1日のほとんどを眠りに費やすようになった。

このままいけば、諏訪子様は遠からず消滅してしまうだろう。

 

 それゆえに、私は神秘の塊、聖杯を求めた。




 空の境界に入る前に蒼崎燈子に拾われた主人公、ちなみに空の境界組からは認知自体はされていて、黒桐は彼の存在まで見つけてしまっているので式と相談のうえで両儀の家で引き取ろうかと打診しようとしたことがありますが主人公に断られました。一応は定期的に手紙をやり取りしたり東京に出向いたときは泊めてもらったり剣の稽古をつけてもらうぐらいはしてもらう関係になっています。

もし両儀の家に引き取られていた場合、末那の側仕え兼兄貴分みたいな立場になり、冒険あたりで暇乞いして時計塔に行き、エルメロイ教室に入っていたでしょう。

前話で述べられている死徒狩りはもうちょっと後に始まります。

以下余談

 彼が諏訪子様たちを見ることが出来たのは彼が一度死んでいることにより肉体の質が幻想に寄っているからです。ちなみに、肉体の性能としては劣化シエルぐらいの性能はあるけど若く経験不足なためにサーヴァントと戦うとジリー・プア―。

 幻想郷に行ったら地底の鬼たちと毎日のように殺しあうので一瞬で成長します。その代償として、自分の持つ力を出して正面から戦う戦士なので鬼たちに好感を持たれ、嫉妬した早苗が地底に乗り込み大暴れ、そこに霊夢が鎮圧しに来て毎日のように争乱が起きているでしょう。

ちなみに、学校ではずーっと2人でいちゃついている結果として周囲に距離を置かれているという側面もあったり...

ジェスター、どうしたい?

  • 即落ち
  • 逃走成功!
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