とある少年の大地結晶【アースクリスタル】 作:えりー
大覇星祭を終え帰宅した一方通行、打ち止め、そして気絶している紫苑
黄泉川はまだ帰ってきてなかった
「はぁ楽しかったー‼︎ってミサカはミサカは歓喜に溢れてみる‼︎」
打ち止めはそう言うが、一方通行は浮かない表情だった
「………ミサカ疲れたから寝るね‼︎ってミサカはミサカは部屋にゴー‼︎」
そんな空気を読み取ってくれたのか、打ち止めは部屋に向かった
「……………」
一方通行は自室に行き、紫苑を寝かせた
そして黄泉川が帰るのを待った
「ふぅ…肩が折れたじゃんよ〜」
黄泉川は肩を回しながらリビングに入った
だがリビングには先客がいた
「ん?一方通行」
一方通行がソファに座っていたのだ
「こんな時間まで起きてたのか?ご飯はちゃんと言っておいたはずだけど?」
黄泉川は徹夜まで仕事をしていたのだ
一方通行はその徹夜まで待っていた
一方通行はギロリと睨むように黄泉川を見た
「そんな小せェ事じゃねェ。俺が聞きたい事があるからテメェを待ってたンだ」
「何じゃん?」
黄泉川はまだ予想はついていないようだ
そんな黄泉川に、一方通行は問いた
「紫苑が第三位という事をキッチリ説明してもらおォか」
窓のないビル
そこには、ビーカーに入っている人間と、そのビーカーの横に立っている、人間がいた
「………」
『これを見て動じないとは、昔の君はどこにいったのやら』
アレイスター=クロウリーは葛城嶤を横目に見て呟いた
対して葛城は表情を崩さなかった
その顔には、何の感情も篭っていなかった
”人形”のように…
『この行動によってあいつの進行が速くなった。どうやら封印が解かれるのは速くなりそうだ』
「………それがどうした」
葛城が初めて口を開いた
だがその声は低く、冷徹なものだった
『分からないか?……いや、興味ないと言った所か』
「一方通行は
『何を言っている。あの少年は重要な一部だ』
アレイスターは即答した
葛城はアレイスターを見た
『いや、もっと細かく言えば…”中身”がな』
「……」
『あの力は世界を滅せれる…そう言ったのは君ではないか。その時私は思いついた。その力のサンプルは、私の計画にもっと近づくと』
「………覚えがない」
『フッ、そうだったな…今の君には”記憶がなかったな”』
そう言い、アレイスターは画面に目を移した
葛城はそんなアレイスターを横目に見て、退室した
「……南雲…紫苑」
葛城は頭を抑え、そう呟いた
「……紫苑……南雲……」
紫苑の名前を連呼している
まるで何かを呼び起こすように
「……大地、結晶」
「……大地結晶?」
はい、タイトル詐欺ですね
すみません結構空きましたね
(^_^;)
さぁて…まだ葛城の謎は深まるばかり……ハッ
そうだ、あとがきは次回予告だった…‼︎
という訳で↓
黄泉川に告げられた紫苑が第三位という理由
一方通行はそれを聞いて、過去の自分と重ねてしまった____
次回「第一位と第三位」