とある少年の大地結晶【アースクリスタル】   作:えりー

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少年こと南雲紫苑は葛城嶤に学園都市という所に連れてこられた

そして自分の能力を知る


少年は力を把握する

「今日からここが、紫苑の家だ」

紫苑はある部屋に通された

そこは真っ白な空間で、ベッドと本棚、机しかなかった

「…ここが?」

「ああ、少なくて悪いな」

紫苑は先程学園都市に入った

そしてこの研究所に通された

「実はこの後、お前の能力測定【システムキャノン】が始まる。後からでもいいが…。今すぐやるか?」

「…………やる」

紫苑は少し間を開けて返事した

「よし、じゃあこっちだ」

葛城は紫苑を手招きして部屋から出て行った

 

 

 

「ここだ。この中心に立って測定する」

紫苑はある空間の中心にいた

「まぁ、初めてだしまだ制御出来てないからここなんだが…」

紫苑は最初戸惑っていたが、すぐに落ち着いた

何故かこの空間が安心する

「………おーい、しおーん?」

葛城の言葉にハッと帰る紫苑

「な、なんですか?」

「お前聞いてなかったな。まずは落ち着いて能力を発揮してくれ」

「お、落ち着いて…?」

紫苑はまた困惑した

今この空間とあの指令等?を合わせて人数は紫苑と葛城。それと後の三人の研究員がいる

紫苑はあの惨状を起こしたくない

落ち着いて…落ち着いて…と唱えるように呟く紫苑

落ち着いた時だった

 

『化け物‼︎』

「ッあ…‼︎」

紫苑は思い出してしまった

実の母親から言われた事を

「ぅ…ああ…ッ‼︎」

「紫苑?」

葛城は紫苑がおかしいと気づいた

そんな葛城に、ある情報が伝えられる

「か、葛城教授‼︎能力数値が格段に上がっています‼︎」

「なんだと‼︎…ッ‼︎⁉︎」

葛城達はある衝動に襲われた

ガタガタガタガタガタガタゴゴゴゴゴゴゴ‼︎と、地面が揺れている

いや、これは

「‼︎今すぐ紫苑を止めろ‼︎」

「ああァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼︎」

紫苑が空間に響き渡る叫びを発した

それだけで、揺れが大きくなる

研究員は紫苑を止めるべく、最終手段に出た

「葛城教授‼︎あの子を止めるにはこれしか…‼︎」

「⁉︎…くっやむおえん。やれ‼︎」

研究員はある機械を紫苑に向けた

そしてキュウウウウと何かが凝縮され

撃たれた

「ッ⁉︎あ、があァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼︎」

紫苑は絶叫し、数分したら意識を失った

そして、揺れも治まった

「…す、数値が下がっていきます…エネルギーも…安定して…」

「ハァ…ハァ…な、なんという事だ」

葛城は驚愕に包まれていた

葛城は一人の研究員に紫苑を部屋まで運ぶよう命じた

葛城は吐き出すように呟いた

「……この力は、世界を滅ぼすぞ…ッ」

 

 

 

 

「………ぁ…うう…」

紫苑は目を覚ました

紫苑は辺りを見渡し、自分の現状を確認する

(……また……だ)

そんな紫苑に、葛城が来た

「紫苑。単刀直入に言う」

 

葛城はキッパリと言った

「お前の能力は、世界を滅せる」

「………え?」

八歳の紫苑でも理解出来た

「な、何で…」

「落ち着け。まだ俺の話は終わっていない」

紫苑の肩を掴み、葛城は続ける

「いいか。確かにその力は危険だ。だがそれ以上に世界に役立つ事もある。だから」

「…だ、から?」

 

 

「これからお前に苦しい試練が待ち受ける…。断るなら今だ。それでもこの力を制御したいか?」

苦しい試練

つまり痛い

だが紫苑は関係ない

皆を傷つけさせたくない

紫苑は

「…そんなの、いいよ。僕はこの力を…制御したいんだもん。その為に来た、んだから…」

決意した

葛城はフッと笑うと

「さて、じゃあお前の能力に名前を付けるか」

「…名前?」

「ああ、どうせなら名前があった方が良いだろ?うーん…」

葛城は暫く考えた結果

 

「お前の能力名は大地結晶【アースクリスタル】。大地の結晶だ」

「大地…結晶?」

「ああ、お前の能力は大地。そしてお前はその核の存在と言ってもいい。だからだ。そしてそれを結晶に置き換えて大地結晶。どうだ?」

紫苑はパァァッ‼︎と明るくなり

「うん‼︎」

満面の笑顔で返事した

やっと笑顔を見せた

葛城は嬉しかった

まだ幼い子だが、制御しないとこの学園都市も、世界も滅ぼかねない

だから

 

 

「特訓だ‼︎苦しいがちゃんと耐えろよ‼︎」

 

 

少年こと南雲紫苑

 

 

能力こと大地結晶【アースクリスタル】

 

 

今日から過酷な特訓が待ち受ける

 

 

だが

 

 

紫苑は負けない

 

 

大地結晶を制御する為

 

 

その心を強くする__________




ついに特訓が始まった

過酷な特訓に、紫苑は心折れそうになるが_____

次回「紫苑は心強くする」
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